客主~商売の神~

客主商売の神全キャスト画像付きで相関図から登場人物を総まとめ

客主商売の神全キャスト画像付きで相関図から登場人物を総まとめ

客主〜商売の神〜は韓国の小説家キム・ジュヨンの歴史小説です。

1983年にドラマ化された歴史小説リメイク作品でもあります。

19世紀末の朝鮮王朝時代の舞台に、天涯孤独となり、商売の神へと昇り詰める波乱万丈の生涯を送ったチ(o^―^oム役を、今や時代劇では欠かせない存在となったチャン・ヒョクが演じます。

ボンサムのことを愛しながら、ソクジュの後妻となるソリンをハン・チェアが、ボンサムを運命の男性と信じるメウォルをキム・ミンジョンが演じます。

幼い頃から父親を亡くしたボンサムが、様々な苦難を乗り越えてのし上がっていくサクセスストリーと、ボンサムを慕う二人の女性とで繰りなす切ない三角関係を描いたラブロマンスと見所が満載です。

そんな客主〜商売の神〜をキャスト画像付きで解説させていただきます♪

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客主商売の神全キャスト画像付きで相関図から登場人物を総まとめ

出演キャストと相関図をご紹介していきます♪

相関図がこちら♪

※画像をクリックすると大きくなります

引用元;公式サイト

それでは登場人物と役柄をみていきましょう♪

チャン・ヒョク/チョン・ボンサム役

から登場人物を総まとめ

千家客主の主の息子。

19世紀末、漢陽はもちろん、清とも取引をするほど大きい行商団のチョン家客主チョン・オスの息子であったチョン・ボンサムは、高利貸のハクチュンの陰謀に巻き込まれ父を亡くします。

また姉とも生き別れ、天涯孤独の身となります。

詐欺まがいの手を使ったボンサムは、牛商人のチョ・ソンジュンに厳しく糾弾されます。

しかし童蒙庁を追い出されたボンサムはソンジュンに雇って欲しいと頼み、ソンジュンの元で働き商人としての頭角を表すようになります。

一方、生き別れた姉チョン・ソレが乗っている輿だと思い込み追いかけ、その輿が崖から川に落ちたのを、飛び込んで助けたボンサムです。

客主〜商売の神〜キャスト画像付で相関図から登場人物を総まとめ

しかし、助けたのは姉ではなく、別人のチョ・ソリンでした。

しかし、この出会いはボンサムとソリンにとって運命的な出会いとなるのでした。

この出会いのあと、ボンサムは仲間のためにある女性を人質にしますが、その女性がソリンなのでした。

惹かれあった二人は一夜を共にし、離れていてもお互いを思い合う仲となります。

しかし、ソリンは親の欲のためにソクジュの妻となってしまいました。

ボンサムとソリンが親密にしているところをソクジュに目撃されてしまいます。

ソクジュから「今逃げれば見逃す」という信書を受け取りますが、それはソリンの命が無いことを意味していました。

二人の関係は、果たしてどのような展開を迎えるのでしょうか。

さて、ボンサムは商人においても苦難の連続です。

莫大な借金を1年で返すために、雪花紙を元山で運ぶという募集に名乗りますが、ソクジュがソゲに阻止するよう命じたため、命を狙われます。

ソクジュの仕業だと知ったボンサムはソクジュに問いただしますが。ソクジュは開き直ってしまう始末です。

さらには六矣廛の買い占めによって、物資が仕入れられない行商人たちと、必ず品物を手に入れると約束するのでした。

ボンサムはどんなに自分が窮地でも、他人のためになんとかしようとします。

父であるチョン・オスの人柄に近づいていますね。

そんなボンサムなので、ボンサムが頼みこむ相手はボンサムの誠意を信じ、味方になっていきます。

一難去ってはまた一難なボンサムに、さらなる悲劇がやって来ることになります。

本当に波乱万丈という言葉しか思い浮かばないボンサムの人生です。

父の復讐のために人生を狂わせてしまった、ソゲやソレと違い、復讐という道でなく自分が生き抜くため、人のために突き進んだボンサムは、チョン・オスのように商人としての才覚があったのだと思います。

