男が愛する時は、2013年に韓国で放送されたラブストーリーです。
母親に捨てられ、のちのヤクザに拾われたことで高利貸だった過去を持つ主人公のハン・テサンは、完璧なルックスと大人の色気を持ち合わせ、日本でも多くの人気を誇るトップ俳優ソン・スンホンが演じます。
荒れ果てていたヤクザ時代は、悪い感じと男くささを感じるキャラクターであり、一方で女性に慣れておらず、恋愛に関しては不器用でありながらピュアな一面を持ち合わせています。
そして、そんなハン・テサンが一途に愛する女性、ソ・ミドは子供時代にモデル経験を持ち、“明日に向かってハイキック”で一躍有名になった、シン・セギョンが演じます。
ミドは父親が借金をしていたことで、取立てにきたテサンと出会います。
このことがきっかけで、ミドとテサンの関係が発展していくことになりますが、時を同じくして近所でイ・ジェヒとも出会っています。
ミドはこの後、ジェヒと出張先のグアムで再会したり、一緒に働くようになることで2人の男性の間で揺れ動くことになります。
テサンの恋敵役となるイ・ジェヒを“アラン使道伝”に出演し、若手注目俳優だったヨン・ウジンが演じています。
放送当時は、まだまだ若手注目株であったシン・セギョンやヨン・ウジンはこの後多くの話題作で主演を務めていますので、今見るとかなり豪華なメンバーだなと感じます。
またテサンはミドとジェヒを金銭面で支援している関係性もある中での、ラブトライアングルは非常に見所満載です。
そんなラブトライアングルに注目の男が愛する時の相関図からキャストと登場人物を画像付きで解説させていただきます♪
目次
男が愛する時全キャスト画像付きで相関図から登場人物を総まとめ
出演キャストと相関図をご紹介していきます♪
相関図がこちら♪
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それでは登場人物と役柄をみていきましょう♪
ソン・スンホン/ハン・テサン役

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ゴールデンツリー社長。
この物語の舞台となる7年前、テサンが高利貸しの室長をしていました。
そんなテサンは、ミドの父親が営む本屋に取立てに行きますが、そこでミドと出会います。
当時浪人生だったミドがヤクザであろうが果敢に挑んでいく姿を、昔の自分に重ね合わせたテサンは利子をチャラにし少しずつ返済する約束をします。
しかし、その行為に不満を持ったテサンのボスであるデグァンにテサンは責められます。
デグァンが投げたグラスを片手で掴み、怒りでグラスを握り潰します。

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デグァンが目と拳に殺気が満ち溢れていたから、俺が拾ったと言っています。
この、ぶつけようの無い怒りを押さえ込んでいるようなこの表情は、実業家として成功した後も時々出てくるため、テサンの特徴だと思います。
この後、チャンヒがデグァンを殺してしまった事件以降、テサンはヤクザから足を洗い、実業家と成功し、その後もミドを経済的に支援するのでした。
それから7年後テサンはゴールデンツリーの社長となりますが、ソンジュと訪れたレストランでミドと再会します。
そしてテサンはある事情があって女性客に絡まれていたミドを外に連れ出します。

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学費を支援しているはずなのになぜバイトをしているのかとミドに尋ねると、父親が入院してしまったことを知ります。
そしてテサンはミドをゴールデンツリーに入社させます。
テサンは仕事が終わるとミドの家に一緒に行き、本屋の片付けをしますが、テサンがここで突然ミドに「一緒に暮らそう」「結婚しよう」とプロポーズします。
このシーン2話で展開されていて、かなりハイスピードでストーリー展開されます。
この時はミドに受け入れてもらえませんが、諦めることなくミドにアタックし2人は付き合うことになります。

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テサンにはミドしか見えてないし、ミドのために恋愛の秘訣などを調べるなどしてミドのために尽くします。
10歳以上も年下のミドに可愛いと言われ、ミドに強気に出られてもなんでも許しちゃいます。
この時は幸せいっぱいなテサンですが、そんなにすんなり結ばれてハッピーエンドなんて韓国ドラマじゃありません。
そしてミドから別れたいと切り出されてしまいます。

