コーヒープリンス1号店は、2007年に放送され、放送当初から日本でも爆発的な人気となったラブロマンスです。
また、13年経った2020年には「もう一度、二十歳~コーヒープリンス1号店編」という特別番組が放送されるなど、何年経っても人気も話題も衰えないドラマです。
男性に負けず劣らずの性格で、身なりも男性のような服装で過ごしているためよく男性に間違えられている主人公のコ・ウンチャンは、イケメンしか雇わないというカフェ“コーヒープリンス”に男装して雇われることとなります。
以前より何かと因縁のたったチェ・ハンギョルが上司となり、一緒に働くのですが、ハンギョルはウンチャンの事を完全に男性だと信じていました。
しかしハンギョルが徐々にウンチャンを意識するようになり、2人の関係は変化していきますが、ウンチャンが男だと信じて葛藤するハンギョルと、男だと嘘をついて過ごしているウンチャンは、それぞれに恋の悩みが募っていくのでした。
そんな、男装してコーヒープリンスで働くコ・ウンチャンには、アイドルグループ「Baby V.O.X」の元メンバーで、“宮-Love in Palace-”のユン・ウネが演じます。
また、ウンチャンの事を男性だと思いながらも徐々にウンチャンに惹かれていってしまうチェ・ハンギョルにはコン・ユが演じています。
またこの2人と関係の深い、チェ・ハンソンにはイ・ソンギュンが、ハン・ユジュにはチェ・ジョンアンが演じています。
そんなハラハラドキドキな展開なラブストーリー、コーヒープリンス1号店の相関図からキャストと登場人物を画像付きで解説させていただきます♪
目次
コーヒープリンス1号店全キャスト画像付きで相関図から登場人物を総まとめ
出演キャストと相関図をご紹介していきます♪
相関図がこちら♪
※画像をクリックすると大きくなります
引用元:公式サイトから相関図作成
それでは登場人物と役柄をみていきましょう♪
ユン・ウネ/コ・ウンチャン役
コーヒープリンススタッフ。
テコンドー道場で子ども達に教えながら、飲食店の配達をしているコ・ウンチャンは、一見男の子のような服装と髪型で、男性と間違えられることもしばしばありました。
アルバイトの掛け持ちで一家の生計を立てていましたが、ミニョプのせいで職を失い、さらには母親のせいでお金を工面しなくてはならないなど、生活はひっ迫していました。
ひょんなことから知り合った、チェ・ハンギョルから男性だと思われているウンチャンは、ハンギョルの恋人のフリをして(ゲイのフリ)お見合いを潰すアルバイトをすることになります。
そして、ハンギョルがホン社長が営む、王子コーヒーを立て直すことになると、ウンチャンは男性を装って雇ってもらおうとするのでした。
もともと、自分が女性であることを知っているホン社長に、男性として扱って欲しいと頼むのでした。
そうしてウンチャンは、ハンギョルと共に王子コーヒーを立て直すため、コーヒープリンス1号店と改めたカフェで働くことになります。
男の子のように扱われることの多いウンチャンですが、ハンソンは女の子と接してくれます。
ある日、ハンソンに展示会に誘われ、全身コーディネートしてもらいますが、慣れないヒールで転びそうになったところをハンソンに受け止めてもらうのでした。
自分の事を女性として扱ってくれるハンソンを頼りにしていて、お互いに恋愛相談をするなど、ハンソンは良き相談相手となっていきます。
ウンチャンはハンギョルと過ごすうちに、ハンギョルの事が好きになっていきますが、義兄弟の約束を交わしてしまうなどもあって、自分が女性であることを言い出せません。
しかしいつまでも秘密にしておくことも出来ず、ついにハンギョルに自分が女性であることを打ち明けるのでした。
初めはハンギョルに拒絶されるも、ついにハンギョルと交際をスタートさせることになり、ハンギョルと二人で楽しい時間を過ごすのでした。
しばらくして、ウンチャンはハンギョルの祖母から交際を反対されます。
しかし、そのことがきっかけでハンギョルから結婚して欲しいとプロポーズされますが、ウンチャンに家の心配や自分自身の事で悩みがあり、前向きに考えることが出来ずにいました。
そんな時、ハンギョルの祖母から海外で研修を受けてこないか?と提案されるのでした。
自分のために、海外研修に行くことを決断しますが、やはりハンギョルと離れ離れになるのが寂しく感じるのでした。
いざ、研修に行くとなると寂しさを感じ、ハンギョルにストレートに気持ちを伝えるだけでなく、夜にも関わらずハンギョルに会いに行ってしまいます。
何事にも一生懸命で明るく素直なウンチャンは、周りを人間を良い方向に変えていく力があります。
そのため、最初はハンギョルとの交際を反対していたハンギョルの家族をも味方につけてしまうほどの魅力がある女性です。
果たしてウンチャンは無事海外研修を終え、ハンギョルとの交際を完全に認めてもらうことが出来るのでしょうか。
