偉大な誘惑者は、若者たちの恋愛ゲームをきっかけに繰り広げられる誘惑ラブロマンスです。
御曹司で、ルックスも良く、学校の教師までもが魅了されるクォン・シヒョンを“マッドドック〜失われた愛を求めて〜”のウ・ドファンが演じます。
そして、その恋愛ゲームの標的となり翻弄される優等生のウン・テヒを人気アイドルRedVelvetのジョイが演じています。
シヒョンの幼じみのチェ・スジには、“Mimi”や“EXONEXTDOOR”のムン・ガヨンが、同じく幼なじみのイ・セジュは、“初めてだから”のキム・ミンジェが演じており、フレッシュな顔ぶれです。
JKグループの孫のシヒョンは、ミョンジョン病院の娘スジとチュソングループの末息子セジュと問題ばかり起こしていますが、それぞれに家庭の複雑な事情を抱えていました。
仲間の一人であるスジが弁護士の卵であるイ・ギヨンに侮辱され傷つけられたことで、ギヨンの初恋相手であるウン・テヒを利用し、イ・ギヨンに復讐する計画を立てます。
シヒョンにテヒを誘惑させてから捨てるという残酷な恋愛ゲームを始めますが、テヒと接するうちにいつの間にかシヒョンはテヒに本気になってしまいます。
それがきっかけで、スジのシヒョンに対する想い、セジュのスジに対する想いがそれぞれ交錯することになるのでした。
そんな、危険な恋愛ゲームを繰り広げるドラマ偉大な誘惑者の相関図からキャストと登場人物を画像付きで解説させていただきます♪
目次
偉大な誘惑者全キャスト画像付きで相関図から登場人物を総まとめ
出演キャストと相関図をご紹介していきます♪
相関図がこちら♪
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引用元:公式サイト
それでは登場人物と役柄をみていきましょう♪
ウ・ドファン/クォン・シヒョン役
引用元:公式サイト
JKグループ御曹司。
JKグループ唯一の孫であるクォン・シヒョンは多くの女性を虜にするほどのルックスとセクシーさを兼ね備えていますが、女遊びも激しい生活をしていました。
しかし、荒れた生活をしている背景には母親の死と父親との軋轢がありました。
財閥の娘、息子と言った同じ境遇のスジとセジュと強い絆で結ばれており、何かとトラブルを起こしていましたが、仲間のスジの復讐のためにイ・ギヨンの初恋の相手であるウン・テヒをターゲットに恋愛ゲームを始めることになります。
一度は断りましたが自分の父親とスジの母親が結婚を発表し、精神的に不安定になっているスジのために話しに乗ったのです。
テヒを誘惑する為、テヒの行動を調べ、テヒに接近する方法をセジュと共に妄想し、図書館で再会する作戦を立てます。
バックハグなんてドラマだけの世界で実際はありえないとスジからダメ出しをされることも…。
そして当のテヒからは“人の心を弄ぶ人”という印象を持たれているのでこんなドラマチックな展開は無く、もう来ないでと言われる始末です。
しかしテヒの心を掴むため、めげずにテヒに会いに行き、テヒがお手伝いをしに行っている療養院に一生懸命に行くようになってから、テヒの警戒心が薄くなり二人は付き合うことになります。
そんなシヒョンはテヒとの距離をさらに縮めようと、スジとセジュを含めた4人で別荘に行くことになりますが、ある事をきっかけにテヒが一人が帰ってしまったのを、とっさに追いかけます。
歩きすぎて足を引きずっていたテヒをおんぶして別荘に戻るシヒョン。
突然一人で帰ろうとしたテヒに、何かあったのではないかと気にかけます。
シヒョン本人はこの時自分の気持ちに気がついていたか微妙なところではありますが、それを見ていたスジとセジュはシヒョンが本気でテヒに惚れている事に気付き始めます。
スジがテヒに『私とシヒョンはお互いに好き合っている』と言ったという事実を知った時は衝撃を受け、その後倒れ入院することになります。
