本当の人格を奪おうとする別人格と本来の彼…どちらも愛してしまったらどっちを選んだらいいの?
「太陽を抱く月」の脚本家と、「スキャンダル」の演出家がタッグを組んだ2015年MBC演技大賞を12冠も獲得したヒーリング・ラブコメディ!
子供の頃の体験がきっかけで、7つもの人格を持ってしまったチソン演じるドヒョンと、熱血新米精神外科医のファンジョンウム演じるリジン。
ドヒョンは、優しすぎて、どんなことを頼まれてもイヤと言えない性格。
でも、時々記憶のない時間があって…。
実は多重人格者のドヒョン、記憶のない時間は違う人格が出現している時間なのです。
中でも暴力的な人格のセギに突然告白されたリジンは舞い上がりますが、ドヒョンは、告白のことを知る由もなくスルー…リジンは困惑します。
しかし、ドヒョンの病気を知ったリジンは、主治医になり7つの人格と向きあいます。
ドヒョンの心を動かす明るいリジン、やがて主治医から恋人へ。
同じ人だけれど全然違う二人と、リジンの恋模様も気になりますが、従兄との財閥後継の座の奪い合い、ドヒョンとリジンには隠された過去がある?
サスペンス的要素も盛り込まれている内容盛りだくさんのドラマです。
コメディとシリアスが楽しめる、キルミーヒールミーの相関図からキャストと登場人物を画像付きで解説させていただきます♪
目次
キルミーヒールミー全キャスト画像付きで相関図から登場人物を総まとめ
キルミーヒールミー出演キャストと相関図をご紹介していきます♪
相関図がこちら♪
※画像をクリックすると大きくなります
引用元:公式サイト
それでは登場人物と役柄をみていきましょう♪
チソン/チャ・ドヒョン(シン・セギ)(フェリー・パク)(ヨナ)(ヨソプ)(ナナ)(Mr.X)一人七役
スンジングループの御曹司で、後継者候補。
幼い頃の恐ろしい体験から解離性同一性障害(多重人格)を患っていました。
留学中のドヒョンは後継者になる気はまったくなかったのに、暴力的で貪欲なもうひとりの自分セギが会社を手に入れようと企んで、ドヒョンの人格が眠っている間に帰国して後継者争いに巻き込まれることになりました。
すでに力を付けつつある又従兄のミンソクに会社を取られないようにと祖母から念を押されたドヒョンは、ミンソクの下につきIDエンタ副社長として就職しますが、初っ端の大事な会議にセギのせいで遅刻をしてしまい、祖母を怒らせてしまいます。
グループの後継者が多重人格では、到底会社を受け継ぐことはできません。
自分で自分が制御できないドヒョンは、リジンを半ば強引に「秘密の主治医」として雇い、二人は同居することになります。
おとなしい御曹司のイメージのドヒョンですが、帰国したことによって、望んでいない後継者争いに加わることになり、ますます病気を早く直さないといけない状況になってしまって、リジンにすがる姿が痛々しくてキュンとします。
表では完璧な御曹司を演じるドヒョンは、弱々しくてセギに乗っ取られそうだったけれど、リジンに支えられてどんどん強い男になっていきます。
以下ドヒョンの中にいる別人格です。
チソン/シン・セギ役
セギになると御曹司から一転、ワイルドなイケメンに変身するドヒョン。
ドヒョンにはリジンの記憶がないのに、なぜだかリジンのことを知っていて、初対面からリジン一筋のセギ。
温和な御曹司とは真逆のキザな言葉を発しまくってリジンに告白します。
じっと目を見つめて「この目を絶対忘れるな。」なんてトリハダものですよね。
そして、このセギが一番強い人格で、ドヒョンを眠らせて体を奪い取ろうとどんどん力を付け始めます。
いままで病気のことを誰にも打ち明けられなかったドヒョンですが、リジンと出会ってセギに打ち勝とうとしますが、セギの性格は一途で真っ直ぐなので、消してしまうのもまた可哀そうになります。
リジンもドヒョンを取り戻せばセギが消える、セギを残せばドヒョンが消えるという究極の選択を迫られることになります。
両方を統合して2で割れば、女子が喜ぶめちゃくちゃ理想の男性になりそうです。
なんとかならないかなぁ~。
チソン/フェリー・パク役
引用元:公式サイト
とてつもなく陽気でおじさんキャラの人格フェリー・パクは、お酒と爆弾好き。炊飯器を解体しては自作の爆弾を作って持ち歩く変わり者です。
リジンを助けようとセギを呼び出すために、秘書に自分を殴らせたドヒョン。
うまく気絶したけれど、現れたのはセギではなく、フェリー・パクでした。