コン・ユ/チェ・ハンギョル役
引用元:公式サイト
コーヒープリンス社長。
裕福な家庭で育ったため、30歳を目前にしても自由気ままに生活していました。
女性関係にもだらしなくいろんな女性と遊んでいますが、実はハン・ユジュに片想い中でハン・ユジュにに対しては、積極的な態度をとれません。
さらには、ユジュはいとこのハンソンと交際していたこともあり、ユジュへの想いは募る一方でした。
ある日、祖母から王子コーヒーを立て直すように指示され、それが出来ないなら車も家も募集すると言われると、しぶしぶコーヒーショップ立て直しのために重い腰をあげることになります。
そんな中、コ・ウンチャンと出会い、ウンチャンと共に奮闘していきますが、ウンチャンの事を男性だと思い込みます。
しかし、男であるはずのウンチャンに惹かれていき、悩んだ末ウンチャンと向き合っていこうと決意するのでした。
イ・ソンギュン/チェ・ハンソン役
引用元:公式サイト
音楽プロデューサー。
ハン・ユジュと交際していた過去がありますが、少なからずユジュへの気持ちは残っていました。
ある日、自宅に牛乳配達してくれているコ・ウンチャンと出会います。
他の人がウンチャンを男性だと間違える一方で、ハンソンはウンチャンを面白い女の子だなと感じていました。
明るくて、人懐っこいウンチャンに気持ちが動きますが、ウンチャンがハンギョルに想いを寄せていることがわかると、ウンチャンとは友達でいようと考えます。
そして、ウンチャンとハンギョルを見守る存在となっていきます。
チェ・ジョンアン/ハン・ユジュ役
画家。
ハンソンと交際していましたが、自身のために海外へ行く決意をします。
自立した女性で、自由奔放に生きるタイプです。
海外へ行き、別の男性と交際していましたが別れて帰国、ハンソンと別れたことに未練を感じていました。
ハンソンとよりを戻そうと思いますが、ハンソンがウンチャンの事を可愛がっているため気になって仕方がありません。
またお互い、気持ちをぶつけ合うことができず気持ちがすれ違ってしまうのでした。
イオン/ファン・ミニョプ役
引用元:公式サイト
コーヒープリンススタッフ。
ウンチャンの妹、ウンセの事が好きで何度もアプローチしますが、相手にされません。
また、ユジュのカバンをひったくりますが、その場に居合わせたウンチャンに阻止されるなど、何かとウンチャンに関わってしまいます。
さらにはコーヒープリンスで働くことになり、そこでウンチャンと一緒に仕事をしていきます。
ウンセの事が好きすぎて、ウンセに強くいう事が出来ず、ウンセのわがままを許してしまうなど、不器用ではありますが優しい一面を持ち合わせています。
またウンセの姉であるウンチャンを慕っています。
キム・ジェウク/ノ・ソンギ役
引用元:公式サイト
コーヒープリンススタッフ。
ルックスが良く、女性からの人気のあるスタッフです。
ワッフル屋の屋台を出していた時、ハンギョルから一緒に働かないかとスカウトされます。
日本語を話すことが出来、日本語を話すシーンがあります。
あまり無駄な話はしませんが、客観的に物事を見ることが出来冷静に対処する能力があります。
また、ウンチャンが実は女である事をミニョプから聞くと、ウンチャンと取引をしたり、ウンチャンとハンギョルの様子を見ては面白がっています。
キム・ドンウク/チン・ハリム役
引用元:公式サイト
コーヒープリンススタッフ。
元々ハンギョルの知り合いで、ハンギョルの事をヒョン(兄貴)と読んで慕っています。
ハンギョルがカフェを出すタイミングで、コーヒープリンスで働くことになります。
有名病院の息子であることで、家を継ぐことを求められていましたが、反発して家出をした過去がありました。
コーヒープリンスでは明るく、可愛い存在で人気を集めています。
ウンチャンとも気が合い、仲良くしていますが、元々知り合いだったハンギョルとウンチャンが仲良くしているところを見て少し嫉妬しています。
キム・ヨンオク/ハンギョルの祖母役
引用元:公式サイト
トンイン食品の会長。
ハンギョルの祖母で、有名企業の会長です。
ハンギョルが所帯を持てば少しは落ち着くのでは無いかと考え、名家とのお見合いをさせます。
いつまでも気ままに生活しているハンギョルを更生するべく、経営状況が良く無い王子カフェをハンギョルに与え、資金を3倍にするように指示するのでした。
ウンチャンとの交際を知ると、激怒して別れさせようとしますが、最終的にウンチャンの人間性が気に入ってしまいます。
パク・ウォンスク/ウンチャンの母役
引用元:公式サイト
ウンチャンの母親。
夫を亡くしてから、ウンチャンが家計を支えてくれていることをいいことに、ウンチャンに頼りっぱなしで、家で内職をするのがやっとです。
生活に余裕がないにも関わらず新しい靴を買ったり、友人に借りた指輪を失くしてしまうなど、ウンチャンを悩ます種でもあります。
