もしも韓国に”王室”があったら…という設定で、なんとも「宮~LOVE in palace」のような、ラブストーリーかと思いきや…。
サスペンスドラマを手掛けたチュ・ドンミン監督と”私はチャン・ボリ”の脚本家キム・スノクがタッグを組んでいます。
私利私欲にまみれ、権力を奪い合おうとするドロッとした部分が多いですが、視聴者の気持ちを掴むスリリングな復讐劇となっています。
ミュージカル俳優でしたが、皇帝イ・ヒョクの元へ嫁ぐ皇后オ・サニー役を、チャン・ナラ。
ナ・ワンシクという名前と容姿を変え、皇室警護員のチョン・ウビン役の、チェ・ジニョク。
大韓帝国の皇帝イ・ヒョク役の、シン・ソンロク。
皇帝秘書室長ミン・ユラ役を、イ・エリヤ。
泥酔状態の大韓帝国皇帝のイ・ヒョクは、秘書で愛人のユラと密会中に、車でナ・ワンシク(チョン・ウビン)の母ドヒを車ではねて死に追いやります。
ユラは事故を隠そうと、”ヒョクはミュージカル女優サニー”の公演を観覧するアリバイを作りますが、このことでヒョクとサニーの熱愛が報じられます。
そしてサニーは、ずっと憧れていた皇帝ヒョクと結婚し皇后となりますが…。
この結婚にはある目的が…。
一方、ヒョクの起こした事故を目撃したワンシクは命を狙われる羽目になり、容姿と名前を変え、皇室の警備員となります。
サニーは、ヒョクとの結婚にある目的があると知り失望していたところに、唯一の理解者太皇太后チョ氏が亡くなったことで、皇室の秘密を暴こうと奔走し始めます。
サスペンスストーリー皇后の品格の相関図から全キャストと登場人物を画像付きで解説させていただきます♪
目次
皇后の品格全キャスト画像付きで相関図から登場人物を総まとめ
出演キャストと相関図をご紹介していきます♪
相関図がこちら♪
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出典:公式サイト
それでは登場人物と役柄をみていきましょう♪
チャン・ナラ/オ・サニー役

大韓帝国皇后で、元ミュージカル女優。
高校生の時から、大韓帝国皇帝のイ・ヒョクに憧れ、片思いをしていて、「皇帝と楽しむランチ」のイベントに当選し参加することになります。
そこで、ミュージカルのチケットをヒョクに渡します。
そんな時、ヒョクを狙ったテロたちが、火災を発生させます。
ヒョクと共に急いで湖に身を投げますが、助けるのは皇帝のヒョクのみで、自分を助けてくれたのは、ナ・ワンシクでした。
お礼も言えないまま、ワンシクのロケットペンダントだけを拾います。
一方、ミュージカルの舞台に出ていた時、後輩とケンカになり舞台から転落すると、そこにヒョクが現れます…。

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ヒョクは、舞台の打ち上げに参加したり、翌日に“デートをしよう”と言ってきたり、突然のことばかりで頭がついていきません!
そして、なぜか大皇太后チョ氏の食事会に呼ばれ、ヒョクの母太后カン氏から“ヒョクとサニーは付き合っている”と報道陣の前で発表し、全員がパニック!
結局、何かを秘めたヒョクから“結婚してほしい”と公開プロポーズをされ、皇后に…。

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茶道や作法を習い始め、皇室生活の準備を始め、ヒョクから代々皇后へ送られるネックレスをプレゼントされます。
しかし、結婚式の途中でテロにあい、結婚式は中断され、新婚旅行もなくなってしまいます。

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そんな時、新婚初夜の日取りが決まり、ヒョクを心待ちに待っていますが、翌日の都合によりヒョクが来られないと知らせを受け、とても残念そう。
しかし、ヒョクの部屋へ出向き、無事ヒョクと初夜を迎えることができます。

しかし、少しづつ、ヒョクと皇帝秘書ユラとの関係を疑い始めます。
ある日とうとう、ヒョクとユラが不倫をし、キスまでしているところを見てしまい、ショックを受けます。
そんな時に夫の不倫で自殺をしようとしていた女性を見つけ、同じ境遇の女性を涙ながらに説得をします。

