マイダスは、『朱蒙(チュモン)』や『オールイン~運命の愛~』をなどを手掛けた巨匠チェ・ワンギュ脚本で、2011年に韓国で放送されたドラマです。
貧しい家庭で育ったキム・ドヒョンは、名門大学出身で大変優秀な人物でした。
司法試験にも合格し、多くの企業からオファーが来るほどの才能を持ち合わせていましたが、担当教授からの紹介で無名の法律事務所“大正(テジョン)”に就職します。
大正(テジョン)の代表チェ・グクファンがインジングループ会長に仕えていたことで、ドヒョンはインジングループの後継者争いに関わっていくことになります。
インジングループの長女ユ・イネと出会い、協力するようになった事をきっかけに、恋人であるイ・ジョンヨンとの間にも亀裂が生じ始め、愛憎渦巻く復讐劇が展開されていきます。
そんな優秀な弁護士キム・ドヒョンを演じるのは、『推奴』『根深い木』のチャン・ヒョクです。
また、ドヒョンと結婚を控えている恋人のイ・ジョンヨンには、『花より男子~Boys Over Flowers』のイ・ミンジョンが演じています。
そしてインジングループの後継者の座を狙い、ドンヒョクに協力を依頼し、徐々にドンヒョクと深い関係になっていくユ・イネには、数々のCMに出演していたキム・ヒエが演じています。
先の読めない展開が続き、観れば観るほどハマってしまうのが特徴のドラマ、マイダスの相関図からキャストと登場人物を画像付きで解説させていただきます♪
目次
マイダスキャスト相関図から登場人物を画像付きで総まとめ
出演キャストと相関図をご紹介していきます♪
相関図がこちら♪
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引用元:公式サイト
それでは登場人物と役柄をみていきましょう♪
チャン・ヒョク/キム・ドヒョン役
引用元:公式サイト
弁護士。
幼い頃、父親が家を出たきり戻らず、母親の元で暮らしますが、貧しい生活をしていました。
自分の元にいる唯一の母親も他界してしまうと、わずかに残った遺産を元に投資をし、見事に成功します。
その後、司法試験にも合格し、大手企業から熱望される優秀な人物となります。
私生活も好調で、恋人のジョンヨンと結婚の約束もし順風満帆な生活をしていました。
ジョンヨンの誕生日に、ジョンヨンに内緒でジョンヨンの父ヨングクとサプライズを用意していました。
時にはヨングクの工場で手伝いをするなど、とても良好な関係でした。
しかし、大正(テジョン)という法律事務所から引き合いがあり、グクファンの下で働く事を決めると、徐々に変化が生じてきます。
また、インジングループと関わるようになり、ユ・イネの協力をする事になると、結婚式の準備をするジョンヨンそっちのけで、仕事に夢中になってしまいます。
少しずつ、ジョンヨンとギクシャクし始めていましたが、ついにジョンヨンとの結婚式当日を迎えます。
しかし、結婚式に向かっている途中、事故に巻き込まれてしまうのでした。
インジングループに関わることとなった洗礼なのかと思う瞬間でした。
明らかに何者かによって仕組まれた事故でしたが、命に別状はありませんでした。
この事故によって結婚式は延期となりますが、この後ジョンヨンとの間に溝が生まれ、ジョンヨンと別れる事になります。
イネをピルサンの後継者にするための計画が成功に終わると、大正を辞め、イネの下で働く事になります。
さらには、仲間たちとある銀行を買収しようと画策しますが、ドヒョンに恨みを持つユ・ソンジュンも買収に名乗りをあげ対立していきます。
そしてドヒョンは、まんまとソンジュンの罠にハマってしまうのでした。
ドヒョンはイネを頼ろうとしますが、イネに裏切られ出頭するまでに追い込まれます。
拘置所に収監される事になると、出所後に復讐をしようと計画を立てます。
そしてドヒョンは拘置所で、ク・ソンチョルという男性に出会う事になります。
ク・ソンチョルと出会った事で、着実に出所後の復讐計画を練る事になります。
そして出所後、元々の仲間と、ソンチョルが加わりユ一家への復讐劇が始まるのでした。
また、ドヒョンは拘置所内で父親と再会します。
息子を心配する父親をよそに、復讐への道に進みますが、徐々に父親に対する態度も変化していくのでした。
果たしてドヒョンは、復讐を果たし、ジョンヨンと幸せな時間を過ごしていた日常へと戻る事が出来たのでしょうか。
イ・ミンジョン/イ・ジョンヨン役
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看護師。
ドヒョンの恋人で、結婚を控えていました。
父親と二人で暮らし、ドヒョンとの交際も応援してもらいながら、幸せな生活を送っていました。
そして結婚後はさらに幸せな生活が送れると信じていました。
しかし、ドヒョンが弁護士事務所で働くようになってから、ドヒョンが変わってしまったことに不安を覚えます。
