再生回数165億回にも及び、制作費96億円を費やされ、さらには中国のトップ俳優が集結した本格宮廷愛憎劇、如意伝(如懿伝)にょいでん~紫禁城に散る宿命の王妃~の全出演キャストを相関図から全キャストの画像付きでまとめました。
中国版エミー賞4冠にも輝いた、話題作でもあります!
ヒロインの如懿(にょい)は、乾隆帝(けんりゅうてい・皇帝)と幼馴染でありながら、慕い合っていました。
乾隆帝は、如懿を皇后として娶りたいと考えていましたが、その想いはかなわず如懿を側室に迎えます。
お互い想い合い、変わらぬ愛を誓い合う二人でしたが、後宮での嫉妬や欲望によって、如懿の運命は大きく変わることとなります。
このドラマは、そんな嫉妬や欲望の中、乾隆帝との関係に陰りが見えてもなお、乾隆帝を一途に想い、皇后へと上り詰めた如懿を描いた物語です。
そんな嫉妬と欲望に満ちた後宮で、波乱万丈な人生を歩む如懿には、『女帝(エンペラー)』『クラウドアトラス』(ハリウッド作品)に出演し、中国4大女優の1人でもある、ジョウ・シュンが演じています。
またそんな如懿を愛するも、後宮の妃たちとの間で葛藤することとなる乾隆帝には、『女医明妃伝~雪の日の誓い~』など多くのヒット作品に出演し、一躍トップスターとなったウォレス・フォーが演じます。
その他、『二度目のロマンス』のチャン・チュンニンやジン・チャオ、『至福のとき』のドン・ジエが出演しており、またヴィヴィアン・ウーやジョアン・チェン等、レジェンド級の名俳優も華を添えるなど豪華出演陣にも注目の作品です。
そんな見所満載な如意伝(如懿伝)の相関図からキャストと登場人物を画像付きで解説させていただきます♪
目次
如意伝(如懿伝)キャスト相関図から登場人物を画像付きで総まとめ
出演キャストと相関図をご紹介していきます♪
相関図がこちら♪
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引用元:公式サイト
それでは登場人物と役柄をみていきましょう♪
ジョウ・シュン/烏拉那拉如懿(かんひうらならにょい)役
引用元:公式サイト
嫻妃。
先帝皇后である烏拉那拉(うらなら)氏を伯母に持ち、後の皇帝となる弘暦(こうれき)とは幼なじみでした。
地位などに興味がなく、ただ愛する人に添い遂げる事ができれば幸せだと感じており、弘暦の妃を選ぶ福晋選びにも特に興味を持っていませんでした。
弘暦から福晋選を手伝って欲しいと言われ向かうと、自分自身が福晋に選ばれてしまいます。
最初は戸惑いますが、弘暦からの愛を受け止め、弘暦に添い遂げる決心をします。
幸せな結婚生活を送れるかと思った矢先、先帝が亡くなり弘暦が新皇帝に任命された事で、如懿の人生は大きく変わります。
伯母の一件もあり、弘暦の母である皇太后から疎まれていましたが、如懿は皇太后のために行動し皇太后からの信頼を獲得します。
そして、青桜(せいおう)と言う親からもらった名を捨て、新しい名前をつけて欲しいと皇太后にお願いし、如懿と言う名前を賜るのでした。
しばらくして弘暦が寵愛する白蕊姫(はくずいき)が懐妊し、名前を考える弘暦に子供の名前はどれがいいか尋ねられても、如懿は嫉妬する事なく仲睦まじく弘暦と会話を楽しみます。
この直後、白蕊姫の子が死産となり、他の妃の子供も亡くなった事で、如懿はあらぬ疑いをかけられ冷宮(らんごん、幽閉場所)に送られてしまうのでした。
この冷宮行きは、如懿(にょい)が争いに巻き込まれないようにするための処置でもありましたが、冷宮に行ってもなお、如懿は狙われ続けます。
欲望渦巻く妃たちの嫉妬の的となっている如懿ですが、後宮の中で海蘭(はいらん)という妃の事を可愛がり、自身がなさげだった海蘭を自立させました。
難産で出産後も体調が戻らない海蘭を如懿は優しく見守ります。
如懿と海蘭の絆は非常に固く、お互い信頼する存在となっていきます。
冷宮から戻った後、皇后であった琅嬅(ろうか)が病死すると如懿は皇后に昇格します。
弘暦(こうれき)との間に、皇子(男児)と公主(女児)が産まれ幸せな一時を過ごします。
しかし嫉妬にまみれた後宮で平穏な日々はそう長く続きません。
ある時、娘である公主が犬に襲われてしまいます。
