悲しくて、愛は、1999年に野島伸司脚本のドラマ「美しい人」をリメイクした、愛憎劇です。
悲しくて、愛というタイトルですが、KNTVの日本放送では「悲しい時愛する(原題)」で放送されています。
形成外科のソ・ジョンウォンは、昏睡状態となっているハギョンを5年経っても愛し続けていました。
そんなジョンウォンは、ユン・マリと出会います。
マリは、夫カン・イヌクからの暴力や束縛から逃げるため、ジョンウォンに顔を変えて欲しいとお願いするのでした。
整形したマリは、ジョンウォンの妻ハギョンと瓜二つの顔に変え、新しい人生を歩む決意をします。
一方で、マリの夫イヌクは、消えた妻を必死に探し始めます。
そして、出会ってから惹かれ合うマリとジョンウォンの元にイヌクの影が忍び寄るのでした。
整形前のユン・マリにはパク・ハナが、整形後はパク・ハンビョルが演じています。
マリを整形し、マリに惹かれていくソ・ジョンウォンには、「ロマンスは命がけ!?」のチ・ヒョヌが演じています。
また、執念深くマリを探し、追い込んでいくカン・イヌクには「優しい魔女」のリュ・スヨンが演じています。
ちなみに、日本ではソ・ジョンウォンの役を田村正和さん、ユン・マリを常盤貴子さん、カン・イヌクを大沢たかおさんが演じています。
カン・イヌクの執念深さに、ハラハラドキドキな展開が満載です。
そんなハラハラドキドキな愛憎劇、悲しくて愛の相関図からキャストと登場人物を画像付きで解説させていただきます♪
目次
悲しくて愛全キャスト画像付きで相関図から登場人物を総まとめ
出演キャストと相関図をご紹介していきます♪
相関図がこちら♪
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それでは登場人物と役柄をみていきましょう♪
パク・ハナ/ユン・マリ役(3話まで)

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イヌクの妻。
美術家で、絵の才能があるユン・マリは、カン・イヌクからのアプローチによって、財閥の嫁としてイヌクと結婚をします。
自分に優しくしてくれるイヌクと幸せな家庭を築くはずが、いつしかイヌクからの激しいDVと束縛に耐える日々でいつしか笑顔がなくなります。
イヌクから逃げようと計画を立てても、権力のあるイヌクには勝てず失敗してしまうため、顔を変えるしか逃げる手立てはないと思うようになります。
そんな時、人生を変えるために整形をするという形成外科医ジョンウォンを知り、整形を依頼しますが整形したい理由を訪ねられ一度はあきらめますが、一刻も早くイヌクから逃げたいマリは、ジョンウォンにイヌクの事を話すのでした。

ジョンウォンに急患が入ったのと、自身の母親の体調が悪化したという連絡があり、二人の話はここで終わります。
その後、マリはまたイヌクに捕まってしまいます。
助けを求めてジョンウォンに連絡をしますが、出張で不在だと言われたマリは、自殺を装い逃亡することを決意します。
そして、土砂降りの中逃げたマリは、たまたま通りかかった車を無理やり止め助けを求めるのですが、その車の運転手が偶然にもジョンウォンなのでした。
そしてマリは、ジョンウォンの手によって新しい顔を手に入れることになります。

イヌクの束縛から逃げるために、様々な計画を立てるも失敗に終わってしまっていたマリですが、ジョンウォンと出会ったことで自由を手に入れることに成功します。
しかし、執念深いイヌクを侮るなかれ、整形後もイヌクの陰におびえる日々を過ごすのでした。
パク・ハンビョル/ユン・マリ役(3話から)

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イヌクの妻。
整形に成功し、ついに夫のイヌクから逃げることが出来ました。
自殺に見せかけて逃げる時に落としたバッグを探しに行きますが、イヌクの手先が捜索していたため、近づくことができませんでした。
生活をするために、働き先を探しますが見つかりませんでしたが、ジョンウォンの好意によってジョンウォンの自宅にお世話になることになります。
やっとマリに訪れた安らぎの日々です。

と思ったのもつかの間、以前にジョンウォンがマリに貸したハギョンの洋服を調査したイヌクが刑事と共に自宅にやってきます。
顔が違うのでバレるはずもないのですが、マリはパニックを起こしてしまいます。
しかしこの時は、なんとかイヌクをうまくかわし、難を逃れるのでした。
イヌクへの恐怖心からパニックになってしまうマリでしたが、ある時マリはジョンウォンのためにハギョンに成りすまし、イヌクに会う決意をします。

ジョンウォンが助けてくれたことで、マリは強くなりました。
しかし、それはジョンウォンの存在が大きいようです。
自分を助けてくれたジョンウォンに特別な想いを抱き始めます。
マリとジョンウォンは様々なことに葛藤しながらも、お互いを思いやりながら生活していました、そしてマリのアトリエで幸せな時間を二人で過ごします。

そんな幸せな時間を過ごしている中、母親がいる施設から母親がいなくなったと連絡が入ります。
同様するマリでしたが、ジョンウォンが付き添ってくれたおかげで事なきを得るのでした。
しかしイヌクに母親の居場所を知られたマリは、ジョンウォンと共に母親をジョンウォンの実家に移そうと計画します。
イヌクに追われれば追われるほど、マリとジョンウォンは自分たちの気持ちを確かめ合い絆を深めていきます。

しかしこの後、イヌクに整形した事実がバレてしまいます。
そして、お世話になったジョンウォンを守るために、マリはイヌクの元に戻る決意をするのでした。
整形してもなお、イヌクに怯える日々を過ごすマリでしたが、ジョンウォンにかなり救われていますね。
果たしてマリは、どこまでも追いかけてくるイヌクから逃げることが出来たのでしょうか。
チ・ヒョヌ/ソ・ジョンウォン役

