カンテク~運命の愛~は、王妃の座をかけた女の争いと、運命の愛を描いたロマンス時代劇です。
情報商でもあり巫女でもあるカン・ウンボは、双子の姉ウンギと父親の命をを奪った者に復讐すべく、妃選びの場となる”揀択(カンテク)”に参加する決意をします。
揀択には両班の娘達が参加しますが、純粋に王に恋するチョ・ミンジや権力のために参加するキム・ソンイの存在によって、ウンボは様々な試練を乗り越えることとなります。
一方、王妃を迎え入れる日に襲撃され、王妃を失い、自身も死の淵を彷徨うことになった王、イ・ギョンは襲撃した黒幕を探していました。
周囲から新しい王妃を迎えるために揀択を開催することにすると、そこには王妃と瓜二つの女性がおり、ウンボを王妃だと思いこむのでした。
そんな復讐のために宮中入りをし、次第に王に惹かれていくカン・ウンボを演じるのは、オクニョ~運命の人~や不滅の恋人など、今や時代劇クイーンの呼び声高い、チン・セヨンです。
また、一途に王妃を愛するも権力争いに巻き込まれていく王イ・ギョンを、こちらは人気上昇中の若手イケメン俳優のキム・ミンギュが演じます。
その他豪華俳優陣が、様々なキャラクターを演じており見所満載となっています。
そんなロマンス時代劇カンテク~運命の愛~の相関図からキャストと登場人物を画像付きで解説させていただきます♪
目次
カンテク全キャスト画像付きで相関図から登場人物を総まとめ
出演キャストと相関図をご紹介していきます♪
相関図がこちら♪
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引用元:当サイトから翻訳
それでは登場人物と役柄をみていきましょう♪
チン・セヨン/カン・ウンボ(ホン・ヨン)役
引用元:公式サイト
巫女、情報商。
幼い頃、とある事がきっかけで家族と離れ離れとなり,助けられたウンボは巫女の元に預かられ、巫女となります。
また、家族を探すために芙蓉客主に押し入り、ワルと共に情報屋としても行動していました。
ある時、王妃が自分の姉であることを知り、姉を殺そうとした犯人を探す決意をします。
そこへ、王がお忍びで同じく王妃を殺した犯人を探すために芙蓉客主を訪れるのでした。
布越しに対面したウンボは同様し、ワルがウンボを試すために用意した短刀を思わず落としてしまいます。
ここで、王に正体だバレてしまっては計画が水の泡となってしまうため、ウンボは一瞬慌てますが気丈に振る舞い、難を逃れるのでした。
さらには、行き別れていた両親の存在を知るも、父親が処刑となってしまい、復讐を誓ったウンボでした。
新しい王妃を決めるための揀択が決まると、それぞれの欲望が動き出します。
そしてウンボは、王妃と同じ顔であることを利用し、別人として揀択に参加することになります。
覚悟を決めて参加するも、ギョンに突然抱きしめられ動揺してしまいます。
実際、大王王妃にはウンギであると偽って話をつけていたウンボですが、ギョンには全くの別人であることを主張します。
それでも、王妃だと信じて疑わないギョンに特別扱いをされます。
そのため、ヨンジを王妃にしようとする勢力や、ソンイを王妃にしようとする勢力から様々な嫌がらせを受けます。
そして、ウンボは女官を殺した罪を着せられてしまうのでした。
ウンボは、王によって助けられます。
周りが2人を引き離そうとすればするほど、2人の絆は深まっていきます。
ですが、揀択の最終選考でウンボは王妃の座を掴む事ができませんでした。
しかし、その理由をギョンの口から聞き、2人きりで穏やかな時間を過ごします。
そこで、ギョンから自分の父親への想いを聞いたり、楽しい話をしたりして過ごすのでした。
ギョンが幼い頃に出会っていた少女は、ウンギではなくウンボでしたから、惹かれあって当然のように思います。
しかし、そもそも占いによってある年に生まれた双子によって世が変わると言う予言が出たため、双子を一掃したと言う過去があり、父のカン・イスが娘たちをかくまったと言う事実まで発覚します。
自分がいる事で、ギョンが危険な目にあると思ったウンボは、ギョンを愛するが故、王宮から出ると言う決断をするのでした。
果たして、運命のように惹かれ合う2人は、穏やかな日を2人で過ごす日がくるのでしょうか?