弘暦と共に娘の無事を祈る如懿ですが、その願いは叶う事はありませんでした…。
如懿は、ただ皇后の座に座ると事よりも、弘暦と添い遂げる事ができればそれで良いと考えていました。
凌雲徹(りょううんてつ)との仲を疑われるようになった頃から、弘暦とは意見が合わなくなり、わだかまりが生じるようになります。
そして、如懿は自ら皇后の座を降りる決意をするのでした。
ウォレス・フォー/ 愛新覚羅 弘暦(あいしんかくら こうれき)役
引用元:公式サイト
乾隆帝(けんりゅうてい)/弘暦(こうれき)
幼い頃から兄妹のように育った青桜(如懿)に想いを寄せ、自身の妃に迎えたいと考えていました。
福晋を選ぶ儀(妃を選ぶ儀式)に青桜(如懿)を誘います。
そしてそこで、青桜を嫡福晋(せいしつ)に選び、富察琅嬅を側福晋(側室)に選びますが、青桜の親族に問題が発生したため、青桜の嫡福晋を諦めざるを得なくなります。
どうしても青桜を妻に迎えたい弘暦は、皇帝に直談判し青桜を側福晋にする許可を得るのでした。
青桜を愛するが故、青桜に執着するのですが、その想いこそが周りの女性の嫉妬となり、青桜どころか、自分自身までも苦しめていくこととなります。
チャン・チュンニン/珂里葉特海蘭(はいじょうざい けりぇて はいらん)役
引用元:公式サイト
海常在(はいじょうざい)。
どこか自身が無さげで、おとなしい性格な事もあり、高晞月(こうきげつ)に目を付けられいじめられています。
そんな自分を守ってくれる如懿を頼っていましたが、如懿が冷宮に送られることになるとさらに自分に対するいじめが酷くなります。
冷宮にいる如懿に泣きつきますが、自分の身は自分で守るように勇気づけられ、1人で立ち向かう決意をします。
この出来事がきっかけで、再度弘暦からの寵愛を受けるようになると、後半では如懿を支え、後宮の中でも中心人物として力をふるううこととなります。
前半と後半とで、成長著しい登場人物の1人です。
ドン・ジエー/富察琅嬅(ふちゃろうか)役
引用元:公式サイト
皇后。
富察氏一族は名家で、権力がある家柄であるため、琅嬅(ろうか)の嫁ぎ先は強い後ろ盾を得ることになるため、弘暦の福晋選びでは弘暦の母、鈕祜禄(ニオフル)氏の後押しがありました。
福晋選びにて、一度は嫡福晋に選ばれそうになりますが、遅刻してきた青桜に嫡福晋の座を奪われるという屈辱を味わいます。
青桜(如懿)の親族の起こした事件がきっかけで青桜(如懿)の嫡福晋が無くなると、再度が自分が嫡福晋に選ばれます。
その後、弘暦が皇帝となると自身も皇后となり、後宮をまとめる皇后としての力を果たしますが、自分にあるのは皇后としての地位であって弘暦からの愛では無いと感じています。
その事もあり、多くいる妃の中でも如懿に対してはライバルとして警戒しています。
トン・ヤオー/ 高晞月(こうきげつ) 役
引用元:公式サイト
慧貴妃(けいきひ)。
青桜(如懿)、琅嬅とともに福晋選びの儀に参加します。
青桜(如懿)がなければ、側副晋に選ばれる立場でしたが、最終的に青桜(如懿)が側福晋に選ばれたため、自身は格格(げげ)という立場(格格は福晋より下)で弘暦の元に嫁ぎますが、すぐに側福晋へと昇格します。
弘暦が青桜(如懿)に執着し、最初こそ相手にされていませんでしたが、自分はいつまでも今の地位にいるような女では無いと、野心に満ち溢れています。
また、嫉妬深く癇癪もちで後宮では厄介な存在です。
さらには、海蘭(はいらん)の事が気に入らず、陥れたり、ひどくいじめたりするなど印象は非常に悪いです。
また、それでいて弘暦の前にいる時の態度時たら180度異なり、なぜ弘暦はこのような女性を相手にするのだろうと不思議に思うほどです。
リン・チュン/ 衛嬿婉(えいえんえん) 役
引用元:公式サイト
女官→妃。
弘暦と純嬪蘇緑筠(そくりょういん)の子である第一皇子に仕える女官でしたが、弘暦に見初められ後宮入りを果たします。
侍衛の凌雲徹(りょううんてつ)と恋仲でしたが、弘暦に見初められるや否や自身の地位を得るために、凌雲徹をあっさりと捨ててしまいます。
貧しい家柄出身であって、このチャンスを逃すまいという思いが強く、後宮に入ったのちは自身の地位を高めようと、多くの人を陥れていきます。
