シンデレラの涙は、母と娘の復讐劇を描いたドラマで、2014年下半期視聴率NO.1(総合編成チャンネル)を記録,するなど、韓国中を震撼させたドラマでもあります。
養護施設でユン・チャヨンとチャ・ソンタンは兄妹のように育ちますが、施設で起きた火災をきっかけに2人は離れ離れとなります。
チャヨンは祖母の元で育ち、ソンタンはイ・ギヒョンとして育っていました。
チャヨンの祖母ウンジャが亡くなった事で、チャヨンは自分を捨てた実の母親がユ・ソンギョンである事を知り、復讐すべくソンギョンに近づくのでした。
ヒロインのユン・チャヨンには、“夢見るサムセン”“伝説の魔女”のホン・アルムが、イ・ギヒョン(ソンタン)には、“花ざかりの君たちへ”のソ・ジュニョンが演じています。
また、チャヨンの実の母でチャヨンと壮絶なバトルを繰り広げる、野心溢れる冷徹な母親ユ・ソンギョンには“国民的悪女”“史上最悪の母親”とまで呼ばれる演技力を見せた、パク・チヨンが演じます。
また、ソンギョンの娘で、チャヨンのライバルとなるチン・ジェインには新人女優のユンソが、チャヨンを近くで見守り、支え、そんなチャヨンを愛してしまうチン・ヒョヌンにはイン・ギョジンが演じています。
チャヨンとソンギョンの復讐劇に、チャヨン、ギヒョン、ジェイン、ヒョヌンの4人の恋模様が壮絶に描かれており、非常に内容の濃いドラマとなっています。
そんなドロドロで、ドキドキの連続なシンデレラの涙の相関図からキャストと登場人物を画像付きで解説させていただきます♪
目次
シンデレラの涙全キャスト画像付きで相関図から登場人物を総まとめ
出演キャストと相関図をご紹介していきます♪
相関図がこちら♪
※画像をクリックすると大きくなります

引用元:韓国サイトより当サイトにて翻訳
それでは登場人物と役柄をみていきましょう♪
ホン・アルム/ユン・チャヨン役

ソンギョンの実娘。
母親に捨てられ、祖母のウギョンに育てられますが、ウギョンが他界してしまいます。
ウギョンの遺品の中にボイスレコーダーを見つけたソギョンは、実の母親がソンギョンであることを知ります。
イ会長が援助してくれた事もあり、祖母の死から数年後チャヨンは実の母親が社長を務めるシンデレラデパートの就職面接を受けていました。
高成績で、ヒョンテからも気に入られますが、チャヨンの就職を望まないソンギョンに呼び出されます。

ソンギョンに、あなたの入社を反対する私を説得しなさいと言われます。
実の母だとわかっていながらも、気丈に意見するチャヨンが切ないです。
ヒョンテがチャヨンを社員として気に入った事もあり、なんとか就職できました。
ある時、チョ女史がデパートのトイレでお客様と揉めているところに遭遇したチャヨンは、ソンギョンがチョ女史を自宅に送り届けるのに付き添う事になります。
しかし、その事を利用してチョ女史を施設に入れようとしたソンギョンとそれを止めにきたヒョヌンとの揉め事に巻き込まれます。

ヒョヌンがその場を去ったあと、ふらついたソンギョンをとっさに気遣いますが、またも冷たい言葉をなげかけられます。
荷物も持たず、その場に置き去りにされたチャヨンはギヒョンに助けてもらう事になります。
シンデレラデパートに就職し、職場の同僚となったギヒョンと距離を縮めていきますが、ギヒョンはジェインと結婚を控えていたため、チャヨンは想いを押し殺していました。
ソンタンの記憶を取り戻したギヒョンと想いが通じ合いますが、ジェインと結婚を目前に控えたギヒョンを引き止めることはできませんでした。

しかしギヒョンに想いをぶつけたチャヨンは、2人で出掛けたこの時だけ幸せな一時を過ごします。
この時間がのちにチャヨンを幸せにもし、苦しめる事にもなります。
ギヒョンへの気持ちにケジメを付けようと、ギヒョンとジェインの結婚式に姿を表したチャヨンはソンギョンの指示により拉致されてしまいます。
たまたまチャヨンの窮地に気づいたヒョヌンによって、助けられます。
意識が戻ったチャヨンは、ヒョヌンにソンギョンを呼んで欲しいとお願いするのでした。

チャヨンが切り出す前に、拉致の事をあっさり認めるソンギョンに呆れつつ、怒りがこみ上げてくるのでした。
この後、チャヨンはヒョヌンにソンギョンの復讐のために協力し合わないかと切り出すのでした。
復讐のために、ヒョヌンと結婚を装いますが、ヒョヌンが自分に想いを寄せている事を感じ徐々に苦しむ事になります。
そして、自身にある出来事が発覚する事で、ヒョヌンに対して申し訳ない気持ちでいっぱいになります。
明るくて、人に優しくて、良い子なのにこんなにも災難ばかりで可哀想なチャヨンですが、果たして笑って、幸せに暮らせる日が訪れるのでしょうか?
ソ・ジュニョン/イ・ギヒョン(チャ・ソンタン)役