さらには、常にドヒョンの隣にイネがいることで、ドヒョンとの関係を継続することが難しいと感じ始めるのでした。
一方、看護師として優秀でVIP病棟の看護師として働いており、そこでミョンジュンと出会います。
最初はミョンジュンの派手な生活に呆れ、相手にしていませんでしたが、ミョンジュンとも向き合うようになって行くようになるのでした。
キム・ヒエ/ユ・イネ役
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ローン・アジア代表。
投資家として成功した、インジングループ会長の長女です。
野心に満ち溢れており、父親の後継者の座を虎視眈々と狙っています。
父親の顧問弁護士、グクファンが連れてきたドヒョンに協力を持ち掛け、後継者最有力候補のソンジュンを陥れ、見事に後継者の座を勝ち取ることに成功します。
自分の成功のためにドヒョンを利用するために、ドヒョンの結婚相手であるジョンヨンをも牽制していきます。
ドヒョンの事を競走馬といい、自分の地位と名誉のために利用するだけといっていましたが、はたしてそこに愛はなかったのか…。
そんなところに注目しながら、観るとさらにドラマが楽しめると思います。
ノ・ミヌ/ユ・ミョンジュン役
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インジングループ会長の三男。
女遊びが派手で、とっかえひっかえしています。
そんな中、ジョンヨンに一目惚れし、ジョンヨンにアプローチをするのでした。
ユ家での立場は非常に良いものでなく、ソンジュンからは見下されていましたが、イネのお陰でピルサンの財産を手に入れることが出来ました。
遊んでばかりで、仕事に興味のなかったミョンジュンですが、ある時から誠実に仕事に取り組むようになるのでした。
そして、ジョンヨンにも誠実に接するようになりますが、実は誰も知らないある秘密を抱えていたのでした。
ユン・ジェムン/ユ・ソンジュン役
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インジンキャピタル代表。
インジングループ会長次男でインジングループの後継者最有力候補でした。
そのため、実兄である兄に対しても強気です。
父親の愛人との間に出来た娘のユ・イネを敵対視するも、ミョンジュンやミランの事は軽視しており、父親の遺産相続に関しても相手にしていません。
父親の後継者となり、権力が自分の手に入るとばかり思っていましたが、父親の顧問弁護士であったチェ・グクファンが連れてきたキム・ドヒョンとイネによってその計画を狂わされます。
ただでさえ短気で、すぐに手が出る性格ですが、このことがきっかけでイネとドヒョンに対する復讐に燃えるのでした。
チェ・ジョンウ/ユ・ギジュン役
引用元:公式サイト
インジン建設社長。
インジングループ会長の長男でありながら、自身が父親の後継者にはなれないと諦めているため、有力候補であるソンジュンに気を遣っています。
自分以外の人を見下すソンジュンに比べて、穏やかで、腹違いの兄弟の事にも気を遣う様子がうかがえます。
しかし、後継者の座がイネにいくと、ソンジュンへの態度も変わっていくのでした。
長男であるが故、兄妹の事を思いやる一面もありながら、離婚を3回も離婚を経験するなど、ダメな一面が見え隠れしています。
チョン・ホジン/チェ・グクファン役
引用元:公式サイト
法律事務所大正(テジョン)代表。
インジングループ会長ユ・ピルサンに30年仕え、グループの事だけでなく、ユ家に関わる問題の後始末まで行ってきました。
ファンドマネージャーとして成功し、頭脳明晰なドヒョンに目を付け、ドヒョンを雇うために破格の条件を出すのでした。
そして、ドヒョンにユ家に関わる仕事を手伝わせることになります。
基本的にはピルサンの顧問弁護士として、ユ家で起きる出来事の処理をしていきますが、イネとドヒョンが手を組み、ソンジュンを陥れて以降は、ドヒョンとは敵対に近い関係となります。
しかし、多くの出来事が起こる中で、ドヒョンとの出会いがグクファンにとっても、長年の考えを変えるきっかけとなるのでした。
キム・ソンギョム/ユ・ピルサン役
引用元:公式サイト
インジングループ会長。
巨大財閥の会長で、正妻の他に3人の愛人がおり、それぞれに子どもがいます。
自身の顧問弁護士である、グクファンに遺言状の作成を依頼したことが、後継者争いを招くことになります。
株の投資が財産となっていく時代に、土地や建物などの不動産への投資が一番の財産であると信じて疑いません。
また、投資で成功している長女のイネの実力は把握しているものの、自分の後継者は男性であるべきだという昔ながらの考えを未だに持っています。
イ・ムンス/イ・ヨングク役
引用元:公式サイト
鉄工所経営。
ジョンヨンの父親です。
娘のジョンヨンとドヒョンの交際を見守り、二人の結婚を祝福していました。