とことん陽気なパクは、おじさんキャラでいい加減な性格です。
ドヒョンの秘書(アン室長)もなぜかパクだけには当りが強い気が…。
フェリー・パクだけに、船を買ってやると言われると、めちゃくちゃ喜んで何でも言うことを聞いてくれる素直なわかりやすい性格です。
案の定次々と、リジンの前に現れる別人格たち。ドヒョンの知らないドヒョンの別人格はとんでもない人格ばかりでリジンは手を焼きます。
チソン/ヨナ役
特に問題なのは女子高生ギャルキャラのヨナ。
この姿を見てもわかる通り、イケメン俳優チソンがこんな姿になっちゃうなんて!一瞬目を疑いました。
ヨナはリジンの兄妹リオンが好きで、リオンの事を“オッパ~♡”と呼びます。
そして、なぜかリジンに女としての対抗心が激しくて、化粧品にケチをつけたり耳付きパーカーを勝手に着たりしていつもリジンを怒らせてしまいます。
超生意気なJKヨナは、見た目奇妙ですが生意気なところがなんだか可愛いくて憎めないキャラで、チソンの演じるヨナが好き!という視聴者が多いみたいですよ。
チソン/ヨソプ役
常に自殺願望がある男子高校生のヨソプ、女子高生ヨナと双子の設定だとか。
しかし、ヨナとは真逆でいつも暗~~~くて自殺することを考えています。ビルから飛び降りようとする前、人格全員の絵と「KILL ME」という一言を書いたヨソプ。
そんなヨソプの行動の裏にある「助けて!」という気持ちを読み取ったリジンは「KILL ME」に「HEAL ME」という言葉を加えます。
これがドラマの題名「KILL ME HEAL ME」になりました。
苦しむドヒョンの「助けて!」という叫びが生んだ人格です。
この他にも、痕跡は残しても姿を見せない謎の少女ナナと、こちらも謎の人格Mr.Xという人格も出てきます。
眠ると別人格に切り替わる7人のドヒョンの世話でリジンは大忙し!それでも、持ち前の明るさとパワーで、ドヒョンを支えるリジンにどんどん惹かれていくドヒョン。
二人の距離は徐々に近くなっていくのですが……最大の恋敵は”セギ”なんです。
この状況は激しくややこしいです、三角関係だけど登場人物は二人…一緒だけど違う…。
韓国ドラマに三角関係はほぼ必須なアイテムとなっていますが、これは三角なの?
さらに二人が一緒に居ることによって、病気の原因になった21年前に起こった出来事も同時に謎が解け始めてくるのです。
一体どんな謎なのでしょうか?
ファン・ジョンウム/オ・リジン役
新米精神科医のリジンは、いつも元気いっぱいフルパワーで、働いています。
ある日の教授の回診のとき、自分の担当する患者の病状をうっとおしいくらい張り切って教授に説明するリジン。
けれど教授がベッドサイドに到着しても、返事どころか顔も見せない患者。眠っていると思ってリジンが触ると…ベッドに姿がない!
置き手紙から割り出した患者の行き先のクラブに行ったリジンは、すぐに患者を発見して取り押さえます。
患者を救急車に乗せた後、患者と一緒に居たドヒョンの体調の悪さに気がついたリジンは、再びクラブに戻りますが、そこにはセギが…。
ドヒョンが着替えたと思ったリジンは、セギをドヒョンだと思って体調はどう?と尋ねます。
そんなリジンの言葉を聞いているのか居ないのか?セギは、リジンの手を取りいきなり告白!
「2015年1月7日 夜10時 お前に惚れた瞬間だ…。」
「生意気な女はお前が初めてだ。」
想定内の甘い告白ゼリフを見事にそのまま言ったセギがおかしくてリジンは思わず大笑い!
セギの告白にキャ~~~~!!!と大騒ぎするリジンですが、目の前で想定した通りの甘々なセリフを言われたら、叫びたくなる気持ちもわかりますね。
このクラブでセギが、チンピラから強奪したジャケットに麻薬が入っていたことから、セギの恋人と勘違いされて、人質に取られることになったリジン。
助けに行こうとしたドヒョンは、セギを呼び出そうとして秘書に殴ってもらいますが、失敗して登場したのはフェリー・パク。
ちゃちなお手製の爆弾で、なんとかリジンは救出されたのですが、またもや違う人のようなドヒョンの異変に気が付きます。
ドヒョンの行動が気になったリジンは、ドヒョンの主治医が自分の担当教授と知って、ドヒョンの病状を尋ねます。
あまりにも壮絶な多重人格ぶりを聞いて、ドヒョンを放っておけなくなったリジンは、なんとかドヒョンを助けたいと思い始めました。
しかし7つもの人格を持つドヒョンのケアは大変!