キム・ミンギュ/イ・ギョン役
引用元:公式サイト
国王。
幼い頃に出会った初恋の相手が忘れられず、なんとか探し出したのがウンボの双子の姉カン・ウンギでした。
ウンギを初恋の相手であると信じ、2人は結ばれ王妃として迎えることになりました。
しかしその妃を迎える新迎の儀において襲撃され、妃を失ってしまいます。
自身も銃弾を受け、一度は息を引き取りますが、どういうわけか安置されている場所で息を吹き返すのでした。
一方、新たな王妃を迎えるべく開催された揀択に、ウンギと瓜二つのヨン(ウンボ)が現れたことで翻弄されながらも、ウンボを守り、ウンボへの想いを募らせていくのでした。
ギョンは息を吹き返してから、予知夢を見るようになり、それと共に自身の体力が削られるのですが、ウンボを守るために夢をも利用します。
ト・サンウ/イ・ジェファ役
引用元:公式サイト
大君。
国王であるギョンが亡くなった事で、突如時期王として擁立される話が持ち上がります。
しかし、ギョンが生き返ったことでその話は立ち消えます。
訛りが激しく、一見、政(まつりごと)にもあまり興味のなさそうな青年のように見えます。
町でウンボと出会い、一目惚れをし、幾度となくウンボを助けたりして、ウンボにアプローチしますが、相手にされません。
ジェファには、ある裏の顔が隠されており、物語の後半になるにつれ明らかになっていきます。
そして、ウンボへの想いに苦しむこととなります。
イ・ヨルム/チョ・ヨンジ役
引用元:公式サイト
左議政チョ・フンギョンの娘。
ウンギが妃に選ばれた時の揀択でも候補の一人でした。
フンギョンの娘ですが、権力のためというよりは、純粋にギョンに惚れています。
先の妃ウンギが亡くなった後の揀択では、次こそはと希望を抱きます。
人としての優しさを持ち合わせているため、妃へのあこがれはありつつも、我こそはという行動がなかなかとれません。
むしろ、ライバルでもある自分のために動いてくれるヨン(ウンボ)に対して、悪態をつくことなどできません。
しかし、ギョンがヨン(ウンボ)に対する愛情表現が目立つようになると、嫉妬心に火が付くのでした。
イ・シオン/ワル役
引用元:公式サイト
芙蓉客主(情報商)の主人。
芙蓉客主という情報商の主人をしており、同じく情報屋のウンボと共に行動を共にしていました。
ウンボの事を大切に思っていて、ウンボを思いやる行動を多々目にします。
幼い頃の記憶がないウンボが両親や姉の存在を知り、父親が処刑される場面では、ウンボが父親の死を目の当たりにしないよう機転を利かします。
そして、ウンボが復讐のためにギョンに近づこうとすると、ワルは持ち前の情報の提供や、ギョンに協力してウンボを守ろうとするのでした。
芙蓉客主にウンボが乗り込んできた時は、扱いづらいと思っていましたが、いつしかウンボの兄のような存在となっていました。
オム・ヒョソプ/ペク・チャヨン役
引用元:公式サイト
大司憲。
ウンボの父カン・イスの親友で、イスの生き別れた双子姉妹の妹ウンボの存在を知ると、ウンボに近づき真相をウンボに伝えるのでした。
そして、イスの死後ウンボの後見人となりウンボの世話をします。
また、同じく仲間である京畿監司のホン・ギホの娘としてウンボを揀択に参加させるのでした。
ウンボの事を想い、ウンボのために行動していると思いきや、裏で怪しい動きをしており、ウンボの宮中入りもすべて計画の上での行動でした。
イ・チャニョン/ホン・ギホ役
引用元:公式サイト
京畿監司。
ペク・チャヨンの仲間で、チャヨンの申し出通りウンボを自身の娘として揀択に送りこみます。
自身の娘は、持病があり、別の場所で暮らしています。
チャヨンやジェファと共に大義のために行動をしていますが、ウンボを利用することに抵抗があります。
それも、娘がいたからこそかもしれません。
そのため、ウンボを労い優しく接するのでした。
チャヨンが逆賊として捕まってしまいますが、ウンボの存在によってホン家の勢力は拡大していきます。
しかし、それが自身にとって自身の命を落とすこととなってしまうのでした。
イ・ジェヨン/チョ・フンギョン役
引用元:公式サイト
左議政。
低姿勢で謙虚な態度をとり、やや控えめな印象ではありますが、娘のヨンジを王妃にするために計画を立てています。
かなりしたたかな性格で、大王大妃に取り入り、助言することが多く、大王大妃のところに通うことが多くなります。
いつも仲間を引き連れてる領議政のキム・マンチャンとは違い、1人でいることが多いです。
とはいえ、頭のキレるフンギョンは、陰で様々なことを仕掛けます。
また、ヨン(ウンボ)が本物のヨンでないことを突き止め、王にその事実をチラつかせ、娘のヨンギが王妃にすることに成功します。
しかし、自分の娘が嫉妬によって暴走してしまったことで、全てを失うことになります。
ソン・ビョンホ/キム・マンチャン役
引用元:公式サイト
領議政。