切ないですねー、テサンの愛が重すぎるんでしょうか。
一時もミドと離れたくないテサンと、自分の夢を追いたいミドとで2人の間に亀裂が入り始めます。
テサンは敏感なので、ミドが自分から離れたいと思っているんじゃないかと感じ取っていましたが、テサンにとって受け入れがたいミドの決断でした。
この展開もまだまだ中盤の出来事です。
この後、テサンの怒りが爆発する出来事が発生します。
果たして、テサンはミドとどのような結末を迎えるのでしょうか?
シン・セギョン/ソ・ミド役

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ゴールデンツリー社員。
7年前浪人生だったミドは、低所得者に配給されるお米を父親の代わりに受け取りに行った場でジェヒと出会いますが、この時はお米を運んでもらうだけでした。
その直後ミドは、父親の借金を取立てに来たテサンと出会うのでした。
自殺を図ろうとした父親が自宅の前でヤクザに暴行されている所を、ミドは果敢に助けに入り、借金は私がなんとかすると啖呵をきります。
借金返済の約束の日、ミドはテサンに借金の分だけ自分を買うのはどうかと提案しますが、テサンは利息は免除するから、少しずる返済するように伝えミドに手をつける事はありませんでした。
さらに、チャンヒ経由でテサンから通帳を渡されたミドはテサンに会いに行くのでした。

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テサンからの援助を断るミドでしたが、テサンは通帳を受け取らずその場を後にしてしまいます。
支援されたお金には手をつけず、そのまま返そうと思っていたミドでしたが父親が入院してしまった事で、テサンのお金に手をつけざるを得なかったミドは、バイトを行いながら就職活動をしていました。
そしてミドは、そのバイト先でテサンと再会し、それがきっかけでミドはテサンの会社に入社することになるのでした。
ある時グアム出張に行くことになったミドは、1人でグアムを満喫していました。

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そこで、ミドはジェヒと偶然再会します。
顔に見覚えがありつつもジェヒに気がつかなかったミドですが、後からジェヒであることに気がついてからは、2人で楽しい一時を過ごすのでした。
ミドによってジェヒは、一緒にいて気を遣わずにいられる存在であるのだと思います。
一方で、テサンからの好意を素直に受け取れないミドですが、ソンジュの存在に嫉妬したりします。
ミドは出張から帰国後テサンからのアプローチを受け入れ、交際をスタートさせます。
そして、ジェヒがゴールデンツリーの本部長として赴任した事で、ミドの心は大きく揺れていくのでした。
果たして、ミドはテサンとジェヒ、どちらを選択するのでしょうか。
ウン・ヨジン/イ・ジェヒ役

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ゴールデンツリー本部長。
チャンヒの弟で、ジェヒもまたテサンから金銭的な支援を受けて名門大学を卒業することができました。
ジェヒは7年前、お米の配給場でミドを見かけ、ミドのお米を運ぶ手伝いをしたりする出会っていました。
そして、7年後グアムを旅している時、自分の撮った写真にミドが写っている事に気がついたジェヒは、ミドに声をかけ2人は自然と一緒の時間を過ごします。

ジェヒはミドに惹かれていましたが、ミドに告白する事はできませんでした。
韓国に帰国すると、ミドに会いたい一心で本屋に行きますがミドに会えませんでした。
しかしその夜、ミドを見かけ半ば強引にミドを食事に誘います。
ミドから、好きになりそうな人がいると言われてしまいますが、ジェヒはひかず実家の本屋の前で思わずミドの頬にキスをします。
この時、店にはテサンがいてニヤミス、ヒヤヒヤな展開です。
そんなジェヒは、恩人であるテサンの会社ゴールデンツリーの本部長として赴任することになり、驚く出来事が発生します。

引用元:公式サイト
ゴールデンツリーにはミドが働いていたのでした。
ミドへの気持ちが諦めきれないジェヒは、驚きつつもまだチャンスがあると信じミドにアタックし続けます。
しかしジェヒは、ミドの相手がテサンである事を知りショックを受けます。
ですが、ミドを見続けているジェヒはミドの気持ちに気付き、相手がテサンであろうとミドを諦めず、ミドを自分の女性にしようとテサンに立ち向かうのでした。
ミドに対して、不器用ながらもミドを思うテサンに対して、自分の気持ちを真っ直ぐにミドに伝え、アプローチしていくジェヒは男らしく感じました。
キム・ソンオ/イ・チャンヒ役

