2014年にケーブルテレビで放送されており、平均視聴率は3.1%と高く、注目されていたドラマになっています。
「奴婢」に落ちたクク・イニョプ役を、チョン・ユミ。
ホ家の下男頭ムミョン役を、オ・ジホ。
イニョプの元許嫁キム・ウンギ役を、キム・ドンウク。
両班に生まれたイニョプは裕福な生活を送っていますが、父クク・ユが逆賊の罪に問われ処刑されてしまいます。
逆賊の子どもは「奴婢(ぬひ)」になるという掟により、イニョプは親友ホ・ユノクの家で下女として働きます。
そして、ホ家の下男頭ムミョンは、奴婢の身分になり困惑するイニョプを陰ながらに支えます。
イニョプの元許嫁ウンギはイニョプのことが忘れられず、愛を貫ぬくために必死になります。
イニョプは父ユの無実を晴らし、両班の地位に戻ることができるのでしょうか。
そして、イニョプを軸にムミョンとウンギの3人の想いが絡まっていきます。
イニョプはどちらを選ぶのでしょうか⁉
韓国の「カースト制度」の現実を描いたイニョプの道の相関図からキャストと登場人物を画像付きで解説させていただきます♪
イニョプの道キャスト画像付きで相関図から登場人物を総まとめ
出演キャストと相関図をご紹介していきます♪
相関図がこちら♪
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出典:公式サイト
それでは登場人物と役柄をみていきましょう♪
チョン・ユミ/クク・イニョプ役

クク・ユの娘でホ・ウンチャムの下女。
ウンギの許嫁。
両班でプライドが高く、とても裕福な生活を送っており、毎日豪華な花が送られてくるような日々を過ごしています。
ある日街に出たところ、牛が暴れていて襲われそうになったところ、ホ家の下男のムミョンに助けられますが、ハプニングでムミョンとキスをしてしまい、助けてくれたムミョンを平手打ちします(笑)
一方、父クク・ユの行方が分からなくなり、高官に行方を聞きに直談判をしますが教えてはもらえず、父を助けるために家を飛び出します。
そんな時に許嫁ウンギから「父上を探します」と書かれた書置きとともに指輪が置かれてあったことに、安堵とウンギの優しさに感動し涙を流します。
おかげで、ウンギの懸命な努力により、父ユの命は助かります。
そして、ウンギとの結婚式当日、突然兵が押し寄せ、父ユが捕まえられ、ウンギとともに連れ去られてしまいます。
逆賊の罪で父は処刑されてしまい、逆臣の家族のため「奴婢(ぬひ)」の身分になり官妓としていったん済州島へ送られ、その後違う場所へ移されます。
その場所とは、兵曹判書の娘ユノクの家でした。
そこで、下女たちから壮絶ないじめを受け、ユノクの家を飛び出し自宅のあった場所へ行くとウンギがいました。
しかし、そんなウンギに話しかけることもできず、見つめているだけ…。
そんな時、追いかけてきたムミョンに刃物を突き付けられ、ユノクの家に戻るように言います。

もともとプライドが高いため、下女としての生活が耐えられず何度となく逃げだすたびにムミョンに連れ戻されます。
何度も逃げ出したため、牢屋に閉じ込めれ、食事や水を一切与えられない日が続き、ムミョンから豚の餌を与えられます。
飢えていたため餌をむさぼり食べている姿を見たムミョンから「プライドの高い人でも、飢えれば何でも食べられる。食べて生きなければ、敵も打てない」と諭され、下女として腹をくくり、新たな人生をスタートさせます。

両班から奴婢への転落人生を歩むことになったイニョプ。
ウンギからも一途な愛を受けて、守られます。
そして、初めての出会いからハプニングの合ったムミョンの言葉で「生きる力」を取り戻しています。
2人の男性から愛され、父の死の真相を暴くために奔走する姿が見どころとなっています。
オ・ジホ/ムミョン役