そして、シヒョンの携帯を預かったテヒが携帯を渡しに来た時、素っ気なく帰ろうとするテヒを引き止めます。
シヒョンはテヒにスジのことで混乱させたことを謝り、2人の距離はさらに縮まります。
そしてテヒに対して本気になってしましますが、スジとセジュと始めたゲームの件があって苦しめられることになります。
自分のテヒへの気持ちをスジが感づいていることを知り、みんなの前でテヒに酷い言葉を言って別れることにするのでした。
シヒョンにとって、それは非常に辛い選択となりますが、その別れに納得の行かないテヒと想いをぶつけ合ったことで、2人は再度結ばれます。
ある日、雨と雷が激しい夜、テヒが眠れないと騒ぎそうだと心配したシヒョンは、テヒを部屋に呼び仲良くベッドで話しをします。
しかし、シヒョンの部屋に入ってくテヒをスジが偶然見かけてしまったことがきっかけで、シヒョンとスジ、セジュとの関係が崩れていき、シヒョンは2人から離れ、スジを守りスジと一緒に過ごそうとします。
自分から全てを話そうとしたシヒョンですが、シヒョンがテヒに近づいた経緯などの事実が先にテヒの耳に入ってしまったため、テヒとの関係は再び崩れてしまいます。
遊び感覚で始めた恋愛ゲームに、本気で好きになってしまったシヒョンはテヒの気持ちを再び手に入れることはできるのでしょうか。
ジョイ(RedVelvet)/ウン・テヒ役
引用元:公式サイト
名門大学建築科学生。
センター試験で満点をとるほどの秀才で、ミョンジョン財団の奨学生に選ばれるほどの優等生のウン・テヒはハツラツとして、裏表ない性格で、可愛く男性からもモテる存在です。
父親の教子であったイ・ギヨンの初恋相手であったために、スジの復讐の標的とされてしまいます。
友人のギョンジュの部屋で財団のパーティの服を選んでいる時、ふとSNSを見たテヒはギョンジュがシヒョンやスジと一緒に写った写真を発見します。
ギョンジュが好きな彼がイケメンだと言っていたことを思い出したテヒはギョンジュの好きな人がシヒョンだと勘違いをします。
ギョンジュがシヒョンを好きだと認識していたため、シヒョンからアプローチされても相手にしませんでした。
ましてや、シヒョンがギョンジュの母親と親密そうな関係であるのも目撃していたため、心ない人だという印象を持っていました。
しかし、行く先行く先にシヒョンが現れ、療養院までついてきたシヒョンが、キムチ作りの手伝いをしたり、高齢者のおばあさんたちに優しく接している姿を見て、シヒョンへの警戒心はなくなっていきます。
療養院で掃除をしていると、シヒョンがテヒの気持ちが知りたくて来たと言ってドキッとさせられます。
テヒはシヒョンの優しさに触れることで、シヒョンを好きになり、ゲームの標的にされているとは知らず、二人は付き合うことになります。
テヒは優等生な上に正義感の強い女性なので、間違っていることは間違っているとハッキリ言える性格です。
誰に対してもハッキリ物を言えるし、シヒョンに対しても想いを伝えるのでシヒョンも気がついたら本気でテヒに惚れてしまったんだと思います。
しかし、テヒに嫉妬したスジによって翻弄され、スジ、セジュそしてシヒョンの仲が崩れた時、テヒはセジュからシヒョンが自分に近づいた理由を明かされるのでした。
そして、シヒョンを拒絶しシヒョンの元から離れる決意をし、その前にスジに会いにいきます。
テヒは本当に強い女性だと思います。
今までゲームの標的にされていた怒りはあると思いますが、冷静に自分の気持ちをぶつけます。
そして、スジやシヒョン、セジュを心配する言葉すら投げかけるのでした。
シヒョンの元を去ろうと決めたテヒですが、この後シヒョンとセジュがトラブルに巻き込まれ、テヒはシヒョンを心配し駆けつけるのでした。
憎い思いがあっても、本当に好きだったから憎みきれないようです。
果たして、テヒとシヒョンの関係はどのような結末を迎えるのでしょうか。