いつも仲間を引き連れて歩いています。
また、フンギョンを敵視しており、邪魔な存在だと思っています。
最初の揀択でソンイとは別の姪を候補に立てますが、ヨンジよりも先に出てきたことで、フンギョンに負けたと思い姪に手をあげ、役立たずだと罵ります。
権力のために姪をも利用するタイプです。
ギョンに必要とされているカン・イスが目障りで、なんとかしてイスを消そうと画策するのでした。
幼い頃、生意気にも自分に意見してきたウンボに頭にきたマンスンは、ウンボを懲らしめようとするなどおとなげない態度を見せます。
ユヨン/キム・ソンイ役
引用元:公式サイト
領議政キム・マンチャンの姪。
名家の娘としての自信に満ち溢れています。
そのため、我こそが王妃にふさわしいと信じて疑いません。
しかし、ギョンがヨン(ウンボ)への態度があからさまなのを見て、ヨンを陥れる行動を取ります。
美しい容姿と賢さを持ち合わせており、父親よりも叔父であるキム・マンチャンを彷彿とさせています。
どんな状況になろうとも、自分が一番であると思っています。
チョン・エリ/大王大妃ミン氏役
引用元:公式サイト
大王大妃、ギョンの祖母。
王宮の中で権力のある人間です。
先王の母親であるためか、大妃とは対立する事が多く、目を光らせています。
国王でもあり孫のギョンからは、大妃よりも頼られています。
左議政のフンギョンが自分をよく訪れてきますが、何もかもお見通しです。
王室にとって何が良くて、何が悪いのかを冷静に判断し、国王のギョンが正しい判断ができるように口添えしたりします。
大王大妃は、王を利用して権力を奪おうとする人たちからギョン(王室)を守ろうとする存在でした。
チョ・ウンスク/大妃キム氏役
引用元:公式サイト
大妃、ギョンの母親。
キム家の出身であるため、領議政側の人間です。
先王妃が自身の息子を不幸にしたと思い込んでおり、妃候補として現れたヨン(ウンボ)を見て、気を失ってしまいます。
キム家の人間が新しい王妃になるために、女官を味方につけ、ヨンを幾度となく陥れていきます。
しかし、最後の3名を選ぶ際、不覚にもヨン(ウンボ)を選んでしまうのも自分自身でした。
ヨン(ウンボ)を王宮から追い出すために、領議政、ソンイと共に共謀していきます。
そのため、最後には王の母大妃でありながら、王宮から追放されてしまうのでした。
キム・ボムジン/ハン・モ役
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※右側の男性です。
ギョンの護衛武官。
ギョンから信頼されている護衛武官で、常にギョンの近くにいます。
そのため、先妃を亡くして以降、翻弄されているギョンを近くで見ています。
ギョンの命令により、ウンボを守ることもしばしばあります。
ファン内官と共に、ギョンとウンボの幸せを願っているのでした。
アン・セハ/ファン内官役
引用元:公式サイト
ギョン付きの内官。
ギョンが幼い頃から、ギョン付きの内官をしています。
ハン・モよりも、ギョンの先妃への想いやウンボへの想いを知っている存在です。
そして、先妃にそっくりのウンボが現れて以降、ギョンの指示に振り回されることになります。
少しお節介で、お茶目なところが憎めないキャラクターでもあります。
しかしファン内官にとっての一番の望みは、やはり宮中が静かになり、ギョンとウンボが幸せに過ごせるようになることを願っています。
カンテク〜運命の愛〜全キャストと相関図まとめ
カンテク〜運命の愛〜は、王妃を選ぶ揀択を通じて繰り広げられる女の戦いと、権力争いが激しく交錯するロマンス時代劇です。
王妃選びは、自分の娘を王妃にし自分の地位を確固たるものにしようと企む両班たちの思惑が描かれており、むしろ娘が可哀想だと感じました。
特に可哀想なのは、ヨンジでヨンジは純粋にギョンを慕っており、父親の策略によて王妃の座を掴むも、輿入れ当日の初夜に、王妃を愛することは一生ないと断言されてしまいます。
さらには、父親の望み通り妃になれたと言い放たれてしまいます。
また、ギョンとヨン(ウンボ)が仲睦まじく、キスしている現場まで見てしまい、焦りからヨンを陥れようとしてしまい、人を陥れることに違和感を覚えていたヨンジが変わっていく様子がわかりやすく描かれていたのが印象的です。
また、ウンボを守るワルにも注目です。
最初はウンボのことを邪険にしていた時期もあったと話に出てきますが、そうとは思えぬほどウンボの無事を祈ったり、ウンボが王の側室になると王の命令によりウンボの近くて支えたりとギョンからの信頼も厚い存在となります。
他の時代劇ほど、登場人物が多くなく、それぞれのキャラクターがしっかり描かれているのも見所の一つと言えると思います。
やや、不滅の恋人と似ているなと言う部分が目立ちますが、ストーリーは全く違うので楽しめる作品だと思います。
壮絶な女の戦いを描いた、カンテク〜運命の愛〜をぜひご覧ください。