ヒョクとユラとの関係を絶たせようと、太皇太后チョ氏に人事権を譲り受けてユラを解任することにします。
何度も命を狙われることで、7年前に亡くなったソヒョン皇后の死の真相を明かそうと決意します。
一方、ヒョクの祖母太皇太后チョ氏が何者かによって殺されてしまします。
殺害をされた前後に、部屋を出入りしていたたに疑われ、とうとう太后カン氏によって、犯人として逮捕されそうになったところを、ある人物に助けられます。
どんどん泥沼化してきていますが、夫ヒョクが堂々とユラと不倫をしている姿を見てしまします。
ユラをヒョクから遠ざけようと必死ですが、ユラはヒョクと離れまいと必死な様子です。
また、一方では、ヒョクのイメージ回復のためにサニーと結婚させた太后カン氏も、一筋縄ではいかないような人物。
姑となるカン氏との関係はどうなるのでしょうか?
そして、サニーに興味のないヒョク、サニーのことを陰ながら見守っているウビンとの行方はどうなるのでしょうか。
チェ・ジニョク/チョン・ウビン(テ・ハンホ)役

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王室警備員。
王宮を訪ね、ヒョクの秘書室長のユラに連絡を取りますが、なかなかつながりません。
そんな時、王宮でテロが起き、湖に飛びこんだサニーを助けますが、ロケットペンダントを落としてしまいます。
ある日、車で母ドヒを引き逃げされ、犯人は皇帝ヒョクだと通報しますが、アリバイがあるということで捜査は進みません。
母の死の真相を探っていると皇帝の命令で動く刺客に命を狙われ、銃弾を頭に受けたまま海に落ちてしまいますが、偶然通りかかったビョンに助けられ、復讐を誓いビョンからの訓練が始まります。
もちろん、頭に銃弾が入ったままの為、ひどい頭痛に耐えながらになります。
そして、皇室警護員を募集しているCMをみて、応募し名前とダイエットをして容姿を変え、警護員チョン・ウビンとして潜入することに成功します。

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初めての警護が、皇帝ヒョクとサニーの結婚式でのテロ事件となり、サニーを助けることになります。
テロで結婚式が中止となり、その後、ヒョクとユラが一緒にいる所を見かけ、ただならぬ関係だと感じます。
ヒョクとサニーが初めて迎えるはずの新婚初夜に、ヒョクが出向かず、部屋の電気が消えたことを確認すると、ヒョクの部屋に復讐のために向かいます。
そこで、寝ていたヒョクに銃口を向けた時に、隣で寝ていたのがユラであったことに、驚きます。
サニーに誘われ、部屋を出ていったヒョク、それを見ていら立っているユラを見て、ショックを受けます。
一方、ヒョクが暴れたために足を怪我したサニーを抱きかかえ部屋まで運びます。

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そして、荒れ狂うヒョクの元へ行き、怒りの丈をぶつけられますがそれに耐え、冷静になったヒョクから絶大なる信頼を受けるようになります。
ある日、以前追われた皇帝の刺客から再び命を狙われますが、刺客を殺すことに成功します。
そして死に際に、母ドヒをひき逃げることになった指示はユラが関わっていたと知り、刺客の携帯からユラに電話をかけ、その後、遺体を乗せ走り始めます。
その後、ユラから追われることになり、車が崖から滑り落ち火に包まれますが、危機一髪で逃げ切ります。
ある日、サニーからヒョクの居場所を聞かれ、2人が密会している場所へと案内し、2人の関係をサニーに見せます。
ユラは、ヒョクとの関係を隠すこともせず堂々としている姿を見せつけられたサニーが涙を流してたので、そっとハンカチを手渡します。

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そして、記者までもが、ヒョクとユラの関係が内縁関係にあると聞きつけ、関係を否定したサニーに対し、なんと二人の関係を認めてしまいます!
幼いころ、一緒に暮らしていたユラのことを絶えず気にしていたのに、ある日突然出ていってしまいます。
しかし突然帰った来たと思ったら、ある事実が…。
そして、母ドヒを死に追いやったユラとヒョク。
二人に対して復讐を誓い、警護員になり、サニーと出会います。
ヒョクに裏切られ涙するサニーを優しく慰める表情にキュンとします。
シン・ソンロク/イ・ヒョク役

大韓帝国の皇帝。
7年前に皇后ソヒョンを、亡くしています。
外面がよく国民に愛されていますが、実は冷酷非情で女癖がとんでもなく悪いです!
「皇帝と楽しむランチ」会の時に、サニーと出会い、転んだりするサニーを優しく世話し、お礼に…とミュージカルのチケットをもらいます。
ランチ会の途中に、爆発が起こり、サニーと共に湖に飛び込みます。