ムン・ガヨン/チェ・スジ役
引用元:公式サイト
ミョンジョン病院の一人娘。
シヒョン、セジュと一緒に過ごし、スジもまた複雑の家庭環境で育っていました。
純粋に弁護士の卵であるイ・ギヨンに惚れていましたが、そんなギヨンから自分と自分の家柄を侮辱され、屈辱を味わいフラれます。
そんなギヨンが財閥の娘へジョンとが政略結婚する話を耳にしたスジは、ギヨンに復讐することになるのですが、財団の奨学生であるテヒがギヨンの初恋であると確信し、テヒをもターゲットにするのでした。
その内容は復讐のためにギヨンの初恋の相手テヒをシヒョンに誘惑させ、テヒが本気になったら捨てるというものでした。
しかしシヒョンにテヒを弄ばせ傷つける計画はシヒョンがテヒを好きになってしまったことで、自分の本当の気持ちに気が付くことになります。
スジのテヒに対する嫉妬によって、このドラマが大きく動いて行くのです。
キム・ミンジェ/イ・セジュ役
引用元:公式サイト
チュンソングループの末息子。
シヒョンとスジと過ごし、二人が言い合いになった時などは二人の間に入ったりしたり、シヒョンとスジの世話焼きをしています。
シヒョンがテヒに本気になっても、スジがシヒョンへの想いに気づいた時も、中立的な立場にいましたが、3人のバランスが崩れてしまった時、テヒに全てのことを暴露してしまいます。
それだけ、セジュにとって3人で過ごす場所が誰よりも大切だったのだと思います。
シヒョンやスジの家族の問題は、3人の仲でも知れているところではありますが、セジュの実の母親が意識不明で入院中で、家庭内も複雑で寂しい思いをしていることを2人に表立って話す場面がなく、人知れず寂しい思いを抑えているように感じました。
そのため、3人で一緒にいるアジトがセジュにとっての居場所なのでした。
チョン・ハダム/コ・ギョンジュ役
引用元:公式サイト
名門大学学生。
テヒの友人で、セジュに想いを寄せています。
セジュに近づくためスジとも仲良くしますが、逆にテヒの情報を入手するために利用されている感じもします。
テヒとはお互いの近況を話す仲で、慰めたり慰めあったりしています。
自分の好きな相手が、テヒを好きになってしまうということがしばしばあったようですが、それでも友達関係が崩れないのはお互い信頼しているからだと思います。
そんなギョンジュもまた、セジュが自分に対して気持ちがないということを確信しショックを受けますが、テヒの言葉によって復活します。
ギョンジュとテヒは本当に良い親友関係です。
イ・ジュギョン/イ・ギヨン役
引用元:公式サイト
弁護士の卵。
弁護士の家庭で育ち、自らも一人前の弁護士を目指しています。
出世のためにコネクションが重要だと考えており、スジと仲良くし、思わせぶりな態度をとっていたのも、自分のためでしたが、利用する価値がないと判断すると、侮辱してスジを傷つけます。
そのせいで、スジの復讐のターゲットになるのでした。
ギヨンにとって、テヒは初恋の相手ですが、テヒに対しては良いオッパであるように良いところを見せ、何度かデートに誘うなどしますが、テヒには断られます。
ギヨンは終始、自分の事しか頭にない嫌なヤツというイメージですが、そのイメージは覆る事なく、最後に重大な事件を起こすのでした。
オ・ハニ/パク・へジョン役
引用元:公式サイト
サムヨン食品の娘。
財閥の娘で、母親が部屋に監視カメラをつけていた過去があり、携帯のGPS機能を使って常に関しされています。
そんな箱入り娘なため純粋でもあり、ある目的を持って近づいてきたスジを疑う事なく姉のように慕います。
パク家にとって、ギヨンとの結婚は良い条件でもあり、イ家を敵にできない事から母親からはギヨンとの結婚を強いられます。
何も知らないお人好しなな性格だと思えば、ギヨンの性格を見抜き、罵倒したり手を出したりと驚きの一面を持ち合わせています。
