愛はポロポロは、2016年に韓国で放送されたイルイルドラマです。
漁港で働きながら、父と幸せな暮らしをしていた主人公のパンウルは、正義感が強くそれでいて面倒見の良い性格で、誰からも愛される存在でした。
漁港の近くの別荘に来ていたドンジュンと恋に落ち、妊娠が発覚します。
しかし、パンウルの妊娠発覚後に父が事故死、そしてドンジュンとも死別してしまうのでした。
身近な人を相次いで亡くしてしまったパンウルは、ドンジュンの実家で息子と暮らし、BHグループで働くことになり、ウヒョクと出会います。
一緒に働くうちに徐々にお互いの距離が縮まっていく2人でしたが、この2人の間には運命的な事実が隠れていたのでした。
そんな誰からも愛される存在のパンウルには、1%の奇跡でヒロインの恋敵役を演じたワン・ジヘが演じています。
そして、そんなパンウルに惹かれていくBHグループの御曹司ウヒョクには、イルイルドラマの貴公子と呼ばれている、カン・ウンタクが演じます。
またパンウルに恋心を抱きながらも、パンウルとウヒョクの恋を見守ることとなるサンチョルにはキム・ミンスが、またこのドラマの重要人物となってくるチェリンには、モデル出身のコン・ヒョンジュが我儘なお嬢様を演じています。
その外、多くの韓国ドラマで見かける名脇役が脇を固めており、非常に見応えのあるドラマとなっています。
そんな波乱万丈なヒロインを描いたドラマ、愛はポロポロの相関図からキャストと登場人物を画像付きで解説させていただきます♪
目次
愛はぽろぽろキャスト相関図から登場人物を画像付きで総まとめ
出演キャストと相関図をご紹介していきます♪
相関図がこちら♪
※画像をクリックすると大きくなります
引用元:公式サイト
それでは登場人物と役柄をみていきましょう♪
ワン・ジヘ/ウン・パンウル役
BHグループ社員。
漁港で働き、料理人を目指していたパンウルは絶対味覚の持ち主で、一口味見をしただけで、入っている調味料を的確に当てることの出来る実力の持ち主でした。
父親には大学に行くように言われますが、パンウルにとって漁港での生活に幸せを感じ満足していました。
司法試験のために近くの別荘に来ていたドンジュンと恋人関係にあり、パンウルはドンジュンとの子どもを妊娠します。
ただでさえ、ドンジュンとの関係を疑い、良く思っていない父ジャンホに妊娠の事を知られ、言い合いになりパンウルは勢いで家を飛び出してしまいます。
この日、父ジャンホは交通事故に遭い亡くなってしまい、パンウルにとってこのケンカが父との最後のやり取りとなってしまうのでした。
パンウルは妊娠したことをドンジュンに伝え、結婚することを誓いますが、ドンジュンの母スンボクから反対されます。
ドンジュンが自分との結婚を諦め、判事にもならないと絶食しているからどうにかして欲しいとスンボクに頼まれたパンウルは、ソウルにいるドンジュンを訪ねるのでした。
最終的に、スンボクから結婚の許しが出たパンウルは、ドンジュンと結婚します。
父の事故死を経て、やっと幸せな時間を過ごしていた矢先に、ドンジュンが、命を落としてしまうという悲劇に見舞われます。
息子を失ったスンボクの悲しみと怒りを再度受けることになったパンウルですが、無事出産をしドンジュンの実家で暮らしていくことを決めます。
子育てをしながら、食堂で働くという生活をしていましたが、ある時自分が作ったソースがある食品会社によって盗用されていることを知り、その会社に抗議しにいくのでした。
すぐに盗用を認めてもらえず、パンウルは一苦労しますが、その流れでパンウルはその食品会社BHグループの戦略開発部の一員として働くことになります。
パンウルは絶対味覚の実力を発揮し、戦略開発部で多いに活躍していきます。
パンウルは料理の開発の事になると、時間を忘れて夢中になったり、時に本部長であるウヒョクを巻き込んでいきます。
そんな、楽しそうに仕事をしているパンウルは2人の男性を魅了していくのでした。
ある時、パンウルはウヒョクから告白をされます。
しかし、自分の事を何も知らないのにどうして好きだと言えるのかと、ウヒョクの告白を断ります。
そして、ウヒョクから告白されて以降ウヒョクを避けていました。
それでも、アプローチしてくれるウヒョクに徐々に心を動かされていきますが、ウヒョクとの恋も様々な波乱が待ち受けています。
パンウルは、ドンジュンが亡くなった後もドンジュンの実家で暮らし、ドンジュンの両親に実の娘に可愛がられるなど、多くの人を魅了する女性です。
果たして、愛する二人を失ったパンウルは再び愛する人と巡り合い、幸せになることが出来たのでしょうか。
カン・ウンタク/パク・ウヒョク役
引用元:公式サイト
BHグループ御曹司。
自身の母親が会長を務めるBHグループの本部長です。
パンウルの父親と仕事で取引をしており、パンウルの父親の葬儀場所に来ていましたが、弔問するほどの仲ではないと、弔問せずに葬儀場を出るなど、冷たい人間でした。
韓国ドラマでよく見る、真面目に仕事をしない御曹司とは異なり、部下に対しても非常に厳しくミスも見逃さず処分するような冷徹な仕事人間という印象ですが、ある事がきっかけに徐々に優しさが見えるようになります。
ある時、自社店舗のソースを盗用したとパンウルが抗議をしにやってきて、適当にあしらおうとしますが、パンウルのソースを盗用したことが判明し、その後パンウルを社員として雇用するのでした。
ウヒョクはチェリンと付き合っていましたが、本部長である自分に、忖度なく言いたいことを発言するパンウルとは言い合いになることもしばしありますが、徐々にパンウルの事が気になってしまいます。
それは徐々に確信に変わり、パンウルに告白しますが、子どもがいる事実を告げられ、自分の恋を諦めるべきかサンチョルに相談するなどします。
しかしパンウルを諦めることは出来ず、まずはパンウルの息子と仲良くなり、スンボクに交際の許しを請いパンウルに猛アタックするのでした。
それからは、パンウル一筋でパンウルの息子とも絆を深めていくのですが、母親からの反対に直面していきます。
キム・ミンス/キム・サンチョル役
引用元:公式サイト
ウヒョクの秘書。
自身の父親とドンジュンの父親ゲヌンが親しい仲で、別荘をドンジュンに貸したりしていて、ドンジュンとは友人でした。
そのため、ドンジュンとパンウルの事も知っており、パンウルがとてもつらい経験をしていることも知っています。
ドンジュンの実家に間借りしていて、パンウルの事を影ながら支えています。
ある時、ウヒョクから友人の恋の相談の話を聞いたとき、サンチョルはウヒョクがパンウルに好意を抱いていることに気が付き、心にざわつきを覚えます。
そして、サンチョルはウヒョクに諦めた方が良いのではないかと意見します。
ウヒョクの秘書として働きながら、徐々にお店を持ちたいと考えたサンチョルはパンウルに料理を教えて欲しいと頼み、パンウルの元に通うようになります。
サンチョルもまたパンウルに好意を寄せ、名前入りの包丁をプレゼントしようとするなどしますが、ウヒョクとパンウルが恋仲に発展すると、自分の想いを心にしまい、パンウルを近くで支えていきます。
コン・ヒョンジュ/ハン・チェリン役
引用元:公式サイト
BHグループ社員。
医者である父親の一人娘で、自分の気に入らないことがあるとヒステリックを起こすなど非常にわがままに育ってきました。
そのため、父親の再婚相手である継母ヨンスクを母親と認めることが出来ず、反抗ばかりします。
恋人だったサンチョルに、継母であっても仲良くするように説得されると、自分の味方になってくれないと憤慨し、サンチョルに別れを告げるのでした。
そんなある日、事故を起こし人を轢いてしまうのですが、こともあろうかその場から逃げてしまいます。
そして今まで無碍にしていた母のヨンスクに協力させ、自分を守らせようとするのでした。
月日が経ちBHグループに入社すると、本部長であるウヒョクに夢中になります。
しかし、ウヒョクの心がパンウルに向いていることに気が付くと、嫉妬の矛先をパンウルに向けていくのでした。
自分の過ちを正当化し、認めないチェリンですが、果たしてチェリンは罪を償う日が訪れるのでしょうか。
ソヌ・ウンスク/イム・スンボク役
引用元:公式サイト
ドンジュンの母親。
司法試験を控えたドンジュンの周りをうろつくパンウルが気が気ではないほど、ドンジュンの試験合格に全面協力をしています。
司法試験真っただ中の時に、パンウルの妊娠が発覚し結婚しようとする二人に猛反対します。
ドンジュンが結婚を認めてもらえず絶食を決め込むと、息子が苦しい思いをしている時に自分もごはんが喉を通らないと言って絶食して対抗します。
夫になだめられても、自分の意見を曲げようとしません。
そんなある日、ドンジュンが結婚を諦める代わりに、判事も諦めると言い出すと、スンボクはパンウルにドンジュンの説得を頼みに行くのでした。
とうとう折れて、ドンジュンの結婚を許しますが、その矢先にドンジュンが亡くなってしまい、再び悲しみの矛先をパンウルに向けてしまいます。
家族の説得もあり、パンウルと同居を継続し始めると家族の誰よりもパンウルを可愛がり実の娘の様に接するようになります。
キム・ハギュン/ユン・ゲヌン役
引用元:公式サイト
スンボクの夫。
中学教師をしており、パンウルの事も優しく受け入れます。
何かと腹を立ててはプリプリ起こっている妻を、隣で優しくなだめるシーンが多く包容力のある男性です。
パンウルやパンウルの息子、そしてウヒョクを自分の様に可愛がり、パンウルとウヒョクを一緒にさせようかと考えることもあります。
次から次へと起こる問題に、動じることなく皆を支えます。
イ・ジョンス/ユン・ドンミン役
引用元:公式サイト
ドンジュンの兄。
判事を目指していた弟とは異なり、テレビ番組のプロデューサーをしています。
おしゃべりが好きで、なんとかなる精神が強く楽天的な性格をしています。
結婚し、妻と共に実家で同居しますが、妻と自身の母スンボクとの折り合いが良くなく、妻の味方になるかと思いきや、母親にも強く言えず、常に妻をやきもきさせています。
父親譲りの優しい性格もあって、妻の尻にしかています。
キム・イェリョン/オ・へウォン役
引用元:公式サイト
BHグループ会長。
外食チェーンの会長ともあって、クールで頭がキレます。
娘のウギョンには、嫁に出した手前浮気をされても耐えるように突き放しますが、それでも実の娘なので心配をしています。
一方、仕事熱心なウヒョクには信頼を置いていて、良い家柄の娘さんとの結婚を希望しています。
それなのに、ウヒョクは子持ちのパンウルに夢中になってしまい、どうにか二人を別れさせようとします。
その矛先は、幼いパンウルの息子へも向けてしまうのでした。
果たして、へウォンは息子とパンウルの関係を認めることが出来るのでしょうか。
チェ・ワンジョン/チョン・ガンジャ役
引用元:公式サイト
家政婦。
BHグループ会長へウォンの家の家政婦をしています。
見た目も奇抜で、訛りなのか独特なしゃべり方をするので、このドラマの中で非常に目立つ存在です。
パンウルの父、ジャンホと幼馴染で同じ施設で育ちました。
そしてジャンホの事を慕っていました。
また、ヨンスクの過去を知っており、ヨンスクと再会すると過去の事を追求して、ヨンスクの周りをうろつきます。
キム・ヘリ/ナ・ヨンスク役
引用元:公式サイト
チェリンの母親。
ヨンモクと結婚し、チェリンの継母となりますがチェリンに認めてもらえず、なんとか認めてもらえるようにチェリンに尽くします。
悪い言い方をすれば、チェリンの言いなりです。
チェリンがひき逃げ事件を起こしますが、チェリンに母親として認められたい一心で、悪い方向でチェリンに協力してしまうのでした。
一方、誰にも知られたくない過去があり、隠し通そうとしていましたが、自分の過去を知るガンジャと再会し、ヨンモクに自分の過去がバレそうになります。
チェリンがウヒョクに恋をしている時もチェリンの応援をし、ウヒョクの恋の相手であるパンウルにひどいことをしたりするのですが、実はパンウルとは衝撃の関係が明らかになります。
キル・ヨンウ/ハン・ヨンモク役
引用元:公式サイト
チェリンの父親。
韓国大学総合病院、心臓病院長を務めています。
ヨンスクを後妻にするも、ヨンスクを母親と認めず、わがままに育ったチェリンに厳しく接しますが、結局は自分の娘であるため甘やかしてしまいます。
チェリンがサンチョルと交際していた時は、サンチョルとの交際を認めず、そこでもチェリンをヒステリックにさせたりもしていました。
無口で多くを語りませんが、ヨンジャがヨンスクの周りをうろつき始めるようになると、ヨンスクの事を疑い過去のヨンスクの恋の相手に嫉妬するような態度を撮り始めるのでした。
キム・ユンギョン/パク・ウギョン役
引用元:公式サイト
ウヒョクの姉。
BHグループの娘で天真爛漫なところがあり、ミュージカル女優に憧れを抱きつつも、結婚を機会にミュージカル俳優の道を諦めていました。
しかし、夫の浮気を目撃し、離婚しようと考えていましたが、母親から離婚を反対されていましたが、最終的には離婚が成立します。
自分が達成できなかったミュージカル俳優を目指している若者の支援をしたいと、大学に出向いた先でソヌ・ワンと出会います。
教授からソヌ・ワンへの支援を勧められますが、ワンには興味を示しませんでした。
しかし、その後何かとワンと関わるようになり、ワンからミュージカルの手ほどきを受けるようになると次第にワンとの関係に変化が生じていきます。
チョン・チャン/ソヌ・ワン役
引用元:公式サイト
チェリンの叔父。
チェリンの父ヨンモクの弟です。
兄とは折り合いがつかず、歯科医師の免許を持ちながら医師を辞めてミュージカルの道を選びます。
とはいえ、アルバイトで歯科医で働いています。
ある時、支援したいと大学にやってきたウギョンと出会いますが、ウギョンへの印象は良いものではありませんでした。
しかし、ウギョンにミュージカルの手ほどきをしていくうちに恋仲へと発展していきます。
そして、ウギョンと共にウヒョクとパンウルの恋の行方を見守っていくことになります。
カン・ドンホ/ユン・ドンジュン役
引用元:公式サイト
パンウルの夫。
判事を目指し、司法試験の勉強のために訪れた漁港の待ちでパンウルに出会い、恋をします。
パンウルの父ジャンホが亡くなったことを聞き、葬儀に付き添うなど、優しくて純粋な青年です。
パンウルの妊娠を知り、結婚を決意しますが母親に反対されてしまいます。
母親に認めてもらうまで、絶食を決め込みますが、ついに行動を起こし、パンウルとの結婚を認めてもらうことに成功します。
ドンジュンの頑固さは、母親譲りです。
しかし、優しいがゆえに転落事故に巻き込まれ、パンウルとの子どもの顔を見ることなくこの世を去ってしまします。
しかし、ドンジュンの心臓はある男性の元に移植され、それがのちにパンウルを見守っていくことになるのでした。
キム・ミョンス/ウン・ジャンホ役
引用元:公式サイト
パンウルの父親。
自分の娘に苦労をさせたくなく、大学へ行ってのびのびと生活をして欲しいと考えていますが、自分のいう事を聞かないパンウルにやきもきしています。
誰よりも娘を愛し大事に思っているため、友人からパンウルと別荘にきているドンジュンの関係が怪しいという噂を耳にし、パンウルを問い詰めるのでした。
その時はただの友達と聞いていましたが、パンウルが妊娠したことを知ってしまい激高します。
パンウルと言い合いになり、パンウルが家を飛び出すと、いてもたってもいられなくなったジャンホはドンジュンと話をしようと別荘に足を運びます。
そして、ジャンホはチェリンの運転する車に轢かれて、命を落としてしまうのでした。
そして死の間際、パンウルに実は母親が生きていることをパンウルに伝えるのでした。
愛はぽろぽろ全キャストと相関図まとめ
愛はぽろぽろは、イルイルドラマには珍しいロマンチックラブコメディです。
イルイルドラマと聞くと、長い、そして復讐・愛憎劇なイメージがあるので、時間や気持ちに余裕が無いとなかなか観ようという気になれないかもしれませんが、このドラマは、他のイルイルドラマに比べて見やすいドラマだと思います。
また、ホームドラマとも少し異なり、多少の複雑さは兼ね備えているドラマなので、自然と引き込まれていきます。
ヒロインのパンウルが、愛する父と恋人を失って、悲劇のヒロインなのかと思いきや、悲しさをあまり感じさず、子育てと仕事に打ち込む明るい性格であることも、引き込まれていく理由の一つかもしれません。
また、ウヒョクがドンジュンの心臓を移植してから、人間性が少し変わっていき、ドラマ最初の頃と後半とでかなりキャラクターが変化していくのも見所です。
パンウルの恋人だったドンジュンの心臓であるということもあってか、パンウルへの愛情表現はロマンティックでした。
見所としては、パンウルとウヒョクとサンチョルの三角関係ですが、サンチョルがパンウルへの思いを伝えられないで、落ち込んでいる様子はせつなさを覚えます。
また、チェリンの自分の行った事を正当化し、罪を認めず、すぐヒステリックになる性格はかなりイラッとしますが、その中でもこのドラマのシリアスな部分を緩和させるキャラクターが、いくつか登場するので、とても楽しめる作品だと思います。
そんなロマンチックラブコメディ、愛はぽろぽろをぜひご覧ください!!