ホ・ウンチャムの下男頭でマヌォル党員。
イニョプが両班であるときに、街でイニョプを助けた拍子にキスをしたことが初めての出会いでした。
父の死がきっかけで下女になったイニョプが、自分の仕えているホ家から何度となく逃げ出すたびに、連れ戻します。
そしてイニョプに「復讐をするにも生き延びなければならない」と声をかけ励まします。
ムミョンはイニョプの父ユの遺体を一緒の引き取りに行きますが、すでに遺体は引き取られたあとでした。
その後、イニョプを送り届け怪しげな場所へ…。
ユノクの嫌がらせで、下男プンイと結婚させられそうになったうえ、辱めを受けようとしたイニョプを助け小刀を渡します。
誰かに嫁ぐことを強制されているイニョプからその相手に選ばれ、初めは拒否しますが、なぜか結婚を受け入れることに…。
一方、イニョプに父の死の真相を知っている人物が、イニョプの命を狙いますが、間一髪のところで守ることができます。
ところが、マンウォル党の首領からイニョプを”始末”しろとの命令が…・
王の子でありながら、王を打つための逆賊として育てられたために、人生を奔走させられます。

なぜ、王の子ということを隠され、マンウォル党へ属してしまったのでしょうか。
そして、イニョプとの出会いから、“愛”とはなにかを知っていきます。
少しづつイニョプへ関心を持ち始め、命の危険にさらされるたびに助け出します。
イニョプとの幸せな人生が待っているのか、逆賊としての人生を全うするのかが見どころです。
キム・ドンウク/キム・ウンギ役

イニョプの許嫁。
イニョプのことを心から愛しており、結婚できることをとても喜びますが、イニョプの父が逆臣の罪となった上に、奴婢へと格下げされたことで結婚をすることができなくなってしまいます。
しかし、イニョプのことを忘れられず、ある日イニョプの実家へ行きます。
そこで下女となったイニョプと会うことができますが、イニョプを迎えに来たムミョンとも会うことになります。
一方ユノクから”好きです”と告白をされますが、イニョプが忘れられないとウンギははっきりと断ります。
しかしユノクとの縁談がどんどん進んでいきます。
そしてイニョプの口から「ムミョンと結婚する」との言葉を聞いてかなり動揺し、お酒を飲み荒れてしまいます。
ユノクと結婚し初夜を迎えますが、ユノクには”女”を求めず冷たくあしらいます。
一方、父にイニョプの父が逆賊ではないと証拠を渡しますが「運命を受け入れろ」と諭され、納得がいきません。
父チグォンが何かを隠している様子を察知しますが、しっかりした証拠がなかなかつかめません。
イニョプの父ユが無罪で処刑された事実を知った時にどんな行動をとるのでしょうか。
父チグォンが何かを企てていることを止め、イニョプを守ることができるのか⁈
そして、恋人としてイニョプを取り戻すことができるのでしょうか!
イ・シア/ホ・ユノク役

兵曹判書ホ・ウンチャムの娘。
イニョプが両班の時の親友ですが、実はイニョプへのライバル心が半端なくあります。
イニョプが奴婢になった時に、下女として雇います。
ウンギからイニョプへ渡してほしいと手紙を預かりますが、イニョプに渡すことなく、代わりに彼女を侮辱した冷たい言葉を浴びせます。
ウンギに片思いしていて、気持ちを伝えますが、イニョプが忘れられないとはっきり言われイライラ。
イニョプが忘れられないウンギと結婚をしても幸せになれるのでしょうか。
チョン・ノミン/クク・ユ役

出典:公式サイト
イニョプの父で挑戦開国の功臣。
とてもまじめなため、太祖イ・チョヨンに仕えますが、戦略にハマり、“逆賊”と疑われます。
一度は、娘イニョプの許嫁のおかげで命を拾われますが、2度目はイニョプとウンギの結婚式中に兵士が押しかけてきます。
その時の捕まり、処刑されてしまいます。
イ・チョヒ/サウォル役