また、へジョンはファッションショーである男性と恋に落ちますが、そのことをギヨンに知られトラブルに巻き込まれてしまいます。
イ・ヨンジン/チョン・ナユン役
引用元:公式サイト
元モデル。
ギョンジュの母親です。
元モデルでスタイルがよく、若く見えるのでギョンジュの母ではなくお姉さんでも通用するほどす。
そのため、クラブでシヒョンと出会いときめいてしまいますが、娘の同級生であることが発覚します。
へジョンの母親に頭が上がらず、良いなりになって自分の意見を言えず頼りないところがあり、娘のギョンジュの方がしっかりしています。
チョン・ミソン/ソル・ヨンウォン役
引用元:公式サイト
陶芸家。
テヒの母親ですが、テヒの父親と離婚しており親権は父親にあります。
テヒとテヒの父親がドイツにいる時に、離婚し、その事実を知らなかったテヒに恨まれています。
しかし、テヒの学費を稼ぐために個展を開くなどしてテヒを思い、断られてもなお送金し続けていました。
実はシヒョンの父であるソグと昔恋愛関係にありましたが、別れを選びテヒの父親と結婚した過去を持ちます。
個展に訪れたソグと再会し、頻繁に会うようになるのでした。
シン・ソンウ/クォン・ソグ役
引用元:公式サイト
JKグループ副会長。
シヒョンの父親で、シヒョンの母親である妻を亡くしています。
スジの母親のミリと結婚の発表をしますが、ヨンウォンを想い続けヨンウォンに会いにいきます。
ミリとは、ビジネスの関係もあって公私ともに付き合っていますが、本当の気持ちはヨンウォンにあり、ミリと会っている時と、ヨンウォンと会っている時で表情が全く異なります。
そんなソグは、シヒョンに対して非常に厳しく接していましたが、シヒョンとソグが実は親子関係にないというシヒョンの母親の嘘を信じてしまったことが原因のようでした。
しかし、シヒョンと親子関係があるとわかったことで、今までのことを後悔するようになります。
キム・ソヒョン/ミョン・ミリ役
引用元:公式サイト
ミョンジョン病院院長。
スジの母親で、スジの父親である夫が逮捕されたことで、病院と財団を女手一つで守ります。
JKグループの副会長であるソグと結婚することで、ビジネスでも良い効果があることから、誰にも相談せずソグとの結婚を発表するのでした。
ソグとは顔を合わせればビジネスの話ばかりですが、実際はデートをしたいのに言い出せないプライドの高さが垣間見えます。
そして、ミリには娘のスジに知られたくない、テヒに関する衝撃の事実を隠しているのです!
偉大な誘惑者全キャストと相関図まとめ
偉大な誘惑者は、危険で切ないラブストリーな印象を受けました。
実はこのストーリー、フランスの人気小説“危険な関係”をモチーフにした作品で、誰もが経験する恋愛や葛藤、友情などをベースに、現代的な解釈で描かれた作品です。
それに加え、この小説で描かれている、フランス革命前の乱れた上流社会を韓国の財閥に置換えているため、危険な香りがプンプンする恋愛ドラマとなっています。
ちなみに、この“危険な関係”という小説は、2003年公開の映画“スキャンダル”でもリメイクされるなど、多くのリメイク作品があるそうです。
全体を通して印象的だったのは、シヒョン、テヒ、スジの恋模様がそのまま、ソグ、ヨンウォン、ミリで繰り広げられていたところです。
テヒ親子ってすごく魅力的なんだなと感じました。
また、カッコよくクールなシヒョンがテヒに見せるお茶目な姿がとても魅力的でしたが、ヨンウォンと再会したソグが同じようにヨンウォンにお茶目な姿を見せているのが微笑ましかったです。
ゲームから始まった出会いで、一方は騙されていたという少し過激でもあり、切ない展開が多いドラマではありますが、韓国ドラマの切なさを求める韓国ドラマファンの方にはオススメです。
そんな、危険なラブストーリー偉大な誘惑者をぜひご覧ください。