チャヨンの幼なじみ。
チャヨンと共に施設で育ちますが、離れ離れとなってしまいます。
チャヨンと離れたくないソンタンは、養子縁組を拒否していましたが、火災で全身やけどをおったチャヨンを助けてくれると言うドヨプを信じ、養子になることを決意します。
最初はギヒョンと呼ばれる度に、僕はギヒョンじゃないと反抗していましたが、ある出来事がきっかけでソンタンである記憶を無くしてしまい、ギヒョンとして育ちます。
旅に出て荷物を失くしてしまったため、2日連絡が取れなかっただけで取り乱した母親をハグして慰めます。

母親のご機嫌を直すのは、これが一番だとギヒョンは思っているんでしょうね。
婚約者でもあるジェインと仲睦まじい関係を築いていましたが、チャヨンが現れたことでギヒョンの心は揺れ動きます。
シンデレラデパートを解雇され、ヒョヌンの母の介護のためジェインの家に出入りするチャヨンに、今の仕事を辞めるようにお願いします。
理由を聞かれたギヒョンは、チャヨンのことが気になるからだと告げるのでした。

次々とチャヨンに降りかかる災難を、支えていくうちにチャヨンに気持ちが傾いていきますが、ジェインとの結婚式を直前に、ソンタンとしての記憶が蘇ります。
そして、ギヒョンはソンタンに戻り、チャヨンの元に戻ろうと婚約破棄を望みますが、とうとうジェインとの結婚式を迎えてしまいます。
チャヨンへの想いを抱えたままジェインと結婚生活を送りますが、ヒョヌンの結婚相手としてチャヨンが現れたため、ギヒョンはさらに苦しむ事になります。
パク・チヨン/ユ・ソンギョン役

シンデレラデパート社長。
チャヨンの父親である男性と恋に落ち、妊娠していましたが出産する費用に困り、窃盗してしまうほど貧困な暮らしをしていました、
しかし、そのことで男性は自殺、ソンギョンはあなたの息子と出会ったことで人生が狂ったとウンジャに言い放ち、自分が産んだ子を捨てます。
そして、自身はデパートの跡取りと結婚し、ジェインを自分の娘のように可愛がり育てるのでした。
ヒョンテの父親が他界したことで、デパートの実権を握り、手腕を発揮するのでした。
しかし、実の娘であるチャヨンがシンデレラデパートに入社したことや、ジェインの婚約者であるギヒョンと惹かれ合ってしまうなど、様々な因縁によってチャヨンと対峙していくこととなり、壮絶な母娘のバトルが繰り広げられます。
イン・ギョジン/チン・ヒョヌン役

ヒョンテの異母弟。
シンデレラデパートで働き、チャヨンとは上司と部下の関係で二人は知り合います。
自分に対して、物怖じせず意見をはっきり言うチャヨンとは言い合いになっていましたが、チャヨンと関わる事が増えるにつれ、チャヨンに惹かれていきます。
母親に対してひどい扱いをするソンギョンと対立することが多く、チャヨンと共にソンギョンへの復讐する事になります。
その復讐のためにチャヨンを結婚相手とし、ソンギョンたちに紹介する事になります。
自分は本当の夫婦になりたいと想うほどチャヨンを愛してしまったのに、チャヨンはギヒョンの事で傷ついていく姿を目の当たりにする事になります。
悲恋の主人公がチャヨンとなっていますはが、本当に悲しくて切ない恋をしているのはヒョヌンのようにも思えてきます。
ユンソ/チン・ジェイン役

ソンギョンの娘。
ソンギョンとヒョンテの娘ですが、実の娘ではありません。
チャヨンと同じ高校に通っていましたが、その頃からチャヨンに対して良く思っていませんでした。
裕福な家庭に育ったため、少し人を見下すようなところがあり、強気な態度をとりますが、実は傷つきやすい一面があります。
婚約者のギヒョンを愛していますが、ギヒョンがチャヨンに気持ちが揺れ動いているのに気づくやいなや、ギヒョンを自分から離さないようあの手この手を使います。
ユン・ダフン/チン・ヒョンテ役

引用元:公式サイト
ソンギョンの夫。
父親に自分の能力を認めてもらえず、変わりに妻が稼業を成功させたことで、少しずつ自分の居場所を失いはじめます。
ソンギョンに働かせてばかりいたことで、妻には頭が上がらず、家では実権があまりありません。
そんな事もあり、愛人がいたり、女性とお酒を飲んだりして、ドヨプに説教される事もあります。
後継問題に直面しそうな家系で育ちながら、その地位にこだわらない、このドラマの中で一番の平和主義者です。
イ・ジョンウォン/イ・ドヨプ役

貯蓄銀行社長。
息子を事故で亡くしますが、ある時養護施設の火災のニュースに息子と瓜二つのソンタンが映った事でソンタンを養子に迎えます。
父親のイ会長に反対されますが、その反対を押し切ります。
銀行業に温情は不要だと言い、仕事においては冷徹さを持ち合わせています。
同じく冷徹な野心家ソンギョンが弱みを見せることが出来る唯一の相手でもあります。
そのため、精神的に不安定な妻へジョンに嫌気がさす反面で、ソンギョンへの想いが募っていきます。
キム・ヨジン/パン・へジョン役