だからこそ、多くの人を惹きつけ、嫉妬を買う存在だったのでしょう。

ボンサムにほっと一息がつける日がくるのでしょうか。

ハン・チェア/チョ・ソリン役

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シン・ソクチュの後妻。

趙家客主の主の娘で、自分の父親に両班の身分と財産を引き換えに、ソクジュに売り渡されてしまいます。

ある時、ボンサムと運命的な出会いをし、一目惚れしてしまいます。

ソクジュに嫁ぐ前夜、ボンサムと再開し、自分のことが忘れられず、一緒に逃げようと来てくれたと思ったとボンサムに伝えます。

ソリンは、ボンサムに対して積極的でした。

ボンサムとソリンの関係がソクジュにバレた際、命の危機に晒されます。

そして、二人きりになった時、二人は決して離れないことを誓うのでした。

しかしソリン人妻です、ボンサムと幸せな暮らしを送ることができるのでしょうか。

ユ・オソン/キル・ソゲ役

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ボンサムのライバル。

幼いころは、ボンサムと幼馴染で、ソレとは許嫁で婚姻の話も出ていました。

父の死をきっかけに、復讐を誓い、ソクジュの元で奉公をし朝鮮一の商人を目指します。

朝鮮最大の巨商であるソクジュに使えれば、力がつくと考えるのは当たり前かもしれませんが、仕える人を間違えてしまったように思います。

自分のやってきたことは間違っていないと思っているソゲです。

幼い頃から復讐のためだけに生きる人生って寂しすぎです。

キム・ミンジョン/ケトン(メウォル)役

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塩辛行商人→国師堂の巫女。

両班の娘として生まれますが、幼い頃から巫女としての能力を発揮します。

そのため、実の父親から生き埋めにされ死にかけますが、母がそれを助け逃げるように言われます。

巫女であることが父や兄たちの出世の原因になるのなら、死んだ方がマシだというメウォルに、気運を変える殿方に出会って結婚すれば普通の女性に慣れると母親に言われます。

運命の男性とは磁石のように引き寄せられるという言葉を思い出し、死にそうになっているボンサムと出会ったメウォルはボンサムが運命の人だと思い込みます。

ボンサムに献身的なサポートをし、ボンサムのためならなんでもする女性です。

ついにはソリンに関する行動でボンサムに疑惑を向けられるメウォルは、ボンサムと良い関係を築くことができるのでしょうか。

パク・ウネ/チョン・ソレ(ソホン)役

客主〜商売の神〜キャスト画像付で相関図から登場人物を総まとめ

ボンサムの姉。

父を死に追いやった元凶のキム・ハクチュンに復讐すべく、ハクチュンに近づき側室となります。

そのため、幼く病気を発症していたボンサムを捨て、姑生となります。

ハクチュンに復讐する時、父を死に追いやった人物がハクチュンでなかった事実が明らかになります。

そして、その人物への復讐に変わっていきます。

イ・ドクファ/シン・ソクチュ役

辛家大客主の主。

六矣廛の大行首、ソリンの夫です。

朝鮮最大の巨商で、六矣廛の頭領に20年座っています。

なんでも手に入っていたソクジュですが唯一子どもに恵まれず、後継者を得ようと最後の希望としてソリンを後妻にむかえます。

心から愛し、ソリンを大切にしますが、ソリンがボンサムと密会している場を目撃してしまいます。

その時のソクジュは本当にショックを受けていました。

キム・ミョンス/チョ・ソンジュン役

引用元:公式サイト

松坡馬房の主。

牛革の元密売人で、チョン・オスに密売の話をするも断られた過去を持っています。

アヘンの密輸で死罪になったオスに、処刑場で最後のお酒を飲ませます。

オスが冤罪であることを知っており、複雑な気持ちでオスの死を見送ります。

オスとの出会いによって、今までの自分を恥、正当な商売をするようになりました。

またボンサムと出会い、ボンサムの父親的存在となります。

キム・ギュチョル/キム・ボヒョン役

宣恵庁の高官→京畿道の長官

いとこであるハクチュンから賄賂を受けて便宜を図っていました。

しかし、ソクジュに媚びを売り、手を組むことで利益を得ようとします。

お金のためなら、媚びを売り自分が利益を得ることしか考えていません。

ハクチュンは死ぬ間際、ソホンに自分が築いてきた財産をボヒョンにだけは奪われるなと言っていました。

それだけお金しか見えていない人物なんですね。

キム・ハクチョル/キム・ハクチュン役

引用元:公式サイト

高利貸

キム・ボヒョンの異母兄。

名門両班を父に持つも、庶子だったため高利貸しとして生計を立てます。

ソホンが自分への復讐のために近づいたとも知らず、寵愛し側室にします。

死の間際、ソホンにチョン・オスの死の真相を伝え、もし生まれ変わることができたら、両班の家出なく普通の家庭でソホンと幸せに暮らしたかったと言います。

自分の人生にトラウマに思っていて、本当にソホンのことを愛していたように思うので少し悲しいシーンでした。

キム・スンス/チョン・オス役

ボンサムとソレの父。

世のため人のため、そして自分の子供達のために商売を信念に掲げるチョン家客主の主です。

高利貸びハクチュンの陰謀に巻き込まれ、アヘンを密輸した罪に問われ死罪となってしまいます。

自分が巻き込まれたことも、陥れた人物に察しがついていても、運命を受け入れます。

イ・ウォンジョン/キル・サンムン役

引用元:公式サイト

ソゲの父。

千家客主の行首。

オスと義兄弟の関係で、商団の番頭でした。

借金を返済するために、ハクチュンとアヘンの密輸を約束してしまい、命を落とすことになります。

死ぬ前息子であるソゲに、六矣廛の大行首になれという遺言を残します。

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客主商売の神全キャストと相関図まとめ

宮廷を描いた韓国時代劇ドラマが多いですが、それ以外を描くドラマは珍しいと思ったのが第一印象です。

このドラマで印象に残ったのは、苦難を乗り越えながらも真っ直ぐに生きたボンサムと、復讐のために生きたソゲとの対比です。

同じ時期に父を陰謀により亡くす二人が全く正反対の人生を進み、幼馴染出会った二人がライバルとして対峙していく様子は切なさを感じました。

また、このドラマでは女性が登場するシーンのほとんどが「涙のシーン」だったように思います。

この時代の女性は、立場は弱いのですが、愛する男性のために強く立ち向かう女性が健気で、それでいて思うように行かない切なさが、視聴者の涙を誘うのだとおもいます。

天外孤独となったボンサムが、商人になっていく様子を描いたサクセスストーリーと、ボンサムを中心に繰り広げられるラブロマンスが見所です。

そんな客主〜商売の神〜をぜひご覧ください♪