さらには、かつ恋仲出会った凌雲徹が、如懿を慕っている事を知ると、嫉妬心からか如懿を陥れようとしますが、結果的には凌雲徹を失うこととなります。
ドラマの後半に、後宮を引っ掻き回すことになる悪女です。
ジン・チャオ/凌雲徹(りょううんてつ) 役
引用元:公式サイト
侍衛(じえい)。
如懿が送られた冷遇に配置されていた侍衛です。
恋人の嬿婉(えんえん)に捨てられた時、ヤケ酒をしているところを如懿(にょい)から声をかけられていました。
その頃は特に如懿に対してなんの感情も覚えていませんでしたが、冷宮に送られてもなお狙われる如懿を幾度となく救います。
如懿が冷宮を出たのち、如懿によって前途ある地位を与えられます。
徐々に如懿を慕うようになりますが、皇后までなった如懿の立場を理解しているため、如懿のピンチには救い、遠くからでも見る事ができればそれで幸せだと考えていました。
しかしそんな如懿を慕う気持ちが、如懿の廃位を狙う者たちに悪用されてしまうのでした。
リー・チン/寒香見(かんこうけん)役
引用元:公式サイト
容貴人(ようきじん)。
弘暦に見初められたことで後宮へ来ることとなりますが、将来を近いあった許婚がいました。
しかし、弘暦に見初められたことがきっかけでその許婚を失ってしまいます。
そのため、弘暦に冷たい態度を貫きます。
そして、生きる希望すら失っていましたが、如懿の説得で生きることを決意します。
弘暦に仕え、後宮での生活を決心しますが、子供を身籠もらないようにするためにはどうしたら良いかと如懿に尋ねるのでした。
ヴィヴィアン・ウー/鈕祜禄(におふる)氏役
引用元:公式サイト
皇太后。
弘暦の母親であり、野心に満ち溢れた人間ですが如懿と接する内に変化していきます。
弘暦の結婚によって、自分たちの一族の地盤を固め、繁栄することを一番に考えています。
自分にとって邪魔な存在である青桜の伯母、烏拉那拉(うらなら)氏を巧みな手段で陥れます。
しかし、息子である弘暦が青桜に執着していたことが、自身にとって思いもよらぬ誤算となるのでした。
皇帝の決めたことであればと、側福晋に青桜を迎え入れることを受け入れますが、青桜の事が気に入りません。
しかしあることがきっかけで、青桜に如懿という名を授け、それからというもの如懿を理解し信頼しています。
チェン・ハオユー/葉赫那拉意歡(えほなら いかん)役
引用元:公式サイト
舒貴人(じょきじん)。
弘暦に見初められ、後宮入りします。
子供を授かりたいと思い、処方された子宝の薬を飲んでいましたが中々子供には恵まれませんでした。
もう子供の事は諦めようと、その薬を飲むのをやめたすぐ後に懐妊しますが出産後子供は亡くなってしまいます。
また、弘暦から子宝の薬であると言われて飲んでいた薬が避妊薬であることを知っていた意歡(いかん)は弘暦にそのことを言及しますが、弘暦との仲を修復する事は不可能だと察し絶望の淵にたたされます。
そして、意歡は極端な選択をすることになるのでした。
ハー・ホンシャン/白蕊姫(はくずいき)役
引用元:公式サイト
玫答応(まいとうおう)。
これぞ小悪魔という言葉がピッタリなキャラクターです。
琵琶を弾く芸妓であった時に、弘暦に惚れられ後宮入りします。
可愛らしい顔で、若いこともあり、弘暦から寵愛を受けたことで完全に調子に乗ります。
そのため、他の妃に対しても無礼を働くこともしばしばあります。
誰に対しても物怖じせず、後宮を引っ掻き回す存在となります。
フー・カー/蘇緑筠(そりょくいん)役
引用元:公式サイト
純嬪(じゅんひん)。
嫉妬や欲望渦巻く後宮で、どちらかというと青桜や海蘭に気遣っていました。
あまり事を荒立てず、波風を立てないでいるタイプです。
皇后であった琅嬅(ろうか)が病死すると、ひょっとすると自分が皇后になれるのではないかと多少の期待をかけますが、残念ながら皇后の座につく事はできませんでした。
とはいえ、地位や権力、後継者争いのために人々を陥れようとする妃とは異なり、自分の置かれた状況を受け入れるタイプの妃です。
シン・ジーレイ/金玉妍(きんぎょくけん)役
引用元:公式サイト
嘉貴人(かきじん)。
異国から嫁いできました。
琅嬅や(ろうか)高晞月(こうきげつ)と一緒にいることが多いです。