引用元:公式サイト
テサンの右腕。
ジェヒの兄で、高利貸時代のテサンの部下でした。
ミドの父親への取立てにはチャンヒもいました。
よって、ミドにとってチャンヒの印象はよくありません。
デグァンがテサンにとどめをさそうとしたところを、チャンヒが阻止し逆にチャンヒがデグァンを殺してしまうのでした。
また、唯一の家族であるジェヒをまともな人間にさせたくて、留学させようとしていました。
そのこともあり、チャンヒはテサンにジェヒの事を頼み、出頭するのでした。
そして物語が進むにつれチャンヒは、ジェヒがテサンの恋人ミドに恋をしていることに気が付き、ミドのせいでジェヒ、テサン、そして自分との関係が壊れていくと考え、元に戻そうと考え、ある行動にでてしまうのでした。
チェ・ジョンアン/ペク・ソンジュ役

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テサンの事業パートナー。
ソンジュは、テサンのボスであったデグァンの愛人だった過去を持ちます。
しかしデグァンの愛人だった頃からテサンが気になっていたようで、7年経ってテサンが成功してからは事業パートナーとしてテサンの近くにずっといます。
そして、テサンに幾度となくアプローチしますが、テサンにはミドしか見えておらず、そのことに気づいてからは、ミドにもしばし牽制するのでした。
自分のことが好きなク社長に、テサンの事をお願いするなど、ク社長のプライドをへし折ることもしばしばありました。
ミドと異なり計算高い一面が見られます。
イ・チャンフン/ク・ヨンガプ役

引用元:公式サイト
金融業社長。
テサンのボスであったデグァンとは旧友でありましたが、デグァンの愛人であるソンジュに想いを寄せていました。
デグァンが殺された場に、自分も居合わせていましたが、止めることなくその場を見ているだけでした。
想いを寄せているだけあって、ソンジュがテサンを好きなのは一目瞭然で、テサンを手に入れるためなら自分を利用するソンジュにプライドをズタズタにされてしまいます。
そのため、テサンを窮地に追い込んだり、邪魔をしたりします。
ソンジュに執着しているようにも見えますが、ソンジュが事故を起こして病院に運ばれた際は、血相を変えてソンジュの元に駆けつけるところを見ると本当にソンジュの事を想っていたように思います。
チョン・ヨンスク/ユン・ホンジャ役

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テサンの母親。
小さな食堂をしているユン・ホンジャは、2人の息子を捨てた過去を持ち、2人の息子に見つからないように過ごしていました。
アイドルを目指すミドの弟ミジュンの後輩トリが、ホンジャのお店でバイトをしているというなかなか世間は狭いなと思わせる人間関係です。
ある時、テサンが訪れた事をきっかけに、親子の絆を取り戻すことができたのでした。
男が愛する時全キャストと相関図まとめ
男が愛する時は、タイトル通りのラブストーリーが展開されています。
主人公のハン・テサン、ミド、ジェヒの三角関係だけでなく、テサンを想うソンジュとそのソンジュを想うク社長といったように、愛情の矢印が一方通行すぎるところがこのドラマの特徴と言っても良いかもしれません。
テサンとジェヒに想いを寄せられるミドの愛の方向も、テサンに行きかけては、ジェヒに傾いたりと中々定まりません。
テサンと決別し、ジェヒに行ったかと思いきや、テサンを気に掛けるミドを見てると、視聴者によってはイライラするとことろでもあるのかもしれません。
イライラまでは思いませんでしたが、ミドは小悪魔だな〜と感じました。
韓国ドラマでは主人公とヒロインの恋の絆が強すぎで、恋敵役には1ミリもチャンスがなさそうなヒロイン設定が多いように思いますが、このドラマはヒロインの揺れ動きが激しいので個人的には好きなキャラクター設定です。
前半は、テサン、ミド、ジェヒの三角関係要素が非常に強いですが、後半はそれに加え、テサンの生い立ちに関する展開が強くなります。
そんな、登場人物それぞれの切ない恋愛模様満載の男が愛する時をぜひご覧ください!!