引用元:公式サイト
形成外科医。
美容整形とは異なり、心に傷を抱えている人のためにしか整形手術を行わない主義です。
ある時、人生を変えたいとマリが自分を訪れますが、理由を話してくれないマリに依頼を断ります。
しかし、マリが顔を変えたい理由と、切羽詰まっている状況に直面したジョンウォンはマリの顔を亡くなった妻と瓜二つの姿に整形するのでした。
マリの手術後は、マリの姿を通じて妻ハギョンを見ていましたが、ひたむきに自立しようとするマリをそばで見ているうちに、もう一度人を愛そうと決意するのでした。
果たしてジョンウォンは、マリをイヌクから救い出すことが出来たのでしょうか。
リュ・スヨン/カン・イヌク役

引用元:公式サイト
ゴンハ建設社長。
財閥ゴンハグループの跡取りで、マリの夫です。
高いした母親にそっくりな、ユン・マリと出会い、マリに猛アタックし結婚します。
幼い頃から父親から暴力を受けていたイヌクは、暴力によってマリを縛りつけてしまうのでした。
自分から逃げようとするマリを追い詰め、苦しめます。
イヌクのマリへの愛情は、もはや愛情ではなく執着そのものです。
そして最終手段は、お金の力で買収、拳銃を手に取り相手を追い詰めます。
ワン・ビンナ/チュ・ヘラ役

引用元:公式サイト
ギャラリーの副館長。
幼い時両親を亡くし、ジョンウォンの家で育てられました。
そのため、ジョンウォンに恋心を抱いていました。
ハギョンが事故で昏睡状態になっている時も、看病するジョンウォンを支えていました。
ハギョンが亡くなり、ひそかにジョンウォンに淡い期待を抱きますが、ジョンウォンの隣にはハギョンに瓜二つのユン・マリがいたのでした。
ジョンウォンからの頼みを断れないヘラは、ジョンウォンとマリを助けますが、果たしてヘラはいつまでも二人の味方でいられるのでしょうか。
パク・ハンビョル(1人2役)/ウ・ハギョン役

引用元:公式サイト
ジョンウォンの妻。
大学時代、ジョンウォンと出会い結婚をします。
いつも自分に優しく接してくれるジョンウォンがいながらも、不倫をしていました。
そして不倫相手とデート中に事故に会い、昏睡状態となります。
マリと異なり、化粧も派手で華やかな印象の女性です。
ユ・ジュウォン/ハ・ソンホ役

引用元:公式サイト
形成外科医。
ジョンウォンと共に形成外科を共同経営しており、院長です。
ジョンウォンの友人でもありますが、実はハギョンの不倫相手でもありました。
そのため、ハギョンに瓜二つのマリを見て衝撃を受けます。
この事実は、ジョンウォンとマリを追い詰めるイヌクによって、ジョンウォンの耳に入ってしまうのでした。
ソンホもまたジョンウォンに協力していましたが、徐々にイヌクの魔の手が迫ります。
チョン・ウォンジュン/カン・イルグク役

引用元:公式サイト
ゴンハグループ会長。
イヌクの父親です。
気に入らないことがあると、すぐに手が出てしまいます。
暴力によって相手に恐怖心を抱かせ、服従させるという恐ろしい人間です。
家族に暴力をふるおうとした際に、盾になったマリには手を出しませんでした。
朝食は家族全員でする事になっており、その席ではいつも自分以外の者を無能呼ばわりしています。
ユ・ナウン/オ・チョリョン役

引用元:公式サイト
刑事。
イヌクに依頼され、マリが持っていた洋服の捜査を依頼されます。
イヌクの捜査要望は無茶苦茶な物でしたが、家庭の事情で警察を辞め、マリを探すために
探偵としてイヌクに雇われるのでした。
さすがは元刑事なだけあって、的確な調査で、イヌクにとって有利な証拠を見つけていきますが、常にイヌクが一歩先をいっており、その補佐をしているという印象です。
キム・イェリョン/イ・ギョンヒ役

引用元:公式サイト
マリの母親。
夫と死別して、マリを女手一つで育ててきました。
しかし、認知症を患い介護施設で暮らしています。
マリが結婚後、イヌクがたびたび施設を訪れますが、イヌクのただならぬ雰囲気にギョン日は怯える表情を見せます。
一方で、ジョンウォンがマリと共に現れると、ジョンウォンを婿だといい、とても穏やかな表情を見せるのでした。
マリがハギョンの姿に整形したことで、マリを探し出すために、ギョンヒはたびたびイヌクに利用されるのでした。
悲しくて愛全キャストと相関図まとめ

悲しくて、愛は、ハラハラドキドキの展開が続き、スピード感もあるドラマなので非常に面白いドラマです。
やっぱり韓国ドラマは面白いと思いましたが、原作野島伸司さんなんですよね。
野島伸司さんのドラマが全盛期だった時の日本のドラマは非常に面白かったと記憶がよみがえります。
なので、ドロドロ系が好きな方には非常におススメです。
そしてこのドラマでインパクトのあるのは、断然カン・イヌクです。
カン・イヌクの度を越した、マリへの執着心は驚かされますし、イヌクに待っている結末も衝撃です。
そのイヌクに追われる、マリとジョンウォンは人としての優しさや素直さや健気さが映し出されており、応援したくなってしまうのもまたイヌクの存在があるからだと思います。
そんなドロドロな愛憎劇、悲しくて愛をぜひご覧ください!