雪が積もった時、車のワイパーを立てている車、見たことありますか?
皆上げているから同じように上げているという人もいるかもしれませんね!
実はワイパーを立てなければ困る理由があるのをご存知でしょうか?
逆に立てたことで起こる問題もあるのでしょうか?
まとめてみました!
目次
雪の時に車のワイパーを立てる理由って?立てないと何がダメなの?
ワイパーが雪で凍って動かなくなるのを防ぐため
雪が降っては解けてを繰り返しているうちにガラスについた水分が凍りつきワイパーが動かなくなります。
無理に剥がすとワイパーの拭き取り面(ワイパーブレード)が痛み、上手く拭き取れなくなってしまいます。
ワイパーの機構を壊さないため
ワイパーは車に近い部分から「ワイパーモーター」「ワイパーリンク」「ワイパーアーム」「ワイパーブレード」という4つのパーツでできています。
この中でもワイパーの腕から肘部分に当たる「ワイパーリンク」という部分は壊れると修理が必要になる大事な部分です。
凍ったままワイパーを動かそうとするとここが壊れる危険がありますのでその為にもワイパーをあげておくんですね。
大事です!
ワイパーのゴムが固くなって劣化するのを防ぐため
ガラス面にくっついたままでいることでワイパーのゴム部分に日々が入ったりの劣化が進んでしまいます。
少しでも雪、水分の付着を防ぐためにも上にあげておくことが大切ですね!
雪かきの際にワイパーを壊さないようにするため
車に降り積もった雪を雪かきでガガガっと払い落しますよね。
この時ワイパーが下がったままだと凍って動かないワイパーに雪かきがぶつかることになり、ワイパーが曲がったり、大切な「ワイパーリンク」「ワイパーアーム」が壊れてしまうことがありますよ!
あげておくと雪フロントガラスの雪かきも楽になります。
ワイパーを立てたことで起こる問題はある?
上から降ってくる雪の重みでワイパーが折れる?!
折れるまではいかなくても曲がってしまうことは稀にあるようですね。
雪は水分を多く含んでいますので積もっていくとその重量は数十キロを超えます。
折れた人もいるようですがかなりレアケースのようですので、ワイパーの部品が壊れてしまうことに比べたらワイパーをあげておくメリットの方がありますね。
ワイパーの修理費用はいくら?
交換部品名 | 平均価格 | 平均工賃 |
ワイパーゴム | 300~1,000円 | 300~500円 |
ワイパーブレード | 2,000~3,000円 | 200~500円 |
ワイパーリンク | 8,000~12,000円 | 6,000~9,000円 |
ワイパーのゴムが劣化して交換してもらったり、自分で交換したことのある人もいると思いますが、重要な「ワイパーリンク」が壊れてしまうと修理の費用もお高くなりますね。
まとめ
少し面倒に感じてしまうかもしれませんが修理が必要な状態になるよりはずっと良いですよね!
またぐっと冷え込みが強まり大雪警報の出ている地域もありますのでワイパーをあげることを忘れないでくださいね!
あまり知られていませんが、雪用ワイパーという雪をかくのに特化した水分からの劣化に強いワイパーも売られていますよ♪
私は長野県の豪雪地帯に住んでいますが、ワイパーが壊れてしまいガソリンスタンドの立ち寄った時この雪用ワイパーに替えて貰ってものすごく快適で驚いた記憶があります!
雪国によく行く人、住んでいる人は持っておいてもいいかなと思います♪
読んでいただきありがとうございました!