精神科医だけに、いろいろな患者との対応には慣れているはずのリジンも、てんてこ舞いの毎日ですw。
傷の手当てをするからシャツを脱いでと言っただけなのに、リジンの言葉を極端に解釈したセギは、ズボンまで脱いでパンイチになってるし。
ビックリして思わず大声で叫んでしまうリジンですが、こんな行動をされたら誰だって大声も出ますよね。
それでもいつも元気いっぱいフルパワーのリジンは、同居して24時間ドヒョンを守りますが、全人格に思いっきり振り回されて疲れてしまって、思わず兄リオンに愚痴をこぼすことも…。
いくら疲れても、嫌なことが起きても、リオンはすぐになぐさめてくれて、リジンは笑顔になれます。
リジンはいつもバタバタしていて騒がしいのですが、中身は優しくていつも一生懸命で、かわいい女性です。
リジンの必死の努力は報われるのでしょうか…?
パク・ソジュン/オ・リオン役
リジンの双子の兄リオンは、実は天才小説家です。
オメガというペンネームで、素性を隠した覆面作家として執筆しているリオン。
天才小説家の顔と違って、リジンや家族の前ではダメダメお兄ちゃんキャラです。
双子だけに名前が似ているリジンとリオン。
そのせいで、オメガではないか?という電話がリジンにひっきりなしにかかってきます。
ただでさえ忙しい病院勤務のリジンは、迷惑電話にうんざり…そんなところに急に帰国してきて迎えを頼むリオンにブチギレしたリジンは、空港でリオンの姿を見るなりつかみかかって大騒ぎ。
天才小説家もリジンには頭が上がらないようですが、妹には勝てないお兄ちゃん感が出ていて修羅場なのですが、ほっこりしてしまいます。
けれど実はこの兄妹には秘密があって…リジンがピンチの時には過剰なほどリジンを守るリオン。
何も言わず、リジンを癒すリオンこそリジン専属の精神科医かも。
いざとなったら黙って助けてくれる…こういう男性、すごく素敵ですよね~♡
この兄妹の秘密も気になります!
オ・ミンソク/チャ・ギジュン役
引用元:公式サイト
ドヒョンの又従兄になるギジュンは、財閥を継ぐ意思がなく留学していたドヒョンが、いきなり戻ってきて後継者候補に挙がったことが気にいりません。
会社だけではなく、ドヒョンの初恋の人チェヨンと婚約するなど、何かとドヒョンに敵対心をむき出しにした行動を取ります。
閥の後継者争いは、ギジュンとドヒョンの父親の代から続いているようで、なんだか裏がありそうです。
ドヒョンの異変に気が付いて留学時代のことを調べ上げたり、とにかくドヒョンの座を奪おうとする悪いヤツ!
でも、残念ながらチェヨンはどんどんドヒョンのことが気になって、婚約破棄されてしまうという悲しい結末なのですが、女性からすればやっぱり姑息なギジュンより、ドヒョンの方がいいと思います!
キム・ユリ/ハン・チェヨン役
お金持ちのお嬢様のチェヨンは、ドヒョンの初恋の人です。
華麗な容姿で頭も良くて完璧なお嬢様のチェヨンは、スンジンの株を持つ実家の力が強く、ギジュンにしてみれば、絶対に抑えておきたい人物でした。
チェヨンはドヒョンと一緒に居るリジンに対抗心を刺激されて、一度は振ったドヒョンと一緒になろうと考え始めて、婚約を破棄します。
リジンには「あなたは私を煽るために利用されているだけ。」と言ったり、ドヒョンの祖母である会長に実家の株と引き換えにドヒョンと結婚したいと持ち掛けたりさすがです。
財閥の嫁にするのであれば、チェヨンの方がいいのかもしれないとも思いますが、ドヒョンの心を癒すリジンには敵いません。
絵に描いたようなお嬢さまキャラのチェヨンですが、スタイルも美貌も完璧でうらやましい~!
韓国女優さんって本当に綺麗で美意識高いので見習わないといけません…。
キルミーヒールミー全キャストと相関図まとめ
7つの人格を持ってしまった主人公は、幼い頃のトラウマで人格が分離してしまったようです。
凶暴なセギや自殺ばかり考えているヨソプの悲しみ、そんな人格とは真逆のパクやヨナを演じ分けたチソンの演技力には絶賛です!
2015年のMBC演技大賞を獲得したチソン。
その他にも最優秀演技賞ミニシリーズ部門、人気賞、ベストカップル賞を、チソンとファン・ジョンウムが獲得。
続いて優秀演技賞ミニシリーズ部門をパク・ソジュンが獲得。
トドメにチソン、ファン・ジョンウム、パク・ソジュンの3人で10大スター賞も獲得していて全部で12冠という受賞ラッシュを起こしています。
それだけこのドラマは注目度が高かったということですね。
7重人格だなんて、そんなのありえなさすぎて面白くないんじゃないの?と思っている方、韓国で絶賛されたチソンの七変化は絶対に見て損はないです!
チソンのJK姿を見られるドラマはきっとこのドラマだけ!
「キルミーヒールミー」は笑って泣けて心に染みる、奥が深いドラマです。