堀ちえみさんが舌癌のステージ4と診断され22日に手術することを公表されました。
ステージ4といえば他の臓器へも癌転移がある状態。
22日の手術では舌の半分以上を切除しご自身の皮膚に置き換えることと転移している首のリンパ節も切除し12時間以上に及ぶ大手術を受けることも発表されました。
違和感があったのは2018年の夏頃からだったようですが口内炎の薬をだされていたようです。
舌癌の初期症状と口内炎は似ているのでしょうか?
見分け方はあるのでしょうか?
専門家は今回のことをどのように見ているのでしょうか?
7人のお子さんはどう受け止めているのか調べました!
堀ちえみステージ4舌癌公表口内炎と見過ごし?
堀ちえみさんが自覚した違和感を時系列で並べてみました。
- 2018年夏、舌の裏側に小さい口内炎ができる。
- 病院でビタミン剤や塗り薬を出してもらうも改善せず痛みは増す。
- 2018年11月には歯科医院にてレーザーで焼く処置を受ける。
- 効果は無く、舌の裏側だけの症状では無くなり舌の左側面に硬いしこりが出来始める。
- 主治医から2016年から患っている初期のリウマチの薬が影響している可能性を話され薬を休止。
- リウマチの薬を止めるも2019年に入ってもしこりは増え続け、舌の左側に激痛が走る。
- 2019年1月21日に大学病院を受診し口腔がん(舌がん)であることが判明
この時のことを堀ちえみさんは「食べ物が沁み、喋るのが辛くなり、眠っていても痛みで夜中に目が覚めてしまうようになってしまった」とコメントをしています。
これは口内炎ではないと2019年1月21日に大学病院を受診したところ口腔がん(舌がん)であることが判明します。
時系列で見てみるとじわじわと症状が悪化しているのがわかりますね。
口内炎というのは長くても2週間ほどで治りますから原因も分からず本当に不安な日々を過ごされていたと思ます。
舌癌初期症状と口内炎は似ている?
堀ちえみさんも最初の違和感はただの口内炎と感じたように最初は口内炎との見分けがつきにくいです。
内科や耳鼻科、歯科でも口内炎と誤診しやすいそうです。
しかし口内炎であれば口内炎用のステロイド軟膏を使用することで最長でも2週間ほどで回復します。
舌癌と口内炎の見分け方としては2週間以上その口内炎(しこり)が改善しない場合、病院を受診し2週間以上治らないことを伝えたほうが良いです。
舌癌はまれに舌先の裏にできることもあるそうですが舌の先端や表面にできることはほとんどありません。
舌の両側の縁にできることが多いそうです。
専門家の見解
舌がんの典型的な症状は、舌の両側の縁の部分にできる硬いしこりです。これが歯にあたるなどして、出血や痛みを伴うこともあります。
特に、舌表面がざらつき、しこりが触れるほどになっているときには注意したほうがよいでしょう。
舌がんが進行すると、病変は潰瘍になり、持続性の痛みや出血、強い口臭といった症状が現れます。
また、早期の舌がんでも、首のリンパ節にがんが転移してしまい、急激に進行するものもあります。これは舌が筋肉の塊であり、血液とリンパの流れがよい部分だからです。つまり、良好な血流やリンパの流れにのり、がんが頸部へと飛びやすい環境であるということです。
自分で見て分かる部分なだけに自分で違和感を持ち受診される方も多いようです。
堀ちえみさんも眠っていても痛みで夜中に目が覚めてしまうようになったとコメントしていますからすでに口内炎のような状態ではなく、潰瘍のようになってしまっていたのでしょうか…。
早期に発見できたのではないかと思うと切ないですね。
ただ堀ちえみさんも主治医から「飲んでいる薬の副作用の1つに口内炎の症状が出る事もよくあるので薬を暫くストップして様子を見ましょう」と言われたとコメントしています。
この時の正直な気持ちを堀ちえみさんは金スマで激白されています。
2016年に患ったリウマチの薬の副作用とも考えられていたようですのですぐ舌癌の検査を!とならなかったのかもしれません。
家族の想い
連れ子も含め7人の子供のお母さんでもある堀ちえみさん。
子供さん達には直接話したり電話で伝えたりときちんと事実を伝えたようです。
皆ショックを受けていたとのこと。
当然ですよね。
堀ちえみさんは2015年に国指定の難病である特発性大腿骨頭壊死症で人工関節置換手術を行ったことを2018年5月にTVで公表。
2016年から初期のリウマチと神経障害性疼痛を患い薬による治療を続けていました。
2018年には交通事故で頸椎捻挫の怪我を負っています。
近くにいる家族は次々襲ってくる病魔や怪我と闘う姿を見ているのですから…。
末の娘さんと話た時、娘さんの言葉で生きる決心をしたとコメントされています。
「リウマチのお薬のおかげでやっと良くなって全身の痛みから解放されて」「今度は癌だなんて」「辛すぎる」でした。
この言葉を聞いた夜に、私は初めて泣きました。
「このまま治療せずに人生の幕を閉じてもいいのかなと正直そういう事も考えました。」公表せずにいようとも考えました。
私が「生きる」為に、頑張らなければと決心したのは、末娘の涙と言葉でした。
「お母さんは病気ばかりで可哀想な人生だった」と…
そういう思いを、子供たちの心に残したままで、闘いもせずに諦めて良いのだろうか…
主人と子供たち、家族の為に、私はまだ生きなければならない。そう気持ちを切り替えて、長く辛い闘病に、チャレンジする事を決意致しました。
引用:堀ちえみさん公式ブログ
まとめ
口腔がんの50~60%が舌癌だそうです。
私の知人も舌癌を患いました。
舌側面にずっと違和感はあったものの仕事が忙しく、病院になかなか行けず。
ある日食事をしたときものすごくおかしな味がしたそうです。
そして舌の激痛。
これはヤバいと病院に行ったと言っていました。
進行はしていたようですが、抗がん剤治療をし今も働いています。
堀ちえみさん自身が厳しいと言っているように状況は厳しいのかもしれません。
手術が無事に終わり元気な姿をまたTVで見られますように…。
心から応援しようと思います!
最近闘病している方の公表が多いですね。
病気によって闘病期間は様々だとは思いますが、1日でも早い回復を祈らずにはいられません…。
追記:術後の経過も良好のようで一安心です。
これから厳しいリハビリが続きますが頑張ってほしいですね。
読んでいただきありがとうございました!
トップ画像引用:公式ブログ