引用元:公式サイト
ギヒョンの養母。
ドヨプの妻で、ギヒョンの母親です。
息子のギヒョンが幼い頃、自身の運転する車で事故に遭い息子を亡くします。
しかし、養護施設にいたチャ・ソンタンがギヒョンに瓜二つだったことを理由に、ソンタンを養子に迎えます。
ある時、ソンタンが記憶を無くしてしまった事で、ソンタンをギヒョンとして育てました。
一度息子を失った経験があることから、ギヒョン(ソンタン)を溺愛し、連絡がつかないだけでパニックを起こすなど、精神的に不安定な部分があります。
パク・クニョン/チン社長

引用元:公式サイト
ジェインの祖父。
ソンギョンの夫、ヒョンテとヒョヌンの父であり、ジェインの祖父です。
イ会長同様自身で会社を築き上げますが、息子のヒョンテには任せられないと、出来るとこまで自分が仕事をしようと考えていました。
そして、心臓に持病を抱えており、医者に休養するよう促されます。
しかし、チン社長がヒョンテに継がさる意思が無いと知ったソンギョンに呼び出され、そこで発作を起こしてしまうのでした。
また、ヨンギョンが子供を捨て自身の息子と結婚した事を唯一知っている人間でもあります。
パク・ジョンス/チョ女史

引用元:公式サイト
ヒョヌンの母。
チン社長の後妻で、ヒョヌンの母親です。
血の繋がらない息子のヒョンテとその妻、ソンギョンとは対立する存在です。
しかし、そのヒョンテとの関係にはある秘密を抱えていました。
夫の生前は不自由なく暮らしていましたが、夫が他界してからは肩身が狭くなり、さらには進行の早い認知症になってしまいます。
ひょんなことからチャヨンと仲良くなり、チャヨンに介護してもらうことになります。
ユン・ジュサン/イ会長

引用元:公式サイト
ギヒョンの祖父。
チャヨンを幼い頃から気にかけており、ウンジャが営む魚屋に足を運んだりしていました。
ウンジャが亡くなったことを知ると、チャヨンの元に残った負債を肩代わりにチャヨンを援助します。
チャヨンには自分が何者かを告げず、チャヨンには自分が呼んだら30分以内に駆けつけるように約束させるなど、孫のように可愛がり、誰よりも心配しています。
チャヨンを養女に迎えようとしますが、それは家族に反対され諦めます。
チャヨンとの関係は、頑固なおじいさんと文句を言いながらも世話をする孫という感じで微笑ましい関係でしたが、実際の家族とは顔を合わせたらケンカになってしまう関係性で、チャヨンと接している時と違う顔をのぞかせます。
イ・ヨンイ/ユン・ウンジャ

引用元:公式サイト
チャヨンの祖母。
市場で魚屋を営んでいます。
自身の息子が自殺をしてしまい、息子との間にできた子供をソンギョンが捨てたため、チャヨンを育ててきました。
しかし、生活が苦しく泣く泣く養護施設に入れる事になります。
それでも、もう一度チャヨンと一緒に育てようと施設に申し出ますが、裕福な家庭にもらわれた方がチャヨンのためだからの施設の人に断られてしまいます。
ある時、施設で起こった火災にチャヨンが巻き込まれた事で、再びチャヨンを引き取る事になりますが、チャヨンが運ばれた病院で、チャヨンの実母ソンギョンらしき女性を見つけるのでした。
ソンギョンに、チャヨンの実母であることを認めさせ、引き取らせようと交渉しますが、持病もあったことが原因で倒れてしまうのでした。
シンデレラの涙全キャストと相関図まとめ
シンデレラの涙は、母娘の復讐劇とヒロインの悲恋が描かれたドラマです。
こういったドラマでは珍しく50話と短い作品ですが、かなり内容が濃い作品だと感じました。
このドラマの見所は、チャヨン(娘)とソンギョン(母親)の親子関係、チャヨンとギヒョン(ソンタン)の恋、ヒョヌンとチャヨンの関係、イ会長とチャヨンの関係、と満載です。
他キャラクターの背景もしっかり描かれているので、わかりやすいドラマだと思います。
個人的には、後半のヒョヌンとチャヨンの関係性が切なすぎでした。
ヒョヌンを選んだほうが良いのに…と思ってしまいましたが、そしたらドラマが終わってしまいますね。
幼い頃から苦労したチャヨンに、これでもかという災難が降りかかり、それが実の母親が仕掛けてたりするので、ドロドロ感は否めませんが、そんなチャヨンを支えるイ会長と秘書さんの存在は、安心感がありました。
ドラマ自体、スピード感があるのでとても見やすい作品です。
メロドラマにしては、あまり複雑な人間関係ではないように思うので、見ようかな、どうしようかなと迷っている方にはおススメです。
そんな、ハラハラドキドキの展開が繰り広げられるシンデレラの涙をぜひご覧ください!