80年の時を超えて二つの時代をつなぐ運命的な恋を脚本家、監督、OST(劇中挿入歌)と韓国を代表するメンバーが集結して制作されたファンタジー・ラブロマンスドラマです。
容姿は韓流スターに負けじとも劣らない人気小説家ユ・アイン演じるハン・セジュは、ある日、シカゴを訪れそこで韓国製のタイプライターに出会いました。
文学オタクのイム・スジョン演じるチョン・ソルはなんでも屋として空港から荷物を届ける依頼を受けます。
宛先はソルが熱烈にファンであるセジュの自宅でした。
ソルから古いタイプライターを譲り受けるとその日から80年前の日本が朝鮮を合併統治していた時代に日本と朝鮮上層部に反発し独立運動をした青年の夢を見るようになります。
起きてみると自分が書いた記憶のない原稿が目の前にありました。
しかし家に自分以外の気配を感じその気配を探し出すとコ・ギョンピョ演じるユ・ジノは自分がセジュのゴーストライターで、「シカゴタイプライター」はジノが書いたものと自白しますが…
「六龍が飛ぶ」などでの演技緑が認められ若手実力派俳優のユ・アインと「ごめん、愛してる」以来13年ぶりのドラマ出演となる国民的女優イム・スジョン、「恋のスケッチ~応答せよ1988~」に出演し日本のファンを魅了した次世代注目俳優のコ・ギョンピョが集結し前世と現代の3人の恋と生き方をシリアスでかつロマンティックに仕上がったドラマです。
そんなミステリアスなシカゴ・タイプライター~時を越えてきみを想う~の相関図からキャストと登場人物を画像付きで解説させていただきます♪
目次
シカゴタイプライター全キャスト画像付きで相関図から登場人物を総まとめ
出演キャストと相関図をご紹介していきます♪
相関図がこちら♪
※画像をクリックすると大きくなります
引用:公式サイト
それでは登場人物と役柄をみていきましょう♪
ユ・アイン/ハン・セジュ(ソ・フィヨン)役
引用:公式サイト
韓流スターにも負けない人気ベストセラー作家。
書くものすべてがベストセラーになるほど人気の作家ですが、ある日、ストーカーに追い回され事故にあってしまい、そこから1か月もの間執筆できない状態になります。
引用:公式サイト
シカゴで出会ったタイプライターがソルによって届けられ80年前の記憶がフラッシュバックします。
さらにセジュのゴーストライターと名乗るジノが現れ、「シカゴタイプライター」という小説をネットに公開し大反響を呼びます。
しかしセジュは自分が書いた小説ではないことに罪悪感を感じ、自分にはゴーストライターがいることを世間に公表しようと決めます。
引用:公式サイト
しかしこの行動はセジュが世間に対してのパフォーマンスと捉えられ「シカゴタイプライター」の評判はどんどん上がっていくのでした。
なぜセジュはゴーストラーターの存在を世間に公表したにもかかわらず、批判されなかったのでしょうか?
ジノはゴーストラーターではなく本物のゴーストだったのです。
セジュはなぜゴーストが自分の代わりに小説を書いてくれるのか全く見当もつきませんでしたが、小説がどんどん進むにつれ、前世の記憶とソルとジノの存在とが交錯し「シカゴタイプライター」を最後まで書き上げる約束をジノと交わしたのです。
そしてソルの周りに集まる男からソルを守ることも約束させました。
セジュの前世は、1930年代に日本の支配下から「カルペディエム」を拠点にひっそりと独立運動企てる青年ソ・フィヨンでした。
フィヨンは自分が独立運動のリーダーであることとソルの前世であるル・スヒョンに恋心を抱いていたことをスヒョンに内緒にしていました。
日本軍と朝鮮上層部に追いかけられた2人は恋人のふりをして難を逃れます。
いつもは男として扱ってきたスヒョンからキスされて、いつもは冷静のフィヨンも恋心が爆発した瞬間です。
胸キュンと切ないという両方の気持ちを抱かせる2人の演技がたまらなく愛おしいです。
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フィヨンは独立運動が成功したらスヒョンに素直な気持ちを伝えたいのであろうと思います。
前世の切ない結末と現世で約束された2人の恋の行方をお楽しみください。
イム・スジョン/チョン・ソル(リュ・スヒョン)役
引用:公式サイト
文学オタクでハン・セジュの熱烈なファン。
なんでも屋であるソルが空港で依頼を受けた荷物はハン・セジュ宅への荷物の配達でした。
自宅へ入れると思い張り切って配達したものの門の前で門前払いを受けます。
しかしそこに白い大きな犬(キョヌ)が現れ門の鍵が開きます。
ソルはセジュが開けてくれたものだと思い家の中へ荷物を持って行きますがソルは不法侵入者のストーカーとして扱われてしまいます。
ソルはもうセジュのファンを辞めることを決心します。