そのせいか、自分の地位を脅かす人を陥れたり、いじめたりと私欲のために手段を選びません。
しかし、自分自身で手を下すというよりは、他の妃の嫉妬をあおり助言したりして、自らに罪が及ばないため、非常に質の悪いキャラクターです。
チェン・シャオユン/ 惢心(ずいしん) 役
引用元:公式サイト
如懿の侍女。
如懿の侍女で、如懿が嫁いできてから仕えています。
当初、阿箬(あじゃく)から自分の主人を守れないで侍女は務まらないと注意されていましたが、如懿から一番信頼される侍女へと成長します。
物事を一歩引いたところで静観し、大切なところを抑えることが出来ます。
弘暦に仕える李玉や侍医と親しく、この両名から想いを寄せられています。
最終的には侍医の元に嫁ぎます。
ツォン・イーシュエン / 阿箬(あじゃく)役
引用元:公式サイト
如懿(青桜)の侍女。
如懿が後宮に入る前からの侍女です。
如懿が後宮に入った後についた侍女の惢心(ずいしん)を見下したり、他の女官に暴言を吐くなど、上から物を言うところがあります。
また思ったことをすぐ口に出すところもあり、如懿から指摘される事もしばしばあります。
しかしそれは自分の美しさに如懿が嫉妬しているからだと思い込んでしまうと言う残念な女性です。
そのため、如懿を陥れようとしている妃たちと結託し長年支えてきた如懿を盛大に裏切ります。
さらには、弘暦に見初められ品位を賜りますが、如懿が冷宮から戻ってきた後、運命は変わっていくことになります。
ホアン・ヨウミン/ 李玉(りぎょく) 役
引用元:公式サイト
太監(たいかん)。
弘暦に仕えており、後宮で起きた出来事を随一弘暦に報告します。
また、如懿に仕えている惢心(ずいしん)と親しく、密かに想いを寄せています。
そのため、如懿と関わる事も多く、数多くいる妃の中でも如懿の事を気にかけています。
また、弘暦の事も誰よりわかっており、物事がうまく進むように便宜を図ります。
ジョアン・チェン/ 烏拉那拉(うらなら)氏 役
引用元:公式サイト
雍正帝(ようせいてい)皇后(先帝皇后)。
青桜の伯母であり、青桜を可愛がります。
また、ライバルでもある鈕祜禄(ニオフル)氏に陥れられ、禁足の刑となってしまいます。
そして自分の息子の皇位もはく奪され、自分たち一族の未来はすべて青桜にかかっていると青桜に想いを託します。
そして、青桜に必ずや皇后になるように託し、この世を去ります。
如意伝(如懿伝)全キャストと相関図まとめ
このドラマは、中国の宮廷ドラマとして1位2位の人気を争うドラマの一つです。
もう一つの宮廷ドラマは『瓔珞<エイラク>〜紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃〜』です。
またこの二つのドラマは同じ舞台、同じ人物がモデルとなっているのですが、描かれ方がかなり異なっています。
ドラマの後半では悪役として描かれていたエイラクとは逆に、どんな逆風にも負けず最後まで皇帝への愛を貫く悲劇のヒロインを描いたのが如意伝(如懿伝)です。
その他の登場人物も描かれた方がだいぶ異なるので、長編のドラマではありますが見比べると面白いと思います。
またこのドラマを見ていると、非常に頭が混乱する事態になります。
なぜかというと、皇帝である弘暦が如懿に想いを寄せていて、如懿を正室にしておきたかったのにそれが叶わず、直談判して側室にしているのですが、そんなにも如懿を溺愛していているのに、ちょっと見逃した隙に妃が増えているからです。
皇帝として世継ぎを妃に産ませなければならない時代ではありますが、そんなに如懿を好きなら妃を娶ることに多少の抵抗をしたら良いのに、可愛い女性を見るとすぐに惚れてしまう皇帝を見てると、ドラマの後半にはまたかという思いでいっぱいになります。
そんな皇帝の行動に妃たちが不安を覚え、様々な事件が起きるのに…と思いながら見てましたが、最後に如懿がその思いをそのまま皇帝にぶつけて後宮を去って言ったのがなんとも言えませんでした。
ちょっとネタバレしてしまいましたが…登場人物のそれぞれの状況の変化が多く、多少混乱しがちなドラマではありますが、非常に面白いドラマです。
そんな見所満載なドラマ、如意伝(如懿伝)をぜひご覧ください!