出典:公式サイト
イニョプの侍女。
イニョプが唯一心を許しており、身分を超えての信頼関係を築いています。
イニョプが父ユを探しに家を飛び出そうとした時も、必死で止めようとします。
主人ユが処刑されたことで、イニョプと離ればなれになり、何度も逃亡を図ったことでウンギの父から重罰をうけることになります。
しかし、ウンギの計らいにより、再びイニョプと一緒に仕事をすることになり、ますます献身的にイニョプを支えます。
キム・ガプス/キム・チグォン役

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キム・ウンギの父で戸曹判書。
イニョプの父ユが無実の罪で捕まったことを知りながら、助けることはできませんでした。
それはなぜか…?
そして、ムミョンを王を倒すための道具として育てあげます。
本当の逆賊とは…。
チン・ヒギョン/ハン氏夫人役

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ウンギの母。
下男のムミョンを部屋に呼び何やらコソコソ…。
兵曹判書ウンチャムの誕生日についてムミョンの相談していたと息子ウンギに言い訳をしますが、本当は色気のあるムミョンに…。
チョン・ミソン/ユン氏夫人役

出典:公式サイト
ユノクとユンソの母。
両班の娘の時から気に入らない様子で、下女に成り下がったイニョプに辛くあたります。
我が娘ユノクとウンギを結婚させようと計画します。
パク・チョルミン/ホ・ウンチャム役

ユノクとユンソの父で兵曹判書。
マンウォル党を捕まえようと奔走します。
イ・イギョン/ホ・ユンソ役

出典:公式サイト
ユノクの兄。
ホ家の長男で本妻がいるものの、奴婢のタンジと不倫関係になり、子どもまで作ってしまいます。
奴婢のタンジのことを愛しており、駆け落ちまでしますが…。
イエル/カン氏夫人役

出典:公式サイト
ホ・ユンソの妻。
夫ユンソが、奴婢のタンジに気持ちが向いていることはうすうす気付いている様子。
チョン・ソミン/タンジ役

出典:公式サイト
ホ・ウンチャム宅の下女で、ホ・ユンソの愛人。
兵曹判書の息子の愛人で、どうにかして本妻になろうとしている感じが伝わります。
イニョプとは因縁があり、下女になったイニョプをねちねちとイジメ倒します。
ユンソの子どもを身ごもりますが…。
無事に生むことができるのでしょうか。
イ・ヨンギョン/タンジの母(使用人)役

出典:公式サイト
タンジの母で使用人。
ホ家で働いています。
チェ・グッキ/ヘサン役

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ホ・ウンチャム宅の下女頭で、マンウォルの首領。
ムミョンにイニョプを始末するように指示します。
イ・チェヨン/カヒア役

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朝鮮最高の妓生でムミョンの情報要員。
ムミョンの昔の恋人。
王に取り入ろうとします。
イ・ドギョン/イ・ソンゲ(太祖テジョ)役

出典:公式サイト
朝鮮初代王。
イニョプの父クク・ユのことを逆賊と疑い、処刑しようとします。
マンウォル党を手を組んでいることをムミョンに知られます。
アン・ネサン/イ・バンウォン(太宗テジョン)役

朝鮮第3代王でイ・ソンゲの5男。
父太祖がマンウォル党と手を組む真意がわかりません…。
まさかムミョンの父⁈
イニョプの道キャストと相関図まとめ
何者かの陰謀によって、両班から奴婢へと身分が墜落し、人生を翻弄させられます。
朝鮮のカースト制度により、人間扱いさえされない”奴婢”という立場。
人間扱いがされていない場面では、時代の厳しさ等を目の当たりにし、思わず涙ぐんでしまうこともあります。
イニョプをは、ムミョンに励まされ“生きる”意味を見つけ出し始めます。
一方、イニョプの許嫁であったウンギは、奴婢になっても一途な”愛”を貫こうとしますが、身分の違いなどに阻まれてしまいます。
変わらずにイニョプを守ることができるのでしょうか。
イニョプは、奈落の底から父の無実を証明し、両班に返り咲くことができるのか⁉
そんな、手の届きにくい相手に戦い挑むイニョプの道をぜひご覧ください。