ウンチャンに頼ってばかりいることが良いことでないとわかっていても、なかなか自立が出来ないでいますが、ウンチャンが海外への研修を自分のせいでためらっていることを知ると、自分のせいで夢を諦めないで欲しいとウンチャンの背中を押すのでした。
キム・チャンワン/ホン社長役
引用元:公式サイト
コーヒープリンスの社長。
ハンギョルの祖母と昔からの付き合いがあり、コーヒープリンスの前進である王子コーヒーを営んでいました。
服装も綺麗とは言えない服装で、カフェの中も綺麗ではなかった事もあって、閑古鳥が泣いていましたが、ハンギョルが手を加えたことでカフェが蘇ります。
とは言え、社長の座はそのままで、このカフェには社長が2人いることになります。
バリスタの腕前は確かで、ホン社長がいなければコーヒープリンスは成り立ちません。
ウンチャンとも知り合いで、ウンチャンとハンギョルの恋模様をじれったいと思いながら応援しています。
ユン・ジユ/コ・ウンセ役
引用元:公式サイト
ウンチャンの妹。
母親と同様、ウンチャンに頼りきっています。
まだ高校生で、大学へ行くことを望んでいますが、経済面ではウンチャン無しでは生活できません。
ミニョプから猛アタックされていることもあって、ミニョプに強気な態度をとり、強い言葉を浴びせることが目立ちます。
若さゆえか、自身で苦労を経験していないからか、わがままな態度が目立ちます。
ウンチャンがハンギョルと交際すると、自分たちも裕福な暮らしが出来るんじゃないかと勘違いしたりしています。
チェ・イルファ/ハンギョルの父役
引用元:公式サイト
ハンギョルの父親。
息子のハンギョルとは、あまりうまくいっておらず会話がほとんどありません。
自由気ままに生活しているハンギョルに家業を継がせるため、仕事をさせようとしますが、そのたびに衝突するのでした。
ハンギョルの実母と交際をしていましたが、母親から反対されたことで破局していました。
その後、その女性と自身の友人との間に生まれた子どもがハンギョルで、そのハンギョルを引き取り育てていたという事実を背負っていました。
その事実がハンギョルが知ることで、ハンギョルとの関係性も少しずつ変化していくのでした。
キム・ジャオク/ハンギョルの母役
引用元:公式サイト
ハンギョルの母親。
ハンギョルの育ての親で、実際にハンギョルとは血はつながっていませんが、ハンギョルを大切に育ててきました。
穏やかな性格で、義理母のご機嫌を取りつつ、ハンギョルの気持ちを汲むなど、この人無しにハンギョル家族の穏やかな生活は維持できません。
ハンギョルの将来を案じ、義理母の言う通りにお見合いをセッティングするなどもしています。
ハンギョルがウンチャンと交際していることを知ると、義理母同様に反対をしますが、ウンチャンと実際に会って会話したことで、交際を後押しする側に変化します。
イ・ハヌィ/ク氏役
引用元:公式サイト
近所の肉屋。
ウンチャン家族の近所に住み、肉屋を経営しています。
ウンチャンにトイレの詰まりを直してもらうなど、ウンチャンを雑に扱いますが、ウンチャンの母親に片想い中で、ウンチャンの母には良いところを見せようと必死です。
ウンチャンの母親をデートに誘い、告白をしますがなかなか相手にされません。
それでもめげずにアプローチを続けるのでした。
コーヒープリンス1号店全キャストと相関図まとめ
コーヒープリンス1号店は、韓国ドラマの中で何度見ても面白い作品の一つだと思います。
また、ヒロインが女性でありながら男装している設定は、韓国ドラマでは時々見かける設定ですが、このドラマの人気がきっかけで増えてきたようにも思います。
この設定で、ウンチャンを男だと信じていながらも、ウンチャンへの恋心を受け止め、ウンチャンに積極的にアプローチしていく様子は、コミカルな描かれ方と、本当に苦しんでいる様子が混じっていて見応えがありました。
その反面、ウンチャンのことを女性だと知ってる、ホン社長とミニョプ、ソンギは、当たり前のように「あ、あの2人は恋愛中だから」と見守る様子も面白さを演出しており、そうとも知らないハリムもキャラ通りの展開で面白かったです。
この作品に出演する前からも多くの作品に出ていたコン・ユが、今までの作品で視聴率の低迷で俳優を続けるのを悩んでいたというのは有名な話ですが、この作品をきっかけに一気にスターダムへと駆け上がったのは間違いありません。
さらに、ユン・ウネ、イ・ソンギュン、チェ・ジョンアン、キム・ドンウク、キム・ジェウクなど、今や人気ドラマに欠かせない俳優が勢揃いしている作品でもあります。
しかしこのドラマ放送の翌年、ミニョプを演じたイオンさんがバイクの事故で亡くなられてしまった事は本当に残念でなりません。
さてそんな韓国の人気ドラマ、コーヒープリンス1号店をぜひご覧ください。