ある晩、ユラに会いに別荘を訪れた際に、ドヒを車で引いてしまいます。
動揺し、ユラの指示の元、サニーのミュージカルを観劇しているアリバイを作り、その後の打ち上げにまで参加します。
母、皇后カン氏からサニーと結婚をするように言われますが、ユラのことが好きなため拒否しますが、交通事故を起こし隠ぺいをしていることに対し咎められ、結婚をせざるを得なくなり、仕方なくサニーへプロポーズします。
しかし、結婚式の途中でもテロをわざと起こさせ、中断させる指示を出します。
祖母の太皇太后チョ氏から、カップルマッサージを受けていますが、マッサージ師として部屋にやってきたのは、ユラでした。
そのまま、ユラと二人で消えていきます。
結婚式から数日が過ぎ、”初夜”をサニーと過ごすはずが、ユラと部屋にいます。
ある日、ユラに騙されたサニーが、亡くなったソヒョン皇后が好きだった曲や花を飾っていたことに腹を立て、暴れまくります。
その時に止めに入ったウビンに心を開き、信頼をするようになります。

大使主催のディナーになんとユラを連れていきます。
挙句に、ウビンにサニーを崖から突き落とすことを命令し、サニーを皇室から追い出そうとします。
しかし、王宮に帰ってきたサニーから”王宮を出ていく気はない”と言われます。
そして、部屋に置いてあった書類がすり替わっていたことで、身近に裏切り者がいると警戒し始め、ウビンに探すように命じます。
ある日、ソヒョン皇后の命日に、王宮内の池にチマチョゴリが浮かんでいるのを発見し、7年前のことを思い出します。
そして、とても不安な気持ちになり、アリの乳母であるソ・ガンヒの元へ行きます…。
同時に、ユラの過去を知ることになり…。
何もかも信じられなくなり、ウビンに何度も連絡をしますが出ません。
フラフラと歩いているとウビンを見つけますが、なんとそこにはウビンがソニーを抱きしめているところを目撃してしまい…。
何とも、優柔不断!女ったらし!なヒョクですが、こんな性格になったのも過去になにかあった様子です。
ソニーとの結婚後もユラとの関係を続け、ソニーを裏切り命まで狙うという最低な男です。
しかし、ユラの過去を知り途方に暮れていた時にウビンがソニーを抱きしめている場面…。
今まで、いい加減な扱いをして生きたソニーに対して、これからどんな流れになっていくのでしょうか?
これからのヒョクの気持ちの変化に注目です!
今までの悪態を一掃するほどの可愛さが待っていますよ♡
イ・エリヤ/ミン・ユラ役

皇帝秘書チーム長。
ワンシクの元恋人で、ヒョクの愛人。
太后カン氏から、ヒョクとの関係を警戒し解雇されますが、別荘にヒョクを呼び出し一線を越えるように仕向けます。
別荘に養母であるナ・ワンシクの母ドヒに、ヒョクとの関係を見られ、秘密にしてほしいと頼み、帰ろうとするドヒに石で殴りつけます。
しかし、衝撃を受けたのにも関わらす歩き出したドヒはヒョクの運転する車に引かれてしまい、遺体を車にのせ、通りの多い場所へ遺棄します。
ヒョクのアリバイ工作をするために、サニーからもらったミュージカルのチケットを渡し、見に行くように指示します。

一方、ヒョクから結婚相手として報道陣に伝えるつもりでしたが、太后カン氏により結婚発表を阻止され不満な表情を見せます。
ヒョクがサニーと結婚することになりますが、サニーを結婚相手とは思ってもおらず、適当にあしらいます。

ヒョクとサニーの新婚初夜にも関わらず、ヒョクの隣で寝ていると、部屋を訪ねてきたサニーに対し嫉妬を抱きます。
そこで、サニーからヒョクの趣味などを聞かれ、優しく教えますが、実はヒョクの前妻ソヒョン皇后の好みを教えたため、逆鱗に触れヒョクがサニーを邪魔者扱いすることに成功します。
ある時、太皇太后チョ氏から、ヒョクとの関係を聞かれますが、堂々とヒョクとの関係を明かし、そばを離れない!とまで言い切ります。
大使主催のディナーに、サニーを差し置いてヒョクと共に参加した後、隠れることなくヒョクとキスをします。