ドヒョンの事を本当の息子の様に可愛がっています。
ジョンヨンがドヒョンとケンかをした時も、ドヒョンの気持ちも考え、ジョンヨンに折れるように諭したりと、ドヒョンとの関係性も非常に良いものでした。
しかしある時、ある企業の下請けを中国に変更する方針になった際、デモに参加し、ドヒョンに抵抗する事となってしまうのでした。
ハン・ユイ/ユ・ミラン役
引用元:公式サイト
インジングループ会長次女。
クラブ通いをする等、派手な生活をする一方で、精神的に不安定で自殺未遂を繰り返します。
腹違いではありますが、イネとミョンジュンに気にかけてもらっています。
特に、ミョンジュンとは仲が良いです。
ある時、ドヒョンの異母弟であるドンチョルと出会い、恋に落ちますが、その恋にも壁が立ちはだかるのでした。
さらには、最後の最後で衝撃の事実が発覚します。
イ・ドックァ/キム・テソン役
引用元:公式サイト
ドヒョンの父親。
ドヒョンが幼い頃、『ドヒョンの頭の大きさくらいの鉱物をとってくる』と言って去ったきり、ドヒョンと母親の元に戻ることはありませんでした。
しかし、ドヒョンの事を忘れたことは無く、ドヒョンがジョンヨンと結婚するという話を耳にすると、ドンチョルと共に顔だけでも見ようと式場に訪れるのでした。
さすがに、ドヒョンにどんな顔をして会えばいいのかわからないのでした。
またギャンブラー気質で、株に手を出して儲けようとするのですが、失敗し借金を背負ってしまい、久々にドヒョンに会いに行くのがお金を貸してほしいという事だったので、親子関係はさらに悪化するのでした。
またその手をだした株が、ドヒョンがイネと手を組んで操作していた株だったというのが見ていて何とも言えない心境でした。
キム・ソンオ/キム・ドンチョル役
引用元:公式サイト
ドヒョンの異母弟。
父親のテソンが拘置所に入れられてしまったことで、ドヒョンに自分が弟であることを名のり、父親を釈放してもらうように頼みに行くのでした。
テソンの釈放後、父親と行動を共にしますが、父親が借金を背負ってしまったことで、闇金に捕まってしまうも、イネのおかげで抜け出すことになります。
ミランと出会い好意を抱きますが、グクファンから身分をわきまえろと脅されミランの前から姿を消すのでした。
キム・ヒジョン/チェ・ドクチャ役
ドヒョンの母親。
夫のテソンが家を出た後、1人でドヒョンを育てます。
魚屋を営んでおり、そこで稼いだお金をドヒョンに渡していたというエピソードが、ドラマ中に数回あります。
また、初回にドヒョンとのシーンがあり、テストで100点をとったドヒョンを強く抱きしめお小遣いをあげるシーンがあります。
どんなに貧しい生活をしていてもドヒョンとの生活を幸せに感じていました。
イ・イルファ/カン・インスク役
女優。
グクファンの愛人で、ユ会長の元愛人です。
ミランの実母で、ピルサンの娘として育っていますが、最後の最後に衝撃な事実が隠されていました。
またグクファンの裏金を管理しています。
その他登場人物(愛人達)
ユ・テジュン。
ピルサンに3人いた愛人の内の1人から産まれた子で、海外に留学中です。
実際、ドラマ中は名前のみの登場でキャストの配置もされていません。
ピルサンの正妻。
ギジュンとソンジュンの母親ですが、ドラマでの登場はなく役名・キャストの配置がありません。
愛人。
ピルサンには正妻の他に3人の愛人がいたという設定になっています。
実際に役名・キャストの配置はされていない人物ですが、イネとミョンジュンの母親、留学中の設定でドラマ中の出演が無いユ・テジュンの母親が相関図に記載されています。
愛人のうち、ミランの母親だけは少々登場しています。
マイダス全キャストと相関図まとめ
このドラマは、非常に展開が早く、スピード感のあるドラマでした。
ついこの間まで共謀していたと思ったら、今度は敵対しているという、少し目を離したら展開が大きく変わっているドラマです。
権力、嫉妬、裏切り、愛憎などドロドロ要素満点のドラマですが、次に何が起こるかわからないというハラハラ感も加わって、ついついハマってしまう人が続出するのではないかと思います。
特に、野心に満ち溢れているイネと出会った事で、ドヒョンがお金のためになりふり構わず仕事に熱中するようになり、常にイネと行動を共にしていますが、イネにとってドヒョンは単なる駒でしかなく、用が無くなったら捨てるという展開が、唖然としてしまいました。
イネは人を愛することができないというワードが時々出ていましたが、果たしてドヒョンに対してどのような感情を持っていたのか、ドラマを見終わっても判断がつきませんでした。
個人的には、本当は少しドヒョンに惹かれていて欲いなと思いました。
また、イネを演じたキム・ヒエがとても綺麗で、そんな綺麗な女優さんが少し悪い役を演じていられるので、とてもドキドキしてしまいました。
さて、そんなハラハラドキドキの展開が見所のドラマ、マイダスをぜひご覧ください。