1度起こると心身ともに苦しむことになるのが騒音トラブルです。
生活時間の違いで普通の生活音ですら気になってしまう場合もあります。
騒音の苦情は必ず手紙で伝えましょう!騒音苦情を手紙で上手く伝える書き方、揉めない書き方を例文と共にお伝えします。
逆に自分に苦情の手紙が届いたらどうしたらいいのでしょう?
まとめてみました!
目次
アパートの騒音苦情は手紙で伝える
感情のまま本人に伝えに行ってしまうのは余計なトラブルを増やすだけになってしまいますので苦情は手紙で伝えたいところです。
相手も急に感情的に責められたら素直に受け入れられません。
ですのでお互いにとって穏便に済ませるためにも気になったら溜め込む前になるべく早く伝えるようにして欲しいです。
相手と揉めないための書き方
ポイントは4つあります。
- 感情的にならない
- 端的に分かりやすく書く
- 差出人の名前は書かない
- 聞いてもらえない場合のペナルティーを書く
感情的にならない
自分は騒音で精神的にもイライラしているので感情的にならないというのはなかなか難しいかもしれませんが、この伝え方1つで逆恨みされたり嫌がらせをされたりする可能性が増すようなことは避けたいところ。
そもそも人に迷惑になるかも…という事前配慮ができない人なわけですから、こちらはどこまでも冷静に的確に進めましょう。
最悪警察に介入してもらうような場合、あまりとんでもない書き方、伝え方をすると自分まで注意されかねません。
なんとも腹立たしい話ではありますが、感情的になるのは損です。
端的に分かりやすく書く
長々と事実の列挙をすると相手のボルテージも上がる可能性が高まります。
そして長いというだけで読まない可能性もあります。
何の音に迷惑をしているのか、その部分だけを簡単かつ具体的に書きます。
差出人の名前は書かない
余計にトラブルを拡大させないためです。
書くことで逆恨みされるだけでなく、嫌がらせで更に騒音が酷くなることもあります。
それでは手紙の意味がありませんので書かないことも大切なポイントです。
聞いてもらえない場合のペナルティーを書く
これは警察など仰々しいものではなく「管理会社に連絡します。」だったり「大家に連絡します。」で十分です。
第三者に伝えますよと相手に知らせることが目的です。
それこそ警察だとかうるさくて引っ越すから引っ越し費用を弁護士に計算してもらうだとか膨らませば膨らませるだけ感情的になります。
そして相手の反発心を強くしかねません。
相手が悪いのに!!と理不尽に感じるかもしれませんが、感情に振り回された方が損をします。
具体的な文例
[aside]
〇〇月〇〇日
近隣に住んでいるものです。
突然のお手紙で驚かせてしまいすみません。
生活音に対してお願いしたいことがあり、ご連絡させていただきます。
・夕方の子供の大声、走り回る音
・夜間のドアの開け閉め
・夜間の音楽機器のボリューム
・
・
・
以上ご配慮いただけたらと思います。
なお、大変恐縮ではありますが、改善してもらえなかった場合〇〇(管理会社or大家)に連絡をさせていただきます。
何卒よろしくお願い致します。
[/aside]
いつも時間帯が決まっている場合は時間帯を書くと更に分かりやすいです。
繰り返しますが、大切なことは感情的にならないこと!
「警告!」や「迷惑!」と書きたい気持ちはよくわかります。
ですが自分が強く出れば出るほど事態が悪化しやすいのです。
そのくらい騒音問題はデリケートです。
なぜなら相手は自分の何が騒音と思われているか、迷惑をかけているか自覚の無い場合がほとんどです。
そこに攻撃心丸出しで攻め込んでも事態が良くなるわけがないのです。
自分に苦情の手紙が届いたら?
意外と自覚無く出してしまう騒音があります。
例えば
- 夜間のドアの開閉(車・玄関その他)
- 夜中の洗濯機
- 夜中のシャワー・ドライヤー
- 早朝の掃除機(特に階段)
- 爆音の目覚まし時計
実は夜間、車のドアを閉めるバタン!という音が気になる人は意外と多いです。
何気なく閉めてしまっているかもしれませんが20時過ぎたら気をつけるようにしたいところ。
夜中の生活音は基本迷惑になりますが生活サイクルによってやむを得ない場合もあると思います。
こういう場合、騒音で迷惑だと言われてしまったら管理会社や大家に相談してみましょう。
掃除機をかけている人は自覚が無いかもしれませんが階段にガンガンぶつかる音は意外と響きます。
手紙を受け取って戸惑うかもしれませんが心当たりがあれば改善し、全く身に覚えがなければこちらから管理会社に伝えてもいいと思います。
アパート騒音の苦情を手紙で上手く伝える!揉めない書き方まとめ
実は筆者自身アパート管理をしている大家です。
住民の方から相談されることもありますし、自身が気になるなぁと感じる音もあります。
自分でもできる対策をし、相手にすんなり受け入れてもらうためにも感情的にならないことが大切だと実感しています。
- 感情的にならない
- 端的に分かりやすく書く
- 差出人の名前は書かない
- 聞いてもらえない場合のペナルティーを書く
必ず良い解決に繋がるはずですのでお困りの際は試してみてくださいね。
読んでいただきありがとうございました!