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とうとう黙っていられなくなったサニーから、”3人で食事をしよう”と誘われますが、戸惑うことなくすました顔で食事をし、サニーにヒョクとの関係を見せつけることに成功します。
その後も、サニーの命を狙うことが何度かあります。
しかし、その間にもヒョクの母太后カン氏から幾度となく、ヒョクの隣にいることに対して離れるように警告があったり、時には牢獄に閉じ込められたりすることがありました。
それでも、ヒョクからの助けや太后カン氏のしている悪どいことを餌に黙らせ、ヒョクにこだわり続けます。
しかし、徐々に化けの皮がはがれ始めてき、ヒョクに過去の事実を知られることになります。
今までの悪事や性格、私欲がどんどんとバレてしまい、ヒョクは離れていってしまいます。
さて、その後誰と手を組み、どのような行動にでるのでしょうか?
シン・ウギョン/太后カン氏役

出典:公式サイト
ヒョクの母で大韓帝国太后。
ヒョクとユラの関係を察知し、2人の関係を絶とうとします。
ヒョクがナ・ワンシクの母ドヒをひき逃げしたことを知り、ヒョクを諫めますが、事実を隠すためにサニーとの結婚を強います。
ヒョクはサニーとの結婚後も、ユラとの関係を続けていたために、ユラを投獄してみたりと、結構ひどいことをします。
しかし、ユラも黙ってはおらず、反撃を仕掛けてきたりします。
ユラとヒョクの関係を絶とうとする割に、サニーとの関係をよくするのかと思いきや…そうでもなく、太皇太后チョ氏が殺された際はサニーを疑い、追い出さそうとします。
ヒョクの元妻ソヒョン皇后が亡くなったのにも関係があるのでしょうか?
姑としても、皇后としても、嫌みな性格の持ち主であることは間違いなし!
全ては、この人の私利私欲が発端なのではないでしょうか?
パク・ウォンスク/太皇太后チョ氏役

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ヒョクの祖母で太皇太后。
とても優しく、国民にも信頼され、愛されています。
サニーがヒョクへ嫁いでいたことを歓迎し、サニーに対しとても優しく接します。
結婚後、ヒョクとユラが一緒にいることが多いことに気が付き、ユラを呼び出し問い詰めます。
一方、胸にナイフが刺さった状態で、発見されます。
いったい、なにがあったのでしょう⁈
シン・ゴウン/ソヒョン皇后役

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ヒョクの最初の妻。
賢くスマートな女性で、国民に愛されてましたが、7年前に謎の死を遂げています。
しかし、世間には”心臓発作”ということで、報道されていますが、実はお腹には子供を宿していました。
誰に命を奪われたのでしょうか!
衝撃の事実が…。
ユン・ソイ/ソ・ガンヒ役

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公主アリの実の母親で、アリの乳母として育てています。
皇帝ヒョクの子どもを産んだことで、“皇后”の位置を望んでいましたが、サニーが突然現れ、”皇后”の座を奪われたことで、サニーを目の敵にします。
ファン・ヨンヒ/ペク・ドヒ役

出典:公式サイト
ワンシクの母で、ユラの養母。
ユラの両親が亡くなったため、ユラを引き取って育てます。
しかし、皇帝ヒョクにひき逃げされ、まだ息があったのにも関わらず、放置されてしまい命を落とします。
オ・アリン/アリ公主役

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ヒョクとガンヒの娘。
戸籍上は、ソジン公主の娘となっていて、ヒョクの養女として育ちます。
小さいですが、要領がよく、素直に育っています。
皇后の品格全キャストと相関図まとめ

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私利私欲にまみれドロドロとしていて、誰もかれもが命の狙い合いが多い内容なので、視聴を途中でやめよう…と思っても、展開が早く、気になる終わり方をするので、止めるタイミングがなくどんどん観てしまう内容となっています。
7年前に亡くなったソヒョン皇后の死の真実、太皇太后チョ氏の死の真実がわかると、驚きます!
しかし、このドロドロとした内容の中に、ウビンがサニーにほほ笑む箇所が話数が進むにつれ増えていくところに、とってもキュン♡とします。
また、ウビンがサニーを見てほほ笑んでいたり、二人の絡みを見て、ヒョクが焼きもちを焼いたり、サニーに気に入られようといろいろと尽くす姿の場面も、お見逃しなく!
怖い顔に似合わず、カワイイです♡
そして、初めから芯は強そうだな…とは感じていたサニーが、私利私欲にまみれた王宮に一人で立ち向かい強い女性を演じているところにも注目です!
残念なことに、視聴率が良く4話分が増えたこと(韓国ドラマあるある)で、スケジュールの関係でチェ・ジニョクが最終回まで出演することができず、途中降板となってしまうのが、非常に残念です!
展開が早く、どんどん引き込まれていく皇后の品格をぜひご覧ください!