セジュの家にストーカーが侵入したところをソルが制圧したりその後も、事故にあったセジュをたまたま通って助けたりと偶然が重なります。
ソルは先輩の獣医司の動物病院を手伝うことになり、そこにセジュの因縁のライバルであるテミンが飼い猫を受診してもらうことになりそこからテミンはソルに執筆の手伝いを依頼します。
しかし、テミンの執拗な依頼に戸惑い少し距離を置こうとするソルですがテミンも負けじとさらに近づいてきます。
危険を感じつつも手伝いを続けていたのですが、セジュの助けによりテミンの手伝いをやめることができました。
引用:公式サイト
しかし、ソルはセジュのアンチを決めていたのでセジュの助けにも無言を貫いていたのですが、ある日居酒屋へ2人で行くことになりそこで自分は昔の記憶が残っていることをセジュに打ち明けるのでした。
そこからソルとセジュの昔と今の交錯がはじまります。
コ・ギョンピョ/ユ・ジノ(シン・ユル)役
引用:公式サイト
ハン・セジュの謎のゴーストライター。
シカゴタイプライターのゴーストライターとして突如現れたユ・ジノですが、自分はタイプライターに憑依した幽霊だとセジュに打ち明けるのです。
ジノはセジュに「シカゴタイプライター」を書き終わらせて、ソルを他の男から守って欲しいことをセジュと約束します。
ジノも自分の過去が曖昧になっていてセジュとともに「シカゴタイプライター」を書き進めていくと過去の自分を思い出してくることになります。
ジノとセジュとソルの三角関係が気になりますね♪
クァク・シヤン/ペク・テミン (ホ・ヨンミン)役
引用:公式サイト
セジュの因縁のライバル。
セジュが幼いころから兄弟として共に暮らしてきたテミン。
しかし、セジュの小説家としての才能を超えられない焦りからやってはいけないことをしてしまいます。
デビュー作である「因縁」にセジュとの深い関わりがありそうです。
そして、ソルとの出会いもセジュとの因縁の対決になるとは・・・。
ヤン・ジンソン/マ・バンジン役
ソルの幼なじみであり作家を目指す書店員。
母バンウルとソルと3人で暮らしています。
バンジンは唯一ジノの姿が見えるため、長身かつイケメンなジノに恋してしまいます。
ジノはソルに会いに来ているのを知りソルに嫉妬心を抱きますが、ソルを前世から追い求めていた幽霊だと知るとソルの味方になってくれます。
バンジンとジノの掛け合いはシリアスな内容の中、ほっこりする場面が多いので緊張がほぐれます。
チョン・スギョン/ワン・バンウル役
バンジンの母であり、霊媒師。
年齢を重ねるにつれて霊媒師としての威力は衰えてはいるものの、気配を感じるためジノが最後に頼るキーパーソン的な存在です。
娘のバンジンと同じくらいソルを大切に思ってくれています。
ソルの母親が何年かぶりに現れた時にバンジンはソルに合わせようか迷いますが、ソルの前世の記憶の話から合わせることを決意します。
チョン・ホジン/ペク・ドハ役
韓国文学界の巨匠でテミンの父。
セジュの両親が死んでしまい、セジュの父親と親友であったドハはセジュを引き取ります。
テミンと共にセジュを小説家にさせたかったのです。
2人の師匠となります。
セジュが小説家として成功した後も、父親として師匠としてセジュを心配します。
ドハは自分の子であるテミンと自分の子供のようにかわいがっていたセジュの因縁の関係を知る唯一の人物で2人の間で揺れ動くのです。
チョ・ギョンスク/ホン・ソヒ役
セジュを良く思っていない、テミンの母。
セジュをドハが引き取ったということでセジュの本当の父親はドハではないかと疑いDNA検査までさせてしまいます。
小説家として自分の子のテミンより引き取ったセジュの方が成功してしまい面白くありません。
なんとかセジュを陥れようとするのですが、10年前にテミンが発表した「因縁」という作品の真実をきっかけにどんでん返しがはじまります。
キョヌ役
大型犬の雄で3歳。
ジノが憑依してソルとセジュの仲を取り持つ役目をします。
引用:公式サイト
キョヌはこのドラマの一番のキーパーソン、いやっ、キードッグです。
ドラマでは本当に良い演技をされていて癒されますよ。
シカゴ・タイプライター全キャストと相関図まとめ
1930年代というのは日本統治下の頃です。
激動の時代を生きた前世と、時を超えて出会うべくして出会った2人と2人に会うためにタイプライターに封印された幽霊との3人の関係がただ単に恋の三角関係とは言葉にしてはいけないように思えてきます。
見始めたときはセジュ役のユ・アインの髪型と俺様な性格が気になってしょうがなかったのですが、回を追うごとに時代背景も分かり、その頃には一緒にタイムスリップしたかのようにどっぷりハマりました!
ストーリーはもちろんですが、音楽も脚本も映像もとてもすばらしく見終わった後に余韻を残すドラマですので、一度見終わった方ももう一